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三重 伊賀上野日帰り旅行④ 赤井家住宅「硝子雛展Ⅶ」

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 美味しいランチを食べた後に向かった先は、武家屋敷の赤井家住宅です。

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 こちらでは「硝子雛展Ⅶ」('23.2.3~2.12まで。入場無料)が開催されていました。
 今はもう終わっているのですが、この展覧会を観に、今回伊賀上野に行ったのです。
 
 全国各地で活躍されてるガラス作家34名による約100点のお雛さまの展示です。
 この展覧会、良かった~♡

 写真撮影OKだったので、ごくごく僅かですがお見せしますね。
 ピント甘々のところは見逃してくださいね(笑)

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 武家屋敷の和室の中に、小さなガラスのお雛さまがオシャレに並んでいます。

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 きれいですよね~。

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 これなんか手を広げてかわいいと思いません?^^

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 お庭をバックに。

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 黒と金でゴージャスなお雛さまです。

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 こちらは、お花に見えますが、お花の部分を下にして立てるとお雛さまになります。
 お雛さま以外の時期でもそのまま飾っておけるアイデア雛です^^

 写真はありませんが、お雛さまの頭の部分がトンボ玉になっていて、チョーカーやペンダントとしても使えるというのもありましたよ。
 お雛さまとしても、アクセサリーとしてもステキでした♡

 これらのお雛さまは全て購入できるようになっていて、私が行った日は会期終了の前日だったので、だいぶん売れて展示数も減っているとのことでした。
 
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 どれも本当にかわいくきれいでした。
 値段も2万円台のものが多く、比較的お手頃価格です。
 欲しいなと思うものがたくさんあったのですが、目移りして選びきれず今回は見送りました^^;
 この展覧会は毎年開かれていて、今回で7回目だそうです。

 かわいくきれいなガラスのお雛さまに囲まれて、華やかな気持ちになれる展覧会でした。
 できればまた来年も行きたいです^^
 
赤井家住宅
 住所:三重県伊賀市上野忍町2491-1 TEL:0595-51-7578
 開館時間:9時~17時
 休館日:水曜、年末年始(12/29~1/3)

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三重 伊賀上野日帰り旅行③ 昌苑の焼肉ランチ

 伊賀上野は城下町なので、風情のある建物がたくさん残っています。

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 この筋は武家屋敷の入交家(いりまじりけ)住宅がありました。
 今回は入らず、外観だけ見ました。
 茅葺の素朴な感じの家でしたよ。

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 そして、ランチに入ったのは焼肉ステージ昌苑(しょうえん)さんです。
 こちらでは伊賀牛がいただけます。

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 ランチメニューはこんな感じ。
 この他に数量限定のお得なメニューがあり、お店の人に「2人なら違う種類のメニューを頼んで、いろんなお肉を食べた方が良いよ」というアドバイスをもらい、焼肉B(税込1800円)と限定メニューのハラミとツラミのセット(2100円)を注文しました。

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 ロースとカルビの焼肉Bです。
 きれいなサシが入っていて、テンション上がります(笑)

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 こちらがハラミとツラミのセットです。
 見るからにお肉が柔らかそうです。

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 ランチにはお替りOKのライスとスープ、あとキムチとお肉を巻いて食べるサンチュ、そして1口デザートとしてパイナップルが付いていました。

 お肉、めちゃ美味しい!!
 特にロースはとろけます♡
 
 赤味のお肉も柔らかい!
 それでいて弾力もあり、お肉の旨味が広がります。

 タレはやや甘めで、サンチュで巻く用に辛味噌や、タテギと書いてあった辛みそ系の調味料もありましたが、そんな小細工せずにお肉だけを食べたい(笑)
 置いてありませんでしたが、塩やわさびでならいくらでも食べれそうです^-^
 伊賀牛、美味しいですね~。

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 いや~、このお値段で伊賀牛の焼肉ランチはお値打ちでした。
 大変美味しゅうございました^^
 ごちそうさまでした~。
 
焼肉ステージ昌苑
 住所:三重県伊賀市上野忍町2520-5 TEL:0595-24-3194
 営業時間:ランチ11時30分~13時30分(L.O.13時)、ディナー16時~21時(L.O.20時)
 定休日:水曜

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三重 伊賀上野日帰り旅行② 上野天神宮

 伊賀上野では'23.2.3~3.3まで、街のいろんなところにお雛さまが飾られます

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 ガラスが反射してお雛さまの写真は撮れなかったのですが、楽器店の前にビクターのシンボル犬のニッパーくんを発見。
 ニッパーくんは実は忍犬だったのですね(笑)
 
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 それらを見ながら向かった先は、上野天神宮(菅原神社)です。
 やはり地元の神さまにご挨拶をしとかなくてはね^^

 こちらの神社は、菅原道真公を御祭神として、古く上野村に祀られていた九社(くしゃ)神社を相殿として祀っているそうです。

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 楼門です。
 すごく立派ですね。

 獅子・狛犬の写真を撮ったのですが、1体が逆光で全然写っていませんでした-_-;

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 代わりに神馬の写真です。
 新しい石碑で修復記念とあったので、まだそんなに年数が経っていないのかきれいでしたよ。

 写真はありませんが、天神さんなので牛も数体いらっしゃいました^^

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 こちらは鐘楼です。
 楼門といい、鐘楼といい、神社というよりはお寺にあるような佇まいです。
 楼門と鐘楼は県指定有形文化財だそうです。

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 まだ新しく見える拝殿も立派でした。

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 社務所で御朱印をいただきました。
 さすがは菅原道真公の天神さま、しっかりとした楷書の美しい字です。
 そこに松尾芭蕉の処女作「貝おほい」奉納の社と書いてありました。
 「貝おほい」は、芭蕉が最初に作った自撰の俳諧発句合(はいかいほっくあわせ)の題名で、中に俳諧で身を立てる決意が示されているそうです。
 実物は見ることができませんが、記念碑があるようです。
 でも、それに気付いたのは神社を出てからだったので、石碑を見つけることができませんでした。
 俳人の山口誓子謹書の石碑だそうで、せっかくなので見たかったのに残念。

 秋祭りの上野天神祭ではだんじりやお神輿が出るとのことで、町のいろんなところにだんじりを保管する蔵がありました。
 だんじり行事はユネスコの無形文化遺産に登録されているそうです。
 賑やかなのでしょうね^^

 上野の町の基礎を築いた藤堂高虎により藤堂藩の祈願所とされ、人々から大切にされてきた神社にお参りできて良かったです^^ 

上野天神宮(菅原神社)
 住所:三重県伊賀市上野東町2929 TEL:0595-21-2940
 社務所:8時30分~17時

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三重 伊賀上野日帰り旅行① 伊賀鉄道

 先日、伊賀上野に遊びに行ってきました。
 日帰り旅行だったのですが楽しかったので、何回かに分けて記事にしたいと思います。

 大阪からはJRで行く方法と、近鉄で行く方法があるのですが、今回は伊賀鉄道に乗りたかったので、行きは近鉄で伊賀神戸(いがかんべ)駅に行き、伊賀鉄道に乗り換えて上野市駅に行きました。

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 伊賀鉄道は、松本零士デザイン忍者列車が走っています。
 列車は青とピンクと緑の3種類あるのですが、今回乗ったのは緑色の忍者列車でした。
 ピンクはメーテルっぽいけど、緑色はクイーン・エメラルダスに近いかな。

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 側面はトラジマのミーくんでした^^

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 伊賀神戸駅には窓から顔を出せる忍者列車の看板もありましたよ。
 顔出しはしませんでしたが(笑)

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 そして着いたのが上野市駅
 ・・・だと思っていたら、「忍者市駅」と。

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 ロッカーも忍者ロッカーです。
 忍者の結ぶ印の基にもなった「臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前」の九字の呪文もありますね。

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 駅舎の前には、忍者が使う大きなくないが突き刺さっています。
 ここは、伊賀流忍者の本拠地の1つなのです。

 丁度、大河ドラマ「どうする家康」では、服部半蔵が指揮する伊賀忍者が活躍している最中です。
 服部半蔵は、歴代当主が継ぐ通称で、ドラマに出てくるのは2代目の服部半蔵正成だと思います。
 初代は三重の伊賀出身ですが、この2代目半蔵は三重県ではなく愛知県岡崎市の伊賀の出身だそうです。
 ですが、服部家は伊賀流忍者の上忍三家の1つなんだそうですよ。

 伊賀市は伊賀流忍者発祥の地として、忍者の歴史や精神を継承し認知度を世界に広めるため、2017年2月22日に「忍者市」宣言をされたそうです。
 (2月22日はニンニンニンで忍者の日)
 ということで、駅名も忍者市駅になったのですね。

 観光案内所に行ったら、伊賀流忍者博物館でプロの忍者による忍者ショーが開催されていると教えてもらいました。
 プロの忍者って・・・と興味を持ったのですが、結局時間の関係で今回は見送りました。

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 駅前には銀河鉄道999のメーテルと鉄郎のブロンズ像と、松本零士さんによるプレートがありました。
 もともとは違う場所にあったそうですが、伊賀市が伊賀鉄道の利用促進と、観光スポットとして定着することを期待して上野市駅前に移設したそうです。

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 「時間は夢を裏切らない」
 ステキな言葉ですね^^

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 そして、伊賀市出身で忘れてならないのが松尾芭蕉
 伊賀上野には、芭蕉の生家や記念館など関連施設がいくつかあります。
 以前に伊賀上野に行った時に、少しまわったところもあったので今回はこちらもパスしましたが、またいつかじっくりと見に来たいなと思っています。
 (右手の赤い屋根は駅舎です)

 今回の旅行の目的はお雛さまだったので、忍者も芭蕉ゆかりの地も行きませんでしたが見どころはたくさん。
 もう終わってしまったイベントもありますが、順次紹介していきたいと思いますので、よろしくお付き合いくださいませね^^

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第57回京の冬の旅 芳春院

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 非公開寺院が期間限定で拝観できる「第57回京の冬の旅」('23.1.7~3.19まで)で公開されている芳春院に行ってきました。

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 行った日はこの前の日曜日(1/29)で、関西で大雪が降った日から2~3日経っていたと思うのですが、その時の残雪か、あるいは行った日の前日も寒かったので、新たに降ったのかはわかりませんが、まだ雪が残ってました。

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 拝観料800円を納めてお寺の中に入りますが、左側に見える入口を入るとお庭も含めて写真撮影不可とのことだったので、ここから先の写真はありません。

 京の冬の旅では、ボランティアさんが解説をしてくださるので、その話を参考に芳春院について書いておきたいと思います。

 芳春院(ほうしゅんいん)は、臨済宗大徳寺派の大本山・大徳寺の塔頭の1つで、1608年に玉室宗珀(ぎょくしつそうはく)を開祖として、前田利家の妻・松(まつ)が建立
 京都における前田家の菩提寺としたそうです。
 まつの法号から芳春院と名付けられたそうですが、大徳寺境内の塔頭の中で女性の法号から名付けられた寺院はこちらだけだそうですよ。

 御本尊は釈迦牟尼仏で、文殊・普賢菩薩を脇仏とする釈迦三尊像の形式でした。
 小さめの仏さまで、暗かったので残念ながらよく見えませんでした。
 御本尊の向かって右側に、開祖だったかな?の像があり、向かって左側には芳春院(まつ)の像がありました。
 この像は、2002年の大河ドラマ「利家とまつ」の時にNHKが製作し、放送終了後、NHKから寄贈されたものだそうです。
 きれいな像で、粋な計らいですよね^^

 そして本堂の襖絵は、日本画家の竹内浩一さんによるものです。
 私はこの襖絵が目的で行ったのです。
 竹内さんの襖絵、良かったですよ~!
 なまずが描かれた「瓢」、青鷺が描かれた「片しぐれ」、猿が描かれた「啼く」、狐と端にヘビが描かれた「杜」と名付けられた4室の襖絵が公開されていました。

 水墨画というか、細い線だけで描かれているような絵で、ものすごく淡く繊細。
 風による葉擦れの音、細やかな雨、動物たちの静かな息遣いのみが感じられる、静寂でありながらも温かみのある空間でした。
 癒されました。
 書院にも竹内さんの襖絵があるとのことで、そちらも見たかったです。

 本堂に面したお庭は「花岸庭」といい、「昭和の小堀遠州」といわれた中根金作さんの造園によるものです。
 この人はお庭で有名な島根県の足立美術館の作庭もされています。
 枯山水のお庭で、ちょうど雪もところどころ積もっていて、普段とはまた違った美しさだったと思います。
 このお寺は大徳寺の中でも最北にあり、高さも東寺の五重塔と同じぐらいのところに位置しているそうで、電線やビルも見えず、昔ながらの景色だそうです。
 写真、撮りたかった~。

 本堂の後ろにあるお庭は、本物の小堀遠州の作です。
 看板がお庭の写真だったので、載せておきますね。

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 この建物は「呑湖閣(どんこかく)」といい、「金閣」、「銀閣」、西本願寺の「飛雲閣」と並んで「京の四閣」の一つに数えられています。
 東側からは比叡山が望め、その奥の琵琶湖を呑むということで「呑湖閣」と名付けられたそうです。

 二重楼閣の呑湖閣と前に広がる「飽雲池」、そこに架かる「打月橋」を配した楼閣山水庭園は、優雅でありながら力強さが感じられるお庭でした。
 呑湖閣の2階には菅原道真の像が安置されているそうです。
 中も見学し、窓からの景色も見たかったなぁ。

 隣にあった建物は大書院で、3回総理大臣になった近衛文麿が若い頃、勉強部屋に使ったといわれているそうです。
 近衛文麿の母親方の先祖は前田家なので、その関係かもしれませんね。

 芳春院の横には、日本初の盆栽庭園があり、芳春院の公開中は見られるようです。
 しかも、芳春院の半券があれば、1000円のところ半額で見られるとのことで、入ろうかなと思ったのですが、芳春院を出た時点で16時を過ぎていたので、今回は時間切れ。
 盆栽にほんのり雪がかぶっていたかもしれないので、ちょっと惜しい気もしましたが、景色を見るのも一期一会ですものね。

 ふんわりとした雪景色のお庭に、優しい竹内浩一さんの襖絵に癒され、穏やかなひとときを楽しめた芳春院でした^^
 写真少なめ、字が多めのところ、最後まで読んでくださりありがとうございました^^
 
芳春院
 住所:京都市北区紫野大徳寺町55 TEL:075-492-6010
 拝観期間:'23.1.7~3.19(京の冬の旅期間。通常非公開)
 拝観時間:10時~16時30分(受付は16時まで)

第57回京の冬の旅
 
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プロフィール

Ms.れでぃ

Author:Ms.れでぃ
主に関西で開催されている展覧会を観に行っています。
ゆるゆる感想を書いていきたいと思います。
ローカルネタになりますが、訪問していただけるとうれしいです。

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