西宮市大谷記念美術館「韓国の民画と絵本原画展」('10.5.22 Sat)

 まだGWに行った分も書き終わってないし、他にもいっぱい行ったとこがあって、それから書かなければいけないのですが、展覧会の会期が終わりそうなのが増えてきたので、日にちも順番も飛ばして、展覧会の感想を優先させてもらいますね。

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 ということで、今日(5/22)行ってきたのは、西宮市大谷記念美術館「韓国の民画と絵本原画展」('10.4.3~5.23 日曜まで。入館料800円)です。
 明日までの開催なので、ぎりぎり間に合いました。

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 この展覧会は、現代の絵本原画80点と、李朝末期から20世紀前半にかけて、朝鮮半島の中産階級や庶民の家に飾られていた絵画である「民画」36点が展示された展覧会です。

 まず、最初に絵本の原画と簡単な絵本のあらすじの展示ですが、さすがに現代の絵本、色もバランスが良く見やすくきれいですし、キャラクターもかわいいですし、日本人でも楽しめる絵本が多かったです。

 とくに気に入ったのは、クォン・ユンドクの「猫は私だけのまねをする」という設定も現代の作品です。
 飼ってる猫は、飼い主の少女が虫を見ると虫を見る、寝ると一緒にベッドにもぐりこむ、など、この少女の真似ばかりしているので、今度は少女の方が猫の真似をすることで、猫の視点を獲得し、新しい体験をするというお話(かな?)です。

 猫も少女もかわいくて、この猫が少女のことが大好きで、少女も猫のことが好きなことが伝わって、思わず顔がほころんでいきます
 この少女は、猫の真似して、本棚の上まで猫と一緒にのぼってしまうんですよ。
 それはちょっとムリやろう~と、心の中でツッコミを入れてしまいました(笑)。
 
 チェ・ウンミの「沈清歌」という絵本の絵は、ものすごく韓国らしい民族的な絵です(看板の絵)。
 背景がなくて余白だけなのですが、その余白の取り方がうまくて、存在感のある絵になってました。
 ちょっとすごいなと思いました。

 その他にもたくさん絵本の絵が紹介され、楽しかったですよ
 
 紹介されてた絵本作家って、みんな若くてびっくり。
 30代~40代ぐらいの人ばかりだったような気がします。

 第2会場、第3会場は、民画の展示になっています。
 魚類も含めて、韓国の動物って、目を見開いて描かれているのが多いのですね。
 これは、この時代のステレオタイプだったからですかね?
 
 チケットに描かれているトラは、愛嬌があって、とてもかわいかったです。
 花も鳥も大胆に描かれており、なかなか面白かったです。

 李王朝末期から20世紀前半までの民画の次がなぜ現代絵本なんだろう?と思ったのですが、ふと韓国の近代の歴史に思い当たり、心が痛みました・・・。

 
 この日は、ワークショップがあったみたいで、韓国の絵本作家が来日されており、サイン会も開かれていました。
 紹介された絵本や日本語版の絵本等の販売もあり、人も多かったです。

 韓国の民画や絵本は見たことがなかったので、良い機会になった展覧会でした。

 
 1階では、海外の画家の常設展示もあったのですが、この常設展示、藤田嗣治やマリー・ローランサンなど、けっこういい作品が展示されてました。
 ここは、ベルナール・ビュフェの作品を結構持っているのですね。
 3~4点展示してありました。
 ちょっと突き刺さるような絵でしたが(笑)。
 
 特別展も常設展もあり、盛況なのもわかる展覧会でした

西宮市大谷記念美術館
 住所:西宮市中浜町4-38 TEL:0798-33-0164
 開館時間:10時~17時(入館は16時半まで) 休館日:水曜日(祝日の場合は開館し、翌日休館)
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