静岡 6月の遠州旅行④ 油山寺
長らく中断してしまいましたが、静岡県の遠州旅行の続きを書きます。

可睡斎を出た後、向かった先は、遠州三山(可睡斎・尊永寺・油山寺)の1つ油山寺(ゆさんじ)です。
油山寺は真言宗智山派の寺院で、山号を醫王山(いおうざん)、院号は薬王院で、正式名称は醫王山薬王院油山寺です。
御本尊は薬師瑠璃光如来像です。
701年に行基上人(668-749)が創建し、この山から油が湧き出たことから油山寺という名がついたそうです。
油って、石油のことですよね?
昔はこの辺りに石油がでたのですね。
それに行基さんって、今では近鉄奈良駅の前で立ってられますが、静岡まで行かれてたのですか!
空海(弘法大師 774-835)も日本中をまわっていましたが、行基さんは空海さんより前の人ですからね。
すごいです。

こちらは山門です。
元・掛川城玄関大手二之門を移築したものだそうです。
どうりでお寺の山門に見えない筈です。

山門から次の礼拝門に行くまでの参道に風鈴が飾られていました。
現在、遠州三山風鈴まつり('22.5.21~8.31まで)が開催されています。

かわいい風鈴が、涼やかできれいな音色を響かせていました ♡
礼拝門をくぐった後、方丈で御朱印をいただき、宝生殿の拝観をしてきました。
ですが、入口である方丈の写真を撮り忘れてます-_-;
中は写真撮影不可のため写真はありませんが、方丈や書院は文化財ですし、大きく長い念珠や新しいですがきれいな天井画、十三佛戒壇めぐりなど見どころがいっぱい。
これだけ見せていただいて拝観料は300円なので、行かれたら絶対に拝観することをお勧めします。

こちらは外から見た宝生殿です。
中に戒壇めぐりの仏像が安置されています。

宝生殿拝観の後は、更に奥の薬師本堂に向かいます。
この辺りは天狗谷といい、一万年前の姿をとどめる森だそうです。
すごいですね。
このお寺は「目の霊山」とも呼ばれているそうですが、その由来が、孝謙天皇が眼病を患った時、山内にある
「るりの滝」の水で目を洗ったら完治したということで、眼病にご利益があるとされているそうです。
その由来を知ったのは後のことだったので、滝は見ましたが写真は撮らず--;
何しに行ったのやら・・・です。トホホ
ちなみに孝謙天皇は、東大寺の大仏建立の詔を出した聖武天皇と光明皇后の娘です。
聖武天皇は行基に会って、東大寺の大仏建立に協力するよう依頼しています。
このお寺は行基が開山のお寺なので、その関係でるりの滝の水は目によく効くという情報を得たのかもしれませんね。

こちらが薬師本堂です。
中には立派なお厨子があります。
秘仏の薬師如来像が納められているそうです。
また、こちらの山の守護神である軍全貌大権現さまをおまつりしているとのことです。
天狗谷という名は、軍全貌大権現さまからきているのですね。
可睡斎の秋葉三尺坊や京都の鞍馬山の僧正坊のように、○○坊というのは神格化した天狗の名前が多いですものね。

ここからは三重塔もきれいに見えます。
この他にも見どころがいろいろ。
私たちはレンタサイクルで行きましたが、ちょっと公共交通でのアクセスがあまり良くないのが難ですが、紅葉の木もたくさんあったので秋はきれいそうです。
落ち着いた良いお寺でした^^
油山寺
住所:静岡県袋井市村松1番地 TEL:0538-42-3633
拝観受付時間:9時~16時30分
ポチポチっと押して励ましてもらえるとうれしいです。

にほんブログ村
↑
ありがとうございます!
↓

可睡斎を出た後、向かった先は、遠州三山(可睡斎・尊永寺・油山寺)の1つ油山寺(ゆさんじ)です。
油山寺は真言宗智山派の寺院で、山号を醫王山(いおうざん)、院号は薬王院で、正式名称は醫王山薬王院油山寺です。
御本尊は薬師瑠璃光如来像です。
701年に行基上人(668-749)が創建し、この山から油が湧き出たことから油山寺という名がついたそうです。
油って、石油のことですよね?
昔はこの辺りに石油がでたのですね。
それに行基さんって、今では近鉄奈良駅の前で立ってられますが、静岡まで行かれてたのですか!
空海(弘法大師 774-835)も日本中をまわっていましたが、行基さんは空海さんより前の人ですからね。
すごいです。

こちらは山門です。
元・掛川城玄関大手二之門を移築したものだそうです。
どうりでお寺の山門に見えない筈です。

山門から次の礼拝門に行くまでの参道に風鈴が飾られていました。
現在、遠州三山風鈴まつり('22.5.21~8.31まで)が開催されています。

かわいい風鈴が、涼やかできれいな音色を響かせていました ♡
礼拝門をくぐった後、方丈で御朱印をいただき、宝生殿の拝観をしてきました。
ですが、入口である方丈の写真を撮り忘れてます-_-;
中は写真撮影不可のため写真はありませんが、方丈や書院は文化財ですし、大きく長い念珠や新しいですがきれいな天井画、十三佛戒壇めぐりなど見どころがいっぱい。
これだけ見せていただいて拝観料は300円なので、行かれたら絶対に拝観することをお勧めします。

こちらは外から見た宝生殿です。
中に戒壇めぐりの仏像が安置されています。

宝生殿拝観の後は、更に奥の薬師本堂に向かいます。
この辺りは天狗谷といい、一万年前の姿をとどめる森だそうです。
すごいですね。
このお寺は「目の霊山」とも呼ばれているそうですが、その由来が、孝謙天皇が眼病を患った時、山内にある
「るりの滝」の水で目を洗ったら完治したということで、眼病にご利益があるとされているそうです。
その由来を知ったのは後のことだったので、滝は見ましたが写真は撮らず--;
何しに行ったのやら・・・です。トホホ
ちなみに孝謙天皇は、東大寺の大仏建立の詔を出した聖武天皇と光明皇后の娘です。
聖武天皇は行基に会って、東大寺の大仏建立に協力するよう依頼しています。
このお寺は行基が開山のお寺なので、その関係でるりの滝の水は目によく効くという情報を得たのかもしれませんね。

こちらが薬師本堂です。
中には立派なお厨子があります。
秘仏の薬師如来像が納められているそうです。
また、こちらの山の守護神である軍全貌大権現さまをおまつりしているとのことです。
天狗谷という名は、軍全貌大権現さまからきているのですね。
可睡斎の秋葉三尺坊や京都の鞍馬山の僧正坊のように、○○坊というのは神格化した天狗の名前が多いですものね。

ここからは三重塔もきれいに見えます。
この他にも見どころがいろいろ。
私たちはレンタサイクルで行きましたが、ちょっと公共交通でのアクセスがあまり良くないのが難ですが、紅葉の木もたくさんあったので秋はきれいそうです。
落ち着いた良いお寺でした^^
油山寺
住所:静岡県袋井市村松1番地 TEL:0538-42-3633
拝観受付時間:9時~16時30分
ポチポチっと押して励ましてもらえるとうれしいです。

にほんブログ村
↑
ありがとうございます!
↓
- 関連記事
-
- 第57回京の冬の旅 芳春院 (2023/02/02)
- 京都 嵐山 鹿王院 (2022/12/30)
- 静岡 6月の遠州旅行④ 油山寺 (2022/07/29)
- 三重 津市 結城神社のしだれ梅 (2022/03/15)
- 京都 宇多野 福王子神社 (2022/01/28)
スポンサーサイト