堺市立文化館「ミュシャ館」&「晶子文芸館」('10.3.21 Sun)

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 島成園展をやっていた堺市立文化館には、「アルフォンス・ミュシャ館」と「与謝野晶子文芸館」があり、入館料500円で両方見れます。
 ここの場所じゃない時に観に行ったことはあったのですが、この場所になってからは初めてだったので、入ってみることにしました。

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 ミュシャ館の方は、「アール・ヌーヴォーの華 アルフォンス・ミュシャ展」('10.3.20~7.11まで)をやってました。
 リトグラフや素描など約80点の展示です。
 この前、京都の「えき」美術館で観た、「ジョブ」やサラ・ベルナールのポスターもありましたよ(その時の記事はこちら)。
 
 「えき」美術館の時、「ハムレット」のポスターは、ケルト装飾文字に似てるとブログに書きましたが、こちらのパンフに「ケルトの装飾文様を取り入れてる」と書いてありました(「ハムレット」とは書いてませんでしたが)。
 やっぱりそうでしょ?エッヘン(鼻高々。笑)

 ミュシャの「四季」や「四芸術」、好きなんですよね~。
 いつ見てもかわいいな~

 メニューもあります。
 ミュシャがデザインしたメニューがレストランにあれば、食べる前にもう笑顔満面になるだろうな

 今年はミュシャの生誕150周年記念で、チェコやフランスなどで展覧会が開かれるそうです。
 ここの所蔵品も一緒に全国7都市を巡回するみたいですよ。
 なんかうれしくなりますね。
 がんばってくださーい

 続いて、「与謝野晶子文芸館」です。
 与謝野晶子は堺出身の歌人ですから、当然、堺に記念館があります。

 こちらでは「与謝野晶子 生涯と作品」展('10.3.20~5.16まで)をやっていました。
 晶子の作品や、自筆の原稿などの展示がされてました。

 写真も展示されており、与謝野晶子っていつもきりっと口を閉ざしている顔しか思い浮かばないのですが、楽しそうに笑ってる写真もあり、与謝野晶子ってこんな風に笑うんだと思いました

 晶子と平塚らいてうとの母性保護論争も展示されていました。
 晶子は、女性は自立すべきなので、国家による母性の保護はかえって女性の地位を低めることになると主張。
 らいてうは、子どもは国の宝なのだから、国は母性を保護すべきと主張し、対立しました。

 今現在においてこの論争を考えると、らいてうの言うとおり、国は母性を保護しなければいけないが、女性は晶子の言うような自立を念頭においとかなければならないと思います。
 実際問題、妊娠・育児の時期に働くのは困難ですので保護はありがたいですが、出産後の職場復帰はしたい人も多いでしょう。
 なので、両方の考え方が必要なのです。
 2人の主張はどちらも間違いではないので、論争する必要はなかったのにねと思ってしまいます。
 「君死にたまふことなかれ」を詠んだ晶子なので、もしかしたら晶子は、らいてうの「子どもは国の宝」という部分に反応したのかもしれませんね。

 それにしても「君死にたまうことなかれ」はすごい歌です。
 当時、これを発表するのはすごい勇気です。
 晶子は覚悟の上だから大丈夫でしょうが、家族の者としてはひやひやしたのではないでしょうかね。

 晶子の思想に触れ、向上心をもって生きなければと思わされた「与謝野晶子文芸館」でした

堺市立文化館(アルフォンス・ミュシャ館/与謝野晶子文芸館
 住所:堺市堺区田出井町1-2-200 TEL:072-222-5533
 開館時間:9時半~17時15分(入場16時半まで) 休館日:月(休日の場合は開館)、休日の翌日(翌日が土・日曜日、休日の場合は開館)、年末年始、展示替期間
 
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