北新地 くりや冬月の菜摘み膳


先日、北新地にある「くりや冬月」というお店にランチに行ってきました。

メニューは3種類で、10種類の小鉢に炊き込みご飯、味噌汁がついた「菜摘み膳(1000円)を注文。

野菜を中心に、少しずついろいろなものが食べられるのですが、お味の方は、なんかぼんやりしたお味で残念ながら特筆すべきものはありませんでした。
おいしかったなと思ったのは、お刺身ぐらいでしょうか。
炊き込みご飯は、いろいろ具沢山なんですが、炊き方が少し柔らかすぎてべちょべちょしてました。
お味噌汁は具沢山なのはうれしいのですが、盛り付けが大雑把で見た目がイマイチ。
今回はえらく辛口の感想だなと思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、これには理由があるのです。
実は接客態度が最低だったのです。
悪口なんて聞きたくないという方は、この先は読まないでくださいね(笑)。
まず、案内された席が、6人掛けで奥と後ろが壁になっているコーナー席で、奥に3人の方が向かい合わせに座ってられて、私たち2人はその席の入口になる場所に相席で案内されました。
私は後ろが壁になっている席に座り、私の隣の席は1つ空いており、その奥に先に食べてられるお客さんが座ってました。
食事が来て、食べている最中に女性の店員が「真ん中の椅子をいただきたい」と言うので、私は立って自分が座っていた椅子を渡し、隣の椅子を自分で引き寄せ座りましたが、店員は何も言わずに椅子だけもってさっさと去っていきました。
「もって行く椅子を置いて、先に客(私)のために隣の椅子を引き寄せて挨拶するのが当然やろう」と思いながらも、黙って食事の続きに戻ったのですが、当然、奥の客の方が先に食べているのですから、食べ終わるのも先になるわけです。
でも、席を出るには、私に退いてもらわないと出れないので、気を遣って奥のお客さんたちはおしゃべりをして、私たちが食べ終わるのを待ってくれてたんだと思います。
そしたら、またさっきの店員がやってきて、「他のお客が待っていますので」と言うのです。
私は、また食事の最中に席を立たされる羽目に。
奥のお客さんは、申し訳なさそうに「すみません」と挨拶してでられたのに、その店員はさっさとどこかに行って知らん顔。
「なんやこの店は!」と思うと同時に、「もしかして、この奥の席にまた客を案内する気なんとちゃうやろな?」と思ってたら、案の定、またしてもその店員が奥の席に他の客を案内するんですよ。
ちょっと皆さん、これをどう思われます?
私は、食事中に3度も立ったり座ったりさせられて、落ち着いて食べることも出来ず、すっかり食べる気が失せてしまいました。
3度目の時は、だいぶん食べ終わっていたのですが、もう早々にお店を出ましたよ。
いくら品数が多くても、これぐらいの味と値段なら、もっと気持ちよく食事をさせてくれるお店はいくらでもあります。
これが新地の和食のお店のサービスというのだから、笑っちゃいますよね。
「昼の安いランチの客だから・・・」というお店の態度なら、夜の時間帯になっても接客態度がよくなるとは到底思えませんけどねぇ。
客に「来てよかった」と思わせる接客サービスって、大事ですよね。
接客態度が良ければ、少々お味がぼんやりしていてもコスパ的に良いことを重点に置いて、そんなに辛口評価にしないのですが、今回はあまりにもひどかったので、お味の方の評価も真正直になっちゃいました。
楽しみにして行ったのに、心底がっかりのお店でした。
くりや冬月
住所:大阪市北区堂島1-4-20
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