静岡 遠州の旅④ 可睡斎ひなまつり②
早速ですが、前回の続きでいろいろ見ていきます。

静岡県の伊豆稲取温泉には、江戸時代からひな壇に横に飾る「つるし飾り」という風習があるそうです。
今回は大ひな壇の横には吊れませんので、前の部屋につるし飾りがありました。

いろんな飾りがあってかわいいです。

さるぼぼのつるし飾りもありましたよ。

元気いっぱいに踊ってるようです。

小っちゃい飾りもかわいいですね。

襖絵の絵とのコラボです。
襖絵は日本画家の山口玲煕(やまぐちれいき)の作品です。
同じく日本画家の山口華楊のお兄さんですって。
会場の瑞龍閣の襖絵を全て描かれたそうですが、しっかりした存在感のある襖絵でした。

竹に飾られた小さなお人形もありました。

こちらはちょっと変わっていて、菅原道真を模った「天神雛」です。
女の子はお雛さま、男の子は学問の向上を願って天神雛を飾る地域があるそうです。
藤枝市の一部では、長い髭をはやした髭天神と呼ばれるこの天神雛がひなまつりに飾られるそうです。
結構大きめで、前回紹介した等身大のひな人形も、藤枝市の岡部宿大旅籠柏屋さん所蔵だそうで、藤枝市は大きめのひな人形を飾る風習がある地域なのかもしれませんね。

書の部屋もありました。
こちらは大河ドラマ「天地人」のタイトルなどを書かれている書道家・武田双雲の書です。
この人の字はかっこいいんですよね。
少し青味のある墨でした。
鈴鹿墨といい、価値のある墨みたいですよ。

室内ぼたん園は、この時期なのにまるで春みたいにきれいに咲いていました。
以前、寒牡丹をお庭で見たことがありますが、室内で見るのは初めてです。
満開で良い香りがしてました。

ひなまつりだけでなく、諸堂も拝観ができます。
こちらの寺院は禅の道場でもあるのだと実感しました。
外からお参りした本堂や大黒殿も拝観できます。
順路の番号が書かれているので、番号順に拝観していきます。
お寺の中にエスカレーターもありましたよ。
広いので自分がどこを歩いているのかよくわかりませんが、木喰仏もありました。
こちらにこんなにたくさんあるとは思ってなかったのでびっくりしました。

こちらは「東司(とうす)」(トイレ)です。
昭和12年に建てられ、当時としては珍しい水洗トイレで、今も使えます。
半円形に便器や個室が配置されています。

中央には、日本一大きな「烏蒭沙摩明王(うすさまみょうおう)」という東司の仏さまが安置されています。
彫刻家の高村晴雲作です。
迫力があります。
この仏さまに見られていたら、トイレをきれいに使わなければと緊張しますね。

お庭には白梅が咲きだしていました。

あー、楽しかった!
お寺もひなまつりもすごく見応えがありました!

今回紹介したのは、ごくごく一部です。
こんなにすごい雛飾りの数々を見たのは初めてです。
これからもひなまつり期間中に、いろいろイベントもあるみたいですよ。
大阪からではちょっと遠いのですが、また是非行きたいと思います。
すごく良かったです!
可睡斎ひなまつり
住所:静岡県袋井市久能2915-1 TEL:0538-42-2121(受付8時~17時まで)
拝観時間:8時~17時(閉館)

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静岡県の伊豆稲取温泉には、江戸時代からひな壇に横に飾る「つるし飾り」という風習があるそうです。
今回は大ひな壇の横には吊れませんので、前の部屋につるし飾りがありました。

いろんな飾りがあってかわいいです。

さるぼぼのつるし飾りもありましたよ。

元気いっぱいに踊ってるようです。

小っちゃい飾りもかわいいですね。

襖絵の絵とのコラボです。
襖絵は日本画家の山口玲煕(やまぐちれいき)の作品です。
同じく日本画家の山口華楊のお兄さんですって。
会場の瑞龍閣の襖絵を全て描かれたそうですが、しっかりした存在感のある襖絵でした。

竹に飾られた小さなお人形もありました。

こちらはちょっと変わっていて、菅原道真を模った「天神雛」です。
女の子はお雛さま、男の子は学問の向上を願って天神雛を飾る地域があるそうです。
藤枝市の一部では、長い髭をはやした髭天神と呼ばれるこの天神雛がひなまつりに飾られるそうです。
結構大きめで、前回紹介した等身大のひな人形も、藤枝市の岡部宿大旅籠柏屋さん所蔵だそうで、藤枝市は大きめのひな人形を飾る風習がある地域なのかもしれませんね。

書の部屋もありました。
こちらは大河ドラマ「天地人」のタイトルなどを書かれている書道家・武田双雲の書です。
この人の字はかっこいいんですよね。
少し青味のある墨でした。
鈴鹿墨といい、価値のある墨みたいですよ。

室内ぼたん園は、この時期なのにまるで春みたいにきれいに咲いていました。
以前、寒牡丹をお庭で見たことがありますが、室内で見るのは初めてです。
満開で良い香りがしてました。

ひなまつりだけでなく、諸堂も拝観ができます。
こちらの寺院は禅の道場でもあるのだと実感しました。
外からお参りした本堂や大黒殿も拝観できます。
順路の番号が書かれているので、番号順に拝観していきます。
お寺の中にエスカレーターもありましたよ。
広いので自分がどこを歩いているのかよくわかりませんが、木喰仏もありました。
こちらにこんなにたくさんあるとは思ってなかったのでびっくりしました。

こちらは「東司(とうす)」(トイレ)です。
昭和12年に建てられ、当時としては珍しい水洗トイレで、今も使えます。
半円形に便器や個室が配置されています。

中央には、日本一大きな「烏蒭沙摩明王(うすさまみょうおう)」という東司の仏さまが安置されています。
彫刻家の高村晴雲作です。
迫力があります。
この仏さまに見られていたら、トイレをきれいに使わなければと緊張しますね。

お庭には白梅が咲きだしていました。

あー、楽しかった!
お寺もひなまつりもすごく見応えがありました!

今回紹介したのは、ごくごく一部です。
こんなにすごい雛飾りの数々を見たのは初めてです。
これからもひなまつり期間中に、いろいろイベントもあるみたいですよ。
大阪からではちょっと遠いのですが、また是非行きたいと思います。
すごく良かったです!
可睡斎ひなまつり
住所:静岡県袋井市久能2915-1 TEL:0538-42-2121(受付8時~17時まで)
拝観時間:8時~17時(閉館)

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