東京展覧会巡り① 東京国立近代美術館&中村屋サロン美術館
一昨日から昨日('17.5.19~5.20)にかけて、東京に行ってきました
いくつか展覧会を観てきましたので、簡単にですが紹介したいと思います。
最初に行ったのは東京国立近代美術館の工芸館です。
こちらでは「動物集合」展('17.2.28~5.21まで。観覧料は単館なら210円、本館の常設展と一緒なら430円)が開催されていました。

チラシ左の真ん中の猫のテラコッタ、うちのニャンコさんがよくこんな表情をしているので興味を持ったのです。
うちのニャンコが私の膝の上に乗せられて、不本意ながらも撫でられている時にこんな顔をします(笑)。
こちらは大塚茂吉さんという方の作品です。
猫ではないですが、カイロ博物館のアヌビス像に似ているようなカッコ良い作品でした。
この展覧会は、動物をモチーフにした工芸品の展覧会なのですが、美しい作品やかわいい作品など手の込んだ作品が満載で、ニコニコ気分で観て周りました

やっぱり工芸品って、丹精こめて作っているという感じがよく伝わってきますね。
それはもちろん絵画でも同じですけどね。
「あぁ、観に来て良かった」と思える楽しい展覧会でした

東京国立近代美術館の本館では楽焼の展覧会が開かれていたのですが、この展覧会は京都国立近代美術館で観た(この記事は書けていない)のでパスして、「平成28年度第4回所蔵作品展 MOMATコレクション」展('17.2.18~5.21まで。観覧料430円)だけ観てきました。

写真撮影もOKだったので、今回は中村彝(なかむら つね)の「エロシェンコ氏の像」を撮ってきました。
茶色でまとめた柔らかい色彩ですが、どこか表情が沈鬱そうに私には見えました。
ここの常設展は、岸田劉生や藤田嗣治など有名な画家の作品が揃っており、いつも安心して観れますね
工芸館の動物展もMOMAT展も5/21まででした。
さすがは国立美術館。
所蔵品展でも見応えありました。
ぎりぎりですが、観れて良かったです

次に向かったのは、新宿にある中村屋サロン美術館で開催されている「中村彝 生誕130年記念~芸術家たちの絆展~」('17.3.18~6.4まで。入館料300円)です。
先程の「エロシェンコ氏の像」を描いた中村彝を中心に、彼と交友関係があった芸術家の作品を紹介した展覧会です。
中村屋が東大前のお店から新宿に移転後、創業者・相馬愛蔵とその妻・黒光のもとに萩原守衛をはじめ、多くの芸術家が出入りするようになったそうです。
それが後世中村屋サロンと呼ばれるようになったそうですが、萩原守衛は中村屋の裏にアトリエを構えました。
萩原守衛が亡くなった後、中村彝がそのアトリエに移り住んだことから、中村彝が中村屋サロンの中心人物となったそうです。

チラシ左は中村彝の「少女」という作品ですが、モデルは相馬夫妻の長女俊子さんです。
中村彝は俊子さんにプロポーズしたそうですが、中村彝は体が弱かったため俊子さんの母である黒光さんに反対されて成就しなかったみたいですよ
展覧会では、同じエロシェンコ氏を描いた鶴田吾郎の「盲目のエロシェンコ」も展示されていました。
同じ人物でも受ける印象が違いました。
展示数はそれほど多くはありませんが、わずか37歳で亡くなった夭折の画家・中村彝の画業と交流関係の一端を知ることをできる興味深い展覧会でした
次は、今回の旅行の最大目的のミュシャ展についての紹介です
できるだけ早く書きたいとは思いますが、ちょっと遅くなったらすみません。
東京国立近代美術館
住所:東京都千代田区北の丸公園3-1 TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル 8時~22時)
開館時間:10時~17時(金曜日、土曜日は20時まで。入館は各閉館の30分前まで ) 休館日:月曜日
東京国立近代美術館工芸館
住所:東京都千代田区北の丸公園1-1
開館時間:10時~17時(入館時間は閉館の30分前まで ) 休館日:月曜日
中村屋サロン美術館
住所:東京都新宿区新宿三丁目26-13 新宿中村屋ビル3階 TEL:03-5362-7508
開館時間:10時半~19時(最終入館18時40分) 休館日:火曜日

いくつか展覧会を観てきましたので、簡単にですが紹介したいと思います。

最初に行ったのは東京国立近代美術館の工芸館です。
こちらでは「動物集合」展('17.2.28~5.21まで。観覧料は単館なら210円、本館の常設展と一緒なら430円)が開催されていました。


チラシ左の真ん中の猫のテラコッタ、うちのニャンコさんがよくこんな表情をしているので興味を持ったのです。
うちのニャンコが私の膝の上に乗せられて、不本意ながらも撫でられている時にこんな顔をします(笑)。
こちらは大塚茂吉さんという方の作品です。
猫ではないですが、カイロ博物館のアヌビス像に似ているようなカッコ良い作品でした。
この展覧会は、動物をモチーフにした工芸品の展覧会なのですが、美しい作品やかわいい作品など手の込んだ作品が満載で、ニコニコ気分で観て周りました


やっぱり工芸品って、丹精こめて作っているという感じがよく伝わってきますね。
それはもちろん絵画でも同じですけどね。
「あぁ、観に来て良かった」と思える楽しい展覧会でした


東京国立近代美術館の本館では楽焼の展覧会が開かれていたのですが、この展覧会は京都国立近代美術館で観た(この記事は書けていない)のでパスして、「平成28年度第4回所蔵作品展 MOMATコレクション」展('17.2.18~5.21まで。観覧料430円)だけ観てきました。

写真撮影もOKだったので、今回は中村彝(なかむら つね)の「エロシェンコ氏の像」を撮ってきました。
茶色でまとめた柔らかい色彩ですが、どこか表情が沈鬱そうに私には見えました。
ここの常設展は、岸田劉生や藤田嗣治など有名な画家の作品が揃っており、いつも安心して観れますね

工芸館の動物展もMOMAT展も5/21まででした。
さすがは国立美術館。
所蔵品展でも見応えありました。
ぎりぎりですが、観れて良かったです


次に向かったのは、新宿にある中村屋サロン美術館で開催されている「中村彝 生誕130年記念~芸術家たちの絆展~」('17.3.18~6.4まで。入館料300円)です。
先程の「エロシェンコ氏の像」を描いた中村彝を中心に、彼と交友関係があった芸術家の作品を紹介した展覧会です。
中村屋が東大前のお店から新宿に移転後、創業者・相馬愛蔵とその妻・黒光のもとに萩原守衛をはじめ、多くの芸術家が出入りするようになったそうです。
それが後世中村屋サロンと呼ばれるようになったそうですが、萩原守衛は中村屋の裏にアトリエを構えました。
萩原守衛が亡くなった後、中村彝がそのアトリエに移り住んだことから、中村彝が中村屋サロンの中心人物となったそうです。


チラシ左は中村彝の「少女」という作品ですが、モデルは相馬夫妻の長女俊子さんです。
中村彝は俊子さんにプロポーズしたそうですが、中村彝は体が弱かったため俊子さんの母である黒光さんに反対されて成就しなかったみたいですよ

展覧会では、同じエロシェンコ氏を描いた鶴田吾郎の「盲目のエロシェンコ」も展示されていました。
同じ人物でも受ける印象が違いました。
展示数はそれほど多くはありませんが、わずか37歳で亡くなった夭折の画家・中村彝の画業と交流関係の一端を知ることをできる興味深い展覧会でした

次は、今回の旅行の最大目的のミュシャ展についての紹介です

できるだけ早く書きたいとは思いますが、ちょっと遅くなったらすみません。
東京国立近代美術館
住所:東京都千代田区北の丸公園3-1 TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル 8時~22時)
開館時間:10時~17時(金曜日、土曜日は20時まで。入館は各閉館の30分前まで ) 休館日:月曜日
東京国立近代美術館工芸館
住所:東京都千代田区北の丸公園1-1
開館時間:10時~17時(入館時間は閉館の30分前まで ) 休館日:月曜日
中村屋サロン美術館
住所:東京都新宿区新宿三丁目26-13 新宿中村屋ビル3階 TEL:03-5362-7508
開館時間:10時半~19時(最終入館18時40分) 休館日:火曜日
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