とある婦人の忘備目録

展覧会、映画、お寺などを観ること、食べることを中心に感想を綴っていきます。

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奈良特別御開帳巡り① 璉珹寺('10.10.23 Sat)

 10月23日(土)、秘仏特別御開帳を観に奈良に行ってきました。
 1日でめちゃたくさんのお寺を周ったので順番に紹介したいのですが、一番最後に行った璉珹寺さんの御開帳の期間がもうすぐ終わるので、こちらのお寺を先に紹介させていただきますね。

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 市内循環バス「紀寺町」の近くにある珹寺(れんじょうじ)さんは、紀寺(きでら)とも呼ばれ、天平時代、聖武天皇の勅願で行基が開基のお寺だそうです。
 1602年、徳川家康から寺領20石を下賜された由緒あるお寺ですが、維新以後は衰微することもあったようで、宗派もいろいろ変り、現在は浄土真宗遣迎院派のお寺だそうです。

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 ちょうどこの日は夜間拝観で21時まで開いていたので、日が暮れてから訪れました。
 入口から玄関まで地面にライトが点いており、良い雰囲気です。

 通常は毎年5月にしか御開扉されない御本尊の阿弥陀如来立像が、平城遷都1300年祭で現在特別御開帳されています('10.10.1~10.31まで。拝観料400円)。

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 お堂の中に入らせていただきましたら、秘仏の阿弥陀如来さまがいらっしゃいました!
 初めて拝観させていただきましたが、こちらの仏さま、美しい~

 こちらの阿弥陀さまは、光明皇后をモデルとして鎌倉時代に白檀で作られたそうです。
 白色の美しい裸形像で、西陣織の袴を身に着けてられ、50年に一度袴を取り替えられるそうです。
 衣ももちろん美しいのですが、阿弥陀さまのお顔が優しくて見惚れてしまうほど美しいです。

 この阿弥陀さまの両脇の観世音菩薩立像と勢至菩薩立像も美しい!
 観音菩薩さまも勢至菩薩さまも重文です。

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 写真右下の観音菩薩さまは、奈良時代末から平安時代初期の作で、カヤの一木造りだそうです。
 白檀に栢とは、どちらも香りの良い木ですね。
 お顔も端整で優しく美しいのですが、お姿も少し足を曲げたポーズが美しく、流れるような衣の表現も見事です

 この観音菩薩さまを模して600年後ぐらいに作られたのが勢至菩薩さまだと説明があったように思いますが、これはうろ覚えなのではっきりとはわかりません。
 こちらの仏さまも美しい~
 お顔も美しいですが、ポーズがとてもきれいです。

 どの仏さまもとても優しく、訪れた私たちを温かく迎えてくださったような気がしました。
 本当に拝観できて良かったと思えるお寺でした

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 お堂を出ると、灯りがお部屋に飾ってあったので行ってみました。

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 どうやらお茶がいただけるみたいでしたので、ちょっと一服させていただくことにしました。

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 こちらが、びわ茶とお菓子(200円)です。
 蓮の形の紙の器の中央に、干し苺(?)が置いてあり、見た目もきれいです。
 食べてみると、甘くて香りが良くておいしい!

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 こちらは、甘木茶とクッキーのようなお菓子(200円)です。
 湯飲みには、ちゃんと珹寺と書かれています。
 お茶は、後味が甘くて不思議な味でした。
 このクッキーもあっさりしているのにコクがあり、おいしい!
 おみやげに買って帰りたかったぐらいです(笑)。

 お寺のご住職の奥さんが、「これ、おいしいから食べてみて」と牛蒡のお菓子も出してくださいました。
 これもおいしい!
 少し甘めなのですがとんがらしがピリリと効いていて、きんぴらごぼうみたいなお菓子です。
 
 浄土真宗なので、住職の奥さんは坊守さんとお呼びするのでしょうかね?
 その方から、このお寺はお庭の花々も美しく、黄木蓮やきれいな椿の咲く春がとても良いとお聞きしました。
 また花の季節に訪れたいです。

 こちらのお座敷に置いてあった鷹の絵の屏風もなかなか良かったですし、うちかけも飾ってありました。
 いろいろ見せてもらえますね。

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 お庭の外には、戦死者慰霊のための大きな観音さまもいらっしゃいました。

 この日は朧月夜の日で、落ち着いたいい夜のひとときを過ごさせていただきました

 優しくきれいな仏さまに、おいしいお茶とお菓子、そしてお寺の方のお話にほっこり和めました。
 とても良かったです。
 この阿弥陀さまの御開帳は10月31日までです。
 オススメですよ

珹寺(平城遷都1300年祭のHPより) 
 住所:奈良市西紀寺町45 TEL:0742-22-4887 行き方:市内循環バス(外回り)「紀寺町」下車徒歩2分
 拝観時間:9時~17時(受付17時まで。10/30(土)は21時まで)
 
 *「れんじょう」という字が文字化けしてしまうかもしれませんが、王へんに連と王へんに成です。
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