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美術館「えき」KYOTO 「モーリス・ユトリロ」展('10.10.16 Sat)

 昨日は熱が出たためダウンして、早くから寝たら今朝には解熱していたので、ちょっと無理(無茶)して、期限終了間近の展覧会を観に行ってきました。
 予告では、今日は松伯美術館のつもりだったのですが、先にこちらの展覧会を紹介させていただきますね。

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 行ってきたのは、JR京都伊勢丹の7階にある美術館「えき」KYOTOの「モーリス・ユトリロ」展('10.9.9~10.17まで。入館料1000円)です。

 ユトリロは、ルノワールやロートレックのモデルになり、自身も絵を描いたシュザンヌ・ヴァラドンの18歳の時の子どもで、父親がいなかったため祖母に育てられたそうです。
 そのせいか、親の愛情に飢え、学校に行っても勉強をせず、10代からアル中になりその治療のために病院に入院し、退院後医師の勧めで絵を描きはじめました。
 今回は絵を描きはじめた「モンマニーの時代」、白の色が印象的な「白の時代」、人生後半の「色彩の時代」とユトリロの絵画の変遷を順を追って紹介した展覧会になっています。

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 今までユトリロの作品を何枚かはもちろん観ていますが、まとめて観たのは久しぶりのような気がします。
 それも観たことない作品ばっかりだったので、不思議に思っていたら全作品日本初公開だそうです

 ユトリロの作品の魅力は、私は色彩ではないかと思います。
 そんなに派手な色使いではないのですが、色彩の配置がうまくて、パリの少し下町っぽい雰囲気をよく捉えていると思います。
 ユトリロの絵を観たら、パリって感じがしますものね
 
 ユトリロの作品って、建物ばかりの印象だったのですが、意外にも人物が描かれているのですね。
 今回の作品のほとんどに人物が描かれていました。
 その人物は小さく後姿が多く、まるで箱庭に置いてある人形みたいに見えます。
 絵の中の人間を見ていると、ユトリロの人を恋しがっている部分と人を遠ざけたい気持ちの両面が感じられ、しんどい人生を送ってきたのだなと思います。

 それでも絵は魅力的で、ユトリロがどのような気持ちで絵を描いていたのか、もっともっと知りたくなるような展覧会でした

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 図録は2300円でした。
 作品の解説が、ちょっと小説風のものもあったりして、なかなか面白いです。
 行ったら、今回の展覧会のチラシはもうありませんでした。
 チラシも欲しかったな。
 やっぱり人気の展覧会は早く行かないといけませんね。
 
 この展覧会は明日(10/17)までです。良かったですよ。
 無理していった甲斐がありました。
 この後、豊橋市美術博物館に巡回するみたいです('10.10.22~12.5まで)。
 興味のある方は、是非観に行ってくださいね

美術館「えき」KYOTO 
 住所:京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町 JR京都伊勢丹7階隣接 TEL:075-352-1111(大代表)
 開館時間:10時~20時(最終日17時まで。入館各30分前まで)
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