とある婦人の忘備目録

展覧会、映画、お寺などを観ること、食べることを中心に感想を綴っていきます。

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京都市美術館 「高島屋百華展」('10.10.16 Sat)

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 京都市美術館では、いくつかの展覧会を同時開催しています。
 今回は、3つの展覧会を観てきました。

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 まず最初に紹介するのは、「高島屋百華展 近代美術の歩みとともに」展('10.9.18~10.29まで。入場料1200円)です。

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 入口のエントランスホールに竹内栖鳳の「アレ夕立に」の看板(?)が柱のところに飾られています。
 ということで、今回の展覧会のオススメの品がこちらだということがわかります(笑)。

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 今回の展覧会は、高島屋百貨店が所蔵している2万点のコレクションの中から、京都画壇、文化勲章受賞作家の作品を中心に、厳選された約100点を紹介している展覧会です。

 これらのコレクションは、以前に記事にしたことがある高島屋史料館に通常は保存されています(その時の記事はこちら)。
 高島屋史料館に行くと、平櫛田中の大きな大黒さんが入口のところで出迎えてくれるのですが、今回もわざわざ出張して出迎えてくださいました(笑)。

 そして、竹内栖鳳や、岡田三郎助、堂本印象、東山魁夷、下村観山、横山大観、川端龍子など錚々たるメンバーの作品がずらりと並びます。
 観ていてうれしくなりますね

 今まで何回も観ている作品もたくさんあるのですが、それでもいいものはいいです

 今回、気に入ったのは都路華香の「吉野の桜」です。
 桜の木が春風になびいて、今にも花びらだけが舞い散りそうな瞬間を描写していて、桜の強さと潔さと風の流れが感じられ、少し切ない気分になるような美しさでした

 東山魁夷の「深山湧雲」も厳かな感じのする美しい作品でした。

 岡田三郎助の「支那絹の前」は、今まで美しい作品だと思っていたのですが、今回じっくり観るとモデルの女性の表情が曇りがちで、こんな晴れやかな着物を着ているのにどうしたのかな?と思ってしまいました。
 この着物の描き込み方がすごくて、やはり元呉服屋の高島屋の所蔵品だけあるなと思いました。

 この展覧会を観て思ったのは、やはり高島屋という「百貨店」が所蔵している作品ということで、基本的には商品にするための原画作品であって、個人が自分で楽しむために集めたコレクションとは少し違いますね。
 扇の形の原画も多数あったのですが、原画で見るより扇という形にした方が美しい作品も多く、画家も商品化して美しく見えるような絵を描いているように思いました。
 染織品として飾って見栄えがするように、大きく派手な絵も少なくありませんでしたしね。
 ただ、高島屋の方もすごくて、よくこんな難しい作品を商品化したなとも思います。

 この展覧会では、日本の近代美術の大御所たちも、昔は依頼を受けて注文どおりの絵を描いていた時代があり、当時の画家たちの職業画家として一面が垣間見ることができて面白かったです。
 図録は1600円で、本のような装丁でしたよ。

 画家たちの作品には華がありました。
 「高島屋百華展」、ネーミングからしてなかなか言いえて妙ですよね。
 絵画だけでなくローズちゃんも来ていて、観て良かったです
 
京都市美術館 
 住所:京都市左京区岡崎円勝寺町124(岡崎公園内) TEL:075-771-4107
 開館時間:9時~17時(入館は16時半まで) 休館日:月曜(祝日の場合は開館)、年末年始(12月28日〜1月2日)
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