神戸ファッション美術館&神戸ゆかりの美術館('10.11.20 Sat)
香櫨園駅から阪神電車に乗って魚崎で下車し、六甲ライナーに乗り換えて六甲アイランドに向かいました。

最初に行ったのは、先に紹介した小磯記念美術館で開催されている「古屋新とゆかりの画家たち」展(その時の記事はこちら)で、次に1駅歩いて神戸ファッション美術館と神戸ゆかりの美術館に行きました。
神戸ファッション美術館と神戸ゆかりの美術館は同じ建物内にあり、この日は関西文化の日でどちらの美術館も無料では入れましたが、普段でも神戸ファッション美術館に入ればゆかりの美術館の方は無料で観覧できます。
小磯記念美術館の半券チケットで、ファッション美術館は団体料金になりますので、更にオトクになりますよ

先に神戸ファッション美術館の方から入りました。
こちらでは「女神(ミューズ)たちの肖像 ファッション写真展モードと女性美の軌跡」展('10.10.21~'11.1.10まで。入館料500円)が開催されています。
中に入ると、同時開催中の「ベルナール・フォコンの見た夢 ノスタルジーを超えて」というミニ展示を先に見ることになります。
TV番組の「オー!マイキー」みたいに、マネキンたちが空笑いしてました(笑)。
面白くもあり、ちょっとこわくもありという印象です。
そして、メインの展示になります。
この展覧会、良かった~!!
20世紀の女性の美を、その時に活躍した有名な写真家のファッション写真を通して振り返るという企画ですが、白黒写真が多いですが、さすがにどれも美しい

撮影の第一目的はファッションなので、当時のスーパーモデルによるブランド服の紹介のような側面もありますが、写真はブランドの広告を兼ねているので、気品があり豪華な雰囲気を漂わせています。
ファッションがメインとはいえ、写真家の方も芸術家が多いので、衣装より芸術性を重きに置いた作品も多くあり、結果益々写真が魅力的になっていました
この前展覧会を観たマン・レイの作品もありましたが、マン・レイはこんなファッション写真ばかりの中にあっても輝いてましたね。すごいです
ロバート・メイプルソープ、アーヴィング・ペン、篠山紀信の作品もありましたよ。
チラシの表紙は、アーウィン・ブルーメンフェルドの「三重写しになったレスリー・ピーターセン」です。
露出の差を上手く利用しており、人形から人間に変化しているように見え、面白かったです

写真を楽しんだ後は、常設展で実際に20世紀以前からのドレスなどが鑑賞でき、衣装の変遷も見ることができます。
写真の衣装と同じものもありましたので、写真に現実味が加算され、より面白く感じました。
美しいものをいっぱい見れ、大満足の展覧会でした。
オススメです

ファッションを楽しんだ後は、神戸ゆかりの美術館で開催されている「赤い港の色彩 小出卓二」展('10.10.2~'11.1.30まで。この美術館単独なら入館料200円)を見ました。
小出卓二の作品は、「古家新とゆかりの画家たち」展に1枚あったのですが、この画家の絵も濃いですね~。
明らかに古家新と同系の画家です。
もう、赤が眩しい、眩しい。
赤と黄色に、補色の青や緑ですよ。
きれいといえばきれいなのですが、たくさん見るにはちょっときついです(苦笑)。
好き嫌いは分かれるかもしれませんが、この色使いが力強いことは確かです。
色彩のダイナミズムを追求した小出の世界を堪能できる展覧会でした
神戸ファッション美術館
住所:神戸市東灘区向洋町中2-9-1 TEL:078-858-0050
開館時間:10時~18時(入館17時半まで)、休館日:水曜、年末年始(12月29日~1月3日)
神戸ゆかりの美術館 住所:神戸市東灘区向洋町中2-9-1 TEL:078-858-1520
開館時間:10時~18時(入館17時半まで)、休館日:水曜、年末年始(12月29日~1月3日)

最初に行ったのは、先に紹介した小磯記念美術館で開催されている「古屋新とゆかりの画家たち」展(その時の記事はこちら)で、次に1駅歩いて神戸ファッション美術館と神戸ゆかりの美術館に行きました。
神戸ファッション美術館と神戸ゆかりの美術館は同じ建物内にあり、この日は関西文化の日でどちらの美術館も無料では入れましたが、普段でも神戸ファッション美術館に入ればゆかりの美術館の方は無料で観覧できます。
小磯記念美術館の半券チケットで、ファッション美術館は団体料金になりますので、更にオトクになりますよ


先に神戸ファッション美術館の方から入りました。
こちらでは「女神(ミューズ)たちの肖像 ファッション写真展モードと女性美の軌跡」展('10.10.21~'11.1.10まで。入館料500円)が開催されています。
中に入ると、同時開催中の「ベルナール・フォコンの見た夢 ノスタルジーを超えて」というミニ展示を先に見ることになります。
TV番組の「オー!マイキー」みたいに、マネキンたちが空笑いしてました(笑)。
面白くもあり、ちょっとこわくもありという印象です。
そして、メインの展示になります。
この展覧会、良かった~!!
20世紀の女性の美を、その時に活躍した有名な写真家のファッション写真を通して振り返るという企画ですが、白黒写真が多いですが、さすがにどれも美しい


撮影の第一目的はファッションなので、当時のスーパーモデルによるブランド服の紹介のような側面もありますが、写真はブランドの広告を兼ねているので、気品があり豪華な雰囲気を漂わせています。
ファッションがメインとはいえ、写真家の方も芸術家が多いので、衣装より芸術性を重きに置いた作品も多くあり、結果益々写真が魅力的になっていました

この前展覧会を観たマン・レイの作品もありましたが、マン・レイはこんなファッション写真ばかりの中にあっても輝いてましたね。すごいです

ロバート・メイプルソープ、アーヴィング・ペン、篠山紀信の作品もありましたよ。
チラシの表紙は、アーウィン・ブルーメンフェルドの「三重写しになったレスリー・ピーターセン」です。
露出の差を上手く利用しており、人形から人間に変化しているように見え、面白かったです


写真を楽しんだ後は、常設展で実際に20世紀以前からのドレスなどが鑑賞でき、衣装の変遷も見ることができます。
写真の衣装と同じものもありましたので、写真に現実味が加算され、より面白く感じました。
美しいものをいっぱい見れ、大満足の展覧会でした。
オススメです



ファッションを楽しんだ後は、神戸ゆかりの美術館で開催されている「赤い港の色彩 小出卓二」展('10.10.2~'11.1.30まで。この美術館単独なら入館料200円)を見ました。
小出卓二の作品は、「古家新とゆかりの画家たち」展に1枚あったのですが、この画家の絵も濃いですね~。
明らかに古家新と同系の画家です。
もう、赤が眩しい、眩しい。
赤と黄色に、補色の青や緑ですよ。
きれいといえばきれいなのですが、たくさん見るにはちょっときついです(苦笑)。
好き嫌いは分かれるかもしれませんが、この色使いが力強いことは確かです。
色彩のダイナミズムを追求した小出の世界を堪能できる展覧会でした

神戸ファッション美術館
住所:神戸市東灘区向洋町中2-9-1 TEL:078-858-0050
開館時間:10時~18時(入館17時半まで)、休館日:水曜、年末年始(12月29日~1月3日)
神戸ゆかりの美術館 住所:神戸市東灘区向洋町中2-9-1 TEL:078-858-1520
開館時間:10時~18時(入館17時半まで)、休館日:水曜、年末年始(12月29日~1月3日)
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