香川 坂出1day trip② 鎌田ミュージアム

四谷シモン館の隣接したところに、昔の商家のような趣きのある建物がありました。
近付いてみると、讃岐醤油画資料館とあります。
四谷シモン館、醤油画資料館、郷土博物館は、寛永元年(1789年)創業の鎌田醤油さんが母体となっており、3館合わせて鎌田ミュージアムとなっています。
この醤油画資料館は、江戸末期に建てられた旧鎌田醤油本店を、醤油画を描いていた小沢剛さんの作品を展示する資料館にしたものだそうです。

昔の名残でしょうか、大きな醤油樽もあります。
四谷シモン館の受付と一緒になっていて、見学を申し込むと正面玄関の扉を開けてくれました。

こちらが小沢剛讃岐醤油画資料館(入館料200円)の入口になります。
中に入ると、小沢さんによって醤油で描かれた古代から現代までの日本美術の模写(?)が展示されています。


描いた瞬間からか、それとも時間によってかはわかりませんが、醤油画は色がセピア色なんですね。
それを確認できる醤油画体験(100円)もありましたが、画力も時間もないのでパスしました。
ですが、実際には醤油で描くのは描きにくいそうですよ。
作品を長期保存するために防カビ対策なども必要となり、画材用醤油を作られたとパンフに書かれてました。
醤油画自体がアートなんですね。
醤油画がまるで昔からあったみたい見せる、ちょっと面白い資料館でした


こちらは鎌田醤油の4代目で、讃岐坂出塩業の父とも称された鎌田勝太郎(かまだかつたろう)さんの別邸に作庭された香風園(こうふうえん)です。
昭和30年に坂出市が買受け、一般公開されるようになったそうです。

池泉回遊式庭園と広場が合体された庭園ですが、落ち着く気持ちの良いお庭でした



香風園の隣にあるのが、鎌田ミュージアムの1つである郷土博物館(入館料無料)です。
「讃岐のエジソン」と称されている久米通賢(くめみちかた1780-1841)という人の資料が多かったです。
伊能忠敬より早く、日本初の実測地図を作った人なんですって

行った時は、中の見学はできたのですが外観の工事中で、ちょっと落ち着かなかったのでじっくり見学はしませんでしたが、久米通賢に興味のある人にとっては欠かせない博物館ではないでしょうか。


自転車で走っていると鎌田醤油さんの直売所がありましたので、ちょっと寄ってみることにしました。
(幟が風で裏返っているのを撮ってしまいました

醤油アイスというのがあり、珍しかったので購入。
このアイス、美味しい~!

醤油の香りがほんのりするキャラメルのようなお味です。
これはオススメです。

紙パックに入った醤油やポン酢などがズラッと並んでいたので、小さい200ml入りのものをおみやげに買って帰りました。
私はうどんは好きでないので食べないのですが、それでもせっかく香川に来たので夕方うどん屋さんに行こうと思ったら、どこも閉まってます。
駅構内のお店でさえ、うどんメニューは終了とのこと。
早くに閉まるのですね。

夫が残念そうにするので坂出のスーパーに寄ると、日の出製麺所の生麺が売っていたのでそれを購入して、買ってきた醤油をかけて食べたら夫がめちゃ美味しいと言ってました。
おうどんもお醤油も美味しかったそうです

目移りしそうなぐらい、いろんな醤油やポン酢があったので、また行く機会があれば鎌田醤油屋さんに寄りたいと思います。
醤油アイスもまた食べたいですしね。
ごちそうさまでした

小沢剛 讃岐醤油画資料館
住所:香川県坂出市本町1-6-35 TEL:0877-45-1111
開館時間:10時~16時 開館日:金・土・日曜日
鎌田共済会郷土博物館
住所:香川県坂出市本町1-1-24 TEL:0877-46-2275
開館時間:9時30分~16時30分(入館は16時まで)
鎌田醤油坂出蔵元直売所
住所:香川県坂出市本町1-6-35 TEL:0877-46-0007
営業時間:9時~18時 休業日:当面、日曜日、年末年始、GW
香風園
住所:香川県坂出市本町1-3489-2
開園時間:1~6月、9月~12月は8時30分~18時、7・8月は8時30分~20時

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