京都迎賓館&廬山寺
懇意にさせていただいているブロガーのhirorinさんが京都迎賓館に行かれたとのことで、そのブログ記事を読んで私も行きたくなり思い立って行ってきました。

京都迎賓館は京都御苑の中にあり、以前は事前申し込みのみだったのですが、現在は事前申し込みに加え当日受付でも見学できます。
当日受付は11時から先着順で整理券配布という形になっています。
参観方式は自由参観とガイドツアーがあり、時期によって参観方式が違うみたいですが、私が行った日は自由参観(参観料は1000円)でした。
参観に関しては京都迎賓館のHPを参考にして下さいね。
中に入るとまず最初に地下の駐車場に行き、手荷物検査をされます。
そして貴重品以外はロッカーに荷物を入れるように指示されますので、貴重品を入れるミニバッグのようなものを持っていくことをお勧めします。
そしていよいよ迎賓館の中に入ります。

日本家屋の中は、ロビーとして使われる「聚楽の間」、晩餐会の待合として使われる「夕映えの間」、京都迎賓館で最も大きくメイン会場として使われる「藤の間」、和の晩餐室である「桐の間」があります。
どこも細部まで凝っています。
桐の間は和室なのですが、近くに行くだけでイ草の良い香りがしていました。

お庭がきれいなのです。
廊橋を挟んで、池の水深が変わっています。

こちらは深い方のお庭です。
舟も置いてあり、舟遊びもできるようになっていました。

廊橋の天井の4隅には虫の透かし彫りがあります。
ちなみに写真はコオロギです。

こちらは五世早川尚古斎の竹工芸です。
調度品はどれも人間国宝か人間国宝級の現代の作家さんの作品でした。
華美ではありませんが、さりげなく細かいところに伝統工芸の技を贅沢にふんだんに使っているところが京都らしく粋でした。
この迎賓館の良さを感じられる日本人で良かったなぁと思いました。

迎賓館を出て出町柳駅までの帰りしな歩いていると、廬山寺(ろざんじ)の前に「桔梗 咲いています」という看板が。
前はよく通るのですが、拝観はしたことがなかったので入ってみることにしました。
拝観料は500円です。

廬山寺は天台系圓浄宗の大本山で、正式名は廬山天台講寺(ろざんてんだいこうじ)です。
開基は元三大師・慈恵大師良源で、御本尊は阿弥陀三尊座像です。
この地は紫式部の邸宅跡として知られています。

源氏の庭です。
白砂と苔のお庭です。
桔梗って向日葵のように太陽に向かって咲くのですね。
本堂からだと桔梗の花の後ろからしか見えません。
しかも遠いので、デジカメでは花のアップは難しかったです。
ここは花だけでなく、お庭と桔梗の調和を楽しむ場所なのですね。
本堂の中は撮影禁止でしたが、御本尊の阿弥陀三尊像は坐像ですが来迎形で優しげでした。
紫式部ゆかりの地だけあり、中には源氏物語を描いた御室焼きの小さな茶碗の「源氏語り絵碗」などが展示されていました。
かわいかったですよ。

境内には池田遥邨の筆塚もありました。
どんな関係でここに筆塚があるのかは不明でしたけれど。

御朱印は4種類あったのですが、その内の2種類をいただきました。
元三大師さまの御朱印は角大師の印です。
おみくじの元祖である元三大師のおみくじもありましたが、今は迷い事が多くてこわくてひけませんでした。
元三大師のおみくじは今までに何回かひいたことがあるのですが、よく当たるのです。
なので元三大師以外のおみくじはひかなくなりましたねぇ。
大師堂に元三大師像が安置されているそうですが、閉帳されていて残念ながら拝顔することはできませんでした。
いつかお目にかかりたいものです。

この日はものすごく暑くて、迎賓館と廬山寺を拝観しただけでフラフラになりました。
出町柳のいせはんでかき氷を食べることにしました。

あまりに暑くて甘いものも食べる気がおこらなかったので、あっさりとしてそうな季節限定のすだち氷(750円)を注文。
さっぱりとして美味しい!
干からびた体内に冷たい氷が行き渡り、生き返ったような気分になりました。
夏の京都は目眩がしそうなほど暑かったですが、充実した1日になりました。
でも、やっぱり夏の京都は恐るべし!侮るべからずです(笑)。
京都迎賓館
廬山寺
茶房いせはん

京都迎賓館は京都御苑の中にあり、以前は事前申し込みのみだったのですが、現在は事前申し込みに加え当日受付でも見学できます。
当日受付は11時から先着順で整理券配布という形になっています。
参観方式は自由参観とガイドツアーがあり、時期によって参観方式が違うみたいですが、私が行った日は自由参観(参観料は1000円)でした。
参観に関しては京都迎賓館のHPを参考にして下さいね。
中に入るとまず最初に地下の駐車場に行き、手荷物検査をされます。
そして貴重品以外はロッカーに荷物を入れるように指示されますので、貴重品を入れるミニバッグのようなものを持っていくことをお勧めします。
そしていよいよ迎賓館の中に入ります。

日本家屋の中は、ロビーとして使われる「聚楽の間」、晩餐会の待合として使われる「夕映えの間」、京都迎賓館で最も大きくメイン会場として使われる「藤の間」、和の晩餐室である「桐の間」があります。
どこも細部まで凝っています。
桐の間は和室なのですが、近くに行くだけでイ草の良い香りがしていました。

お庭がきれいなのです。
廊橋を挟んで、池の水深が変わっています。

こちらは深い方のお庭です。
舟も置いてあり、舟遊びもできるようになっていました。

廊橋の天井の4隅には虫の透かし彫りがあります。
ちなみに写真はコオロギです。

こちらは五世早川尚古斎の竹工芸です。
調度品はどれも人間国宝か人間国宝級の現代の作家さんの作品でした。

華美ではありませんが、さりげなく細かいところに伝統工芸の技を贅沢にふんだんに使っているところが京都らしく粋でした。
この迎賓館の良さを感じられる日本人で良かったなぁと思いました。

迎賓館を出て出町柳駅までの帰りしな歩いていると、廬山寺(ろざんじ)の前に「桔梗 咲いています」という看板が。
前はよく通るのですが、拝観はしたことがなかったので入ってみることにしました。
拝観料は500円です。

廬山寺は天台系圓浄宗の大本山で、正式名は廬山天台講寺(ろざんてんだいこうじ)です。
開基は元三大師・慈恵大師良源で、御本尊は阿弥陀三尊座像です。
この地は紫式部の邸宅跡として知られています。

源氏の庭です。
白砂と苔のお庭です。

桔梗って向日葵のように太陽に向かって咲くのですね。
本堂からだと桔梗の花の後ろからしか見えません。
しかも遠いので、デジカメでは花のアップは難しかったです。
ここは花だけでなく、お庭と桔梗の調和を楽しむ場所なのですね。
本堂の中は撮影禁止でしたが、御本尊の阿弥陀三尊像は坐像ですが来迎形で優しげでした。
紫式部ゆかりの地だけあり、中には源氏物語を描いた御室焼きの小さな茶碗の「源氏語り絵碗」などが展示されていました。
かわいかったですよ。

境内には池田遥邨の筆塚もありました。
どんな関係でここに筆塚があるのかは不明でしたけれど。

御朱印は4種類あったのですが、その内の2種類をいただきました。
元三大師さまの御朱印は角大師の印です。
おみくじの元祖である元三大師のおみくじもありましたが、今は迷い事が多くてこわくてひけませんでした。
元三大師のおみくじは今までに何回かひいたことがあるのですが、よく当たるのです。
なので元三大師以外のおみくじはひかなくなりましたねぇ。
大師堂に元三大師像が安置されているそうですが、閉帳されていて残念ながら拝顔することはできませんでした。
いつかお目にかかりたいものです。

この日はものすごく暑くて、迎賓館と廬山寺を拝観しただけでフラフラになりました。
出町柳のいせはんでかき氷を食べることにしました。

あまりに暑くて甘いものも食べる気がおこらなかったので、あっさりとしてそうな季節限定のすだち氷(750円)を注文。
さっぱりとして美味しい!
干からびた体内に冷たい氷が行き渡り、生き返ったような気分になりました。
夏の京都は目眩がしそうなほど暑かったですが、充実した1日になりました。
でも、やっぱり夏の京都は恐るべし!侮るべからずです(笑)。
京都迎賓館
廬山寺
茶房いせはん
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