東京都美術館 「メトロポリタン美術館展」

お正月もあっという間に終わってしまいましたね。
私は今日(1/4)から仕事です。
朝、起きれるかしらん???
昨年、東京に美術館めぐりに日帰りで2回行ったのですが、その時行った展覧会でまだ会期が終了していないものから簡単に紹介していきたいと思います。
まず最初は、東京都美術館で開催されている「東京都美術館リニューアル記念 メトロポリタン美術館展 大地、海、空ー4000年の美への旅」展('12.10.6~'13.1.4まで。観覧料1300円)です。
この展覧会は、東京都美術館リニューアル記念ということで、他の美術館には巡回しないということだったのでわざわざ東京まで出向きました(笑)。
でも、関西のせこい美術館だったら総入れ替えとかいって2回に分けての展覧会にしそうなぐらいの展示数で、すごく見応えがありました。
行った甲斐があったというものです。


内容は「4000年の美への旅」というだけあって、古代から現代に至るまで幅広く紹介されており、面白かったです。
年代順ではなく、テーマ別になっているので感想も書きにくいのですが、今回、私が気になった作品は、No.93のワージントン・ウィットレッジの「鱒池」、ジョージ・イネスの「日の出」、ジョン・フレデリック・ケンセットの「海上の日没」です。
いずれもアメリカ人画家で、私は名前も初めて聞きました。
どの作品も落ち着いた雰囲気のきれいな風景画で、とくに色が美しく、自然との調和を感じました。
今回の目玉はゴッホの「糸杉」ですが、私はもう1枚の「歩きはじめ、ミレーに拠る」の方が好きかな。
絵だけでなく工芸品も素晴らしく、ルイス・コンフォート・ティファニーの花器や花瓶もすごくステキでした。
そうそう、白山谷喜太郎という日本人の「桜の花の容器」もひけをとらないぐらい美しかったです。
この方も初めて聞くお名前です。
工芸品といえば、古代エジプトの「猫の小像」はうちのニャンコに似ているので気に入りました(笑)。
ひとつひとつ気に入ったものを紹介するとキリがないぐらい充実した内容でした。

展覧会の図録は2400円です。
シロクマと糸杉の2バージョンがあったのですが、糸杉を選択。
坂本龍一のCDもおまけに付いていました。
この展覧会は今日(1/4)までですが、充実した内容で大変よかったです。
オススメですよ。
東京都美術館
住所:東京都台東区上野公園8-36 TEL:03-3823-6921
開館時間:9時半~17時半(特別展開催の金曜は20時まで。入館は閉館の各30分前まで)
休館日:毎月第1・3月曜日(祝休日の場合は開館し、翌火曜日休館。特別展・企画展は毎週月曜日)、年末年始、整備休館など臨時に休館及び開館することがあり。
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