大谷大学博物館「インド・仏教美術の流伝」展('10.8.7 Sat)

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 今日は、京都の美術館巡りに行ってきました。
 まず最初にやってきたのは、大谷大学博物館です。

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 こちらでは、「日本画家 畠中光享の眼 インド・仏教美術の流伝」展('10.6.8~8.8まで。観覧料200円)をやっています。
 またまた例の如く、期間が長いと油断していたら、会期が明日までで急いでやってきました

 画家畠中光享(はたなか こうきょう)さんは、大谷大学の出身だそうで、その関係で畠中さんの仏教美術のコレクションがこの博物館で今回公開されています。

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 数はそんなに多くはありませんでしたが、インド周辺の仏教美術が揃っており、良かったです。
 きれいな仏像も多く、どれも美しい

 17世紀ネパール、ブロンズ製のディーパンカーラ(燃燈仏)は、仏さまの表情が優美で、衣服の細工も細かく、スカートの赤色がきれいに残っており、美しい仏像でした。

 15世紀~16世紀タイ・アユタヤ、ブロンズ製の仏陀立像は、姿勢が良くスッと立ってられるのですが、手の形というかポーズが美しかったですね。

 10世紀~11世紀中央インド、砂岩製の「三叉を持つシヴァ」像は、かっこいいイケメンです(笑)。
 密教系の女神像は、ナイスバディです(笑)。

 以前、大阪歴史博物館でやっていた「聖地チベット」展(その時の記事はこちら)を観た時にも思ったのですが、やっぱり大陸の仏像は人を魅了するエキゾチックな美しさを持っていますよね。
 外に向かって放つ魅力という感じです。
 
 日本の仏像は、外に向かってというよりは、深く内省的な美しさを持っている仏像が多いように思えます。
 今回、展示されていた10世紀藤原時代の阿弥陀仏像は、小さいながら精緻で美しかったです。
 特にお顔の表情が、なんともいえないほど落ち着きがあり、見ていると心が静かになるような気がしました。
 この仏さま、めちゃ好きです。
 
 典型的な美しいガンダーラ仏の仏頭やネパールの写木など、どれも美しいものばかりでした。
 これだけ美しい仏教美術品を蒐集するのは、大変だったでしょう。
 畠中光享の眼は、すばらしかったです。
 
 そうそう、眼といえば、この展覧会のチラシの表紙になっている仏頭は、中央アジアの7~8世紀の仏頭なのですが、展示品の中からなかなか見つけることが出来ませんでした。
 実は、本物とチラシは左右反転させてあったんです。
 (このブログに載せているチラシの写真の上右端のシヴァ胸像も向きが反転してました)

 ただ反転させているだけなのに、見て受けるイメージが変ります。
 人の眼というのは、精密でありながら、だまされやすくもあるんですね

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 展覧会の入口には、畠中光享さんの絵が飾ってありました。
 写真撮影禁止とは書いてなかったので撮らせていただきました。
 とても美しい絵でしたよ。
 
 8/8は日曜なのですがこの日は開いていて、この展覧会は8/8までなので、興味のある方は是非どうぞ。
 良かったですよ
 
大谷大学博物館
 住所:京都市北区小山上総町 響流館1階(地下鉄烏丸線「北大路駅」6番出口すぐ) 
 TEL:075-411-8483 開館時間:10時~17時(入館は16時半まで) 休館日:日・月(8/8は開館)
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