とある婦人の忘備目録

展覧会、映画、お寺などを観ること、食べることを中心に感想を綴っていきます。

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堺東 アルフォンス・ミュシャ館 「知られざる制作の秘密」展('11.3.6 Sun)

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 堺東にある堺市立文化館には、アルフォンス・ミュシャ館と与謝野晶子文芸館とギャラリーがあります。
 ミュシャ館の方では、「アルフォンス・ミュシャ生誕150年記念 知られざる制作の秘密」展が開催されています('10.11.20~'11.3.21まで。観覧料は与謝野晶子文芸館と共通で500円)。
 せっかくですので、こちらの美術館の方も観てきました。

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 ミュシャの作品はリトグラフが多いので、堺市博物館で開催されているミュシャ展の作品とかぶっているものも多かったのですが、こちらの展覧会では、素描、習作、下絵などの作品が中心となっています。

 画家って、下絵はイメージだけで大雑把に描く人もいますが、ミュシャの下絵はきっちりと描かれており、完成度が高く下絵だけでも十分鑑賞に堪える美しさです。
 というか、色がついていなかったり、数少ない色しかつけられていない分だけ線が際立ち、シンプルに女性の美しさが引き立って完成品とはまた違った魅力がありました。

 下絵などに描かれている女性は、完成品であるリトグラフの女性より甘さが減じ、意志の強さを感じさせますね。
 フィルターがかかってない分、少しこわく感じる作品も。
 ミュシャは、冷静な目で物事を見ていたのでしょうね。

 ミュシャの描き方は、モデルに衣装とポーズをつけさせ、それを写真に撮り、写真を参考に絵を描いてたようで、ミュシャの撮った写真が展示されてました。
 結構、写真どおりに作品が作られているのですが、顔は多少修正が加えられているような(笑)。
 ミュシャは美人さんが好みなのでしょう(笑)。

 今回の展覧会で、ミュシャの制作過程は、モデルを使って写真を撮り、それを下絵にきっちりと描き、本画を完成させていたことがわかりました。
 リアルな下絵の上に自分の感性を付加させていく、完成作品はミュシャの現実と理想が重なり合って作られているのだなと思った展覧会でした。
 興味深かったです

 この展覧会の入場券で、与謝野晶子文芸館の展覧会も見れます。
 与謝野晶子といえば、「明星」。
 明星の挿絵は、ミュシャの「サラ・ベルナール(ラ・プリューム)」を使っていますし、「みだれ髪」はミュシャの作品に影響を受けた藤島武二が装丁を担当しています(上の写真左側のポスター)。
 ということで、ミュシャ館と与謝野晶子文芸館がセットになっているみたいです。
 今回の展覧会では、「堺発 与謝野晶子」展('10.11.20~'11.3.21まで)が開催され、晶子の本の初版本も展示されていました。
 それは、ミュシャとは関係なかったかもしれませんが、初版本は装丁などが凝ったものが多いので、晶子文芸館のほうも見てみてくださいね
 
堺市立文化館
 住所:堺市堺区田出井町1-2-200ベルマージュ堺弐番館2F~4F TEL:072-222-5533
 開館時間:9時半~17時15分(入場16時半まで) 休館日:月曜(休日の場合は開館)、休日の翌日(翌日が土・日・休日の場合は開館)、年末年始、展示替え期間臨時休館あり
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