とある婦人の忘備目録

展覧会、映画、お寺などを観ること、食べることを中心に感想を綴っていきます。

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「ハンス・フィッシャーの世界展」伊丹市立美術館

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 前回、伊丹市立美術館で浮世絵展を観た時、次回の案内でかわいい猫のイラストが描いてあったチラシがあったので、猫好きの私たちは観に行くことにしました。

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 阪急伊丹駅から歩いていくと、途中の陸橋にもこんな大きくかわいい案内板がかかってます

 「ハンス・フッィシャー」と聞いても、あまりピンとこなかったのですが、展示品の絵本を見ると確かに昔見たことがあります。

 スイスのハンス・フィッシャー(1909-1958)は、はじめ美術関係のいろんな仕事をしていたみたいですが、過労で倒れ、家で療養している時に長女のために「ブレーメンのおんがくたい」の絵を自分で描いて与えたことをきっかけに、自分の芸術を表現するには絵本が最適だと考え、絵本作家になったそうです(美術館チラシ引用)。
 「ブレーメンのおんがくたい」の他に、ペローの「長ぐつをはいたねこ」、オリジナルの「いたずらもの」、「るんぷんぷん」、「たんじょうび」、「こねこのぴっち」の計6冊をそれぞれ自分の3人の子どもたちのために描きました。

 展覧会では、それらの絵本の挿絵を原画を含めてほぼ全部展示されています。
もちろんお話の方も展示されていますから、展覧会を通して、計6冊の絵本が全部見れる仕組みになっています。

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 初めは、線が多いなぁと思っていたのですが、明るい色使いと味のある(絵も性格も個性的)キャラクターに、どんどん魅せられていきました。
 とくに、こねこのぴっちがもうかわいくて
 売店でもう少しで「ぴっち」のぬいぐるみを買いそうになりましたよ(笑)。

 でも、忘れてはいけないのは、犬の「ベロ」なんですよね~。
 賢くて、気が利いて、ぴっちの親のマリやルリより頼りになります(笑)。

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 あっ、通路にぴっちがいました(笑)!

 また、廊下の1コーナーでは「こねこのぴっち」のDVDを放送していました。
 これがまたいいんですよね~。
 もし行かれたら、是非このDVDも見てくださいね。

 この6冊の絵本の原画以外に、初期の壁画や版画など計250点の展示になっています。

 フィッシャーは残念ながら49歳の若さで亡くなっており、絵本も6冊だけしか作られませんでした。
 フィッシャーの子どもたちをはじめ、世界中の子どもやファンの大人たちが残念に思ったことと思います。
 もっと長生きして、「ぴっち」や「ベロ」が活躍する続編をたくさん作って欲しかったなと思った展覧会でした。

伊丹市立美術館「生誕100年記念 ハンス・フィッシャーの世界展」
 住所:伊丹市宮ノ前2-5-20 TEL:072-772-7447
 期間:2010.1.16~3.7(日) 入館料:大人700円、大高生350円、中小生100円
 開館時間:10時~18時(入館17時半まで) 休館日:月曜日
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