とある婦人の忘備目録

展覧会、映画、お寺などを観ること、食べることを中心に感想を綴っていきます。

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京都高島屋 「岩澤重夫」展('10.9.11 Sat)

 京都高島屋の7階グランドホールでやっている「金閣寺客殿障壁画完成記念 岩澤重夫展」('10.9.8~9.20まで。入場料800円。午後6時からは半額)を観てきました。

          iwasawa1.jpg
 金閣寺には何回も行っているのですが、客殿なんかあったかな?と思っていたら、この建物自体が2003年に完成したばかりで、まだ公開されていなかったのですね。
 この客殿の障壁画63面を描かれたのが岩澤重夫画伯で、画伯は2009年障壁画完成後しばらくして急逝されたそうです。
 この展覧会は、金閣寺障壁画61面と代表作等40点をあわせた岩澤重夫の大回顧展です。

          iwasawa2.jpg
 最初、現代アートっぽい作品が展示されており、「金閣寺の障壁画を描いてる人やのに、こんな現代アートみたいなのが金閣寺と合うのかな?」と思っていたら、初期の作品は抽象作品を手がけていたのですが、その後、風景画に変っていったそうです。
 それ以降は、美しく雄大な風景の作品がずら~っと展示されていて見応えがありました。

 特に山間の滝や川など、深い色合いの中に水を表す白が効いて美しいです。
 東山魁夷に似ているなと思ったのですが、師事したのは堂本印象なんですって。
 言われてみれば、初期の作品は堂本印象の影響を感じます。

 そして、金閣寺の障壁画の展示になるのですが、これは3つに分かれています。
 明るいパステル調で虹色の「写実の梅」、金と銀のシブイ色使いの「抽象の桜」、無駄を一切省いた「プラチナと薄墨の山水」です。

 これは、具象画から抽象画への変遷を見るみたいでした。
 とくに「プラチナと薄墨の山水」は、最小限の線で山の稜線を表しているのは見事でした。

 絵の形態だけでなく、色も多彩な色使いから単色への変化を見ることができます。
 ですが、色の方は金や銀、プラチナを使っているので、光に反応して輝きが出て単純に色が少なくなったとは言えないんですけどね。
 金銀プラチナ色は、シブく落ち着いているのですが、豪華で華やかです。
 見終わる頃には、金閣寺にぴったりの障壁画だと思えました

 図録は1800円だったかな。
 この後、東京と画伯の生まれ故郷の大分で公開された後は、金閣寺客殿に納められ非公開になるそうですので、興味がある方は観に行ってくださいね
 
京都高島屋
 住所:京都市下京区四条通河原町西入真町52番地 TEL:075-221-8811
 開場時間:10時~20時(最終日は17時まで。入場は各閉場の30分前まで) 会期中休みなし
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