奈良 氷室神社
7月中に行った京都の展覧会の記事が終わったので、次は奈良です。
その前に、奈良の神社を1つ紹介しますね。

奈良国立博物館の向かいにある氷室神社です。
JRや近鉄奈良駅からバスに乗って国立博物館に行く場合、「氷室神社・国立博物館前」で降りることになりますが、バスを降りてすぐのところにあるのがこちらの氷室神社です。

歩道の前はバスが通る大きな道路なので、鳥居を歩道から撮ろうとすると入りきりません(笑)

鳥居をくぐると石灯篭が並んでいます。
春になるときれいな枝垂れ桜が咲くのですが、今は養生中です。

手水舎には井戸もありましたよ。

狛犬さんです。
結構古そうでしたが、いつ頃のものなのか読めませんでした。

表門とそれに続く東西廊です。
奈良県指定有形文化財で高札によると、応永9(1402)年、禁裏造営の際、旧御所の日華門と御輿宿を寄付され、寛永18(1641)年には日華門の扉が下賜されたそうです。
切妻造りに本瓦葺の四脚門に翼廊が接続された表門と東西廊は、禁裏御所の遺構だそうです。
門をくぐって中に入ると、拝殿と本殿になります。
御祭神は、闘鶏稲置大山主命(ツゲノイナギオオヤマヌシノミコト)、大鷦鷯命(オオササギノミコト)、額田大仲彦命(ヌカタノオオナカツヒコノミコト)です。
ご由緒は氷室神社のHPではちょっとわかりにくかったので、ウィキペディアから引用させていただきます。
和銅3年7月、元明天皇の勅命により、吉城川上流の月日磐に氷神を奉祀し、貯水を起こして厳寒時にそれ冷やして氷を作り、氷室に蓄えたそうです。
翌年の和銅4年6月から、その氷を平城京に献氷させる献氷の勅祭が始まり、以降毎年4月1日から9月30日まで献氷されていました。
それが70年以上続いたのですが、平安遷都後は廃止になったようです。
貞観2年2月、清和天皇の時代に現在の地に遷座され、左右二神を増して三座となり、建保5年(1217年)に社殿が建立されたそうです。
以来、春日大社の別宮に属し、現在に至っているとのことでした。
御祭神はあまり聞かない神名なのですが、額田大仲彦命が貯水の技術を、闘鶏稲置大山主命が水を冷やして氷を作り氷室に保存する方法を、大鷦鷯命が献氷の典礼を開かせた神なのだそうです。
ということで、氷に関係が深い神社です。

こちらには氷みくじという変わったおみくじがあります。
おみくじを氷の上に置くと字が浮かび上がるそうです。

私はおみくじはひきませんでしたが、かき氷献氷参拝をしました。
社務所でかき氷を作ってもらい、それを拝殿にお供えし、300円以上のお賽銭をしてお参りしてからいただきます。
氷を削っているところを見ると、濁りのないきれいな透明の純氷です。
できたかき氷は大きい!
お供えの後、白蜜シロップをかけていただきます。
素朴なみぞれ氷ですが、美味しいです。
暑い時はやっぱりかき氷ですよね。
溶けないように急いで食べたのに、全然キーンとならなかったのが不思議です。
やっぱり氷の神さまからの下げ渡しだからですかね ^^)
かき氷献氷は6月15日から9月15日頃までだそうです。

鹿の図柄が描かれた石灯篭の近くに鹿が来ていました。
鹿も氷室神社の氷の神さまの傍に涼みに来たのですかね ^^)
氷室神社
住所:奈良市春日野町1-4 TEL:0742-23-7297
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奈良国立博物館の向かいにある氷室神社です。
JRや近鉄奈良駅からバスに乗って国立博物館に行く場合、「氷室神社・国立博物館前」で降りることになりますが、バスを降りてすぐのところにあるのがこちらの氷室神社です。

歩道の前はバスが通る大きな道路なので、鳥居を歩道から撮ろうとすると入りきりません(笑)

鳥居をくぐると石灯篭が並んでいます。
春になるときれいな枝垂れ桜が咲くのですが、今は養生中です。

手水舎には井戸もありましたよ。


狛犬さんです。
結構古そうでしたが、いつ頃のものなのか読めませんでした。

表門とそれに続く東西廊です。
奈良県指定有形文化財で高札によると、応永9(1402)年、禁裏造営の際、旧御所の日華門と御輿宿を寄付され、寛永18(1641)年には日華門の扉が下賜されたそうです。
切妻造りに本瓦葺の四脚門に翼廊が接続された表門と東西廊は、禁裏御所の遺構だそうです。
門をくぐって中に入ると、拝殿と本殿になります。
御祭神は、闘鶏稲置大山主命(ツゲノイナギオオヤマヌシノミコト)、大鷦鷯命(オオササギノミコト)、額田大仲彦命(ヌカタノオオナカツヒコノミコト)です。
ご由緒は氷室神社のHPではちょっとわかりにくかったので、ウィキペディアから引用させていただきます。
和銅3年7月、元明天皇の勅命により、吉城川上流の月日磐に氷神を奉祀し、貯水を起こして厳寒時にそれ冷やして氷を作り、氷室に蓄えたそうです。
翌年の和銅4年6月から、その氷を平城京に献氷させる献氷の勅祭が始まり、以降毎年4月1日から9月30日まで献氷されていました。
それが70年以上続いたのですが、平安遷都後は廃止になったようです。
貞観2年2月、清和天皇の時代に現在の地に遷座され、左右二神を増して三座となり、建保5年(1217年)に社殿が建立されたそうです。
以来、春日大社の別宮に属し、現在に至っているとのことでした。
御祭神はあまり聞かない神名なのですが、額田大仲彦命が貯水の技術を、闘鶏稲置大山主命が水を冷やして氷を作り氷室に保存する方法を、大鷦鷯命が献氷の典礼を開かせた神なのだそうです。
ということで、氷に関係が深い神社です。

こちらには氷みくじという変わったおみくじがあります。
おみくじを氷の上に置くと字が浮かび上がるそうです。

私はおみくじはひきませんでしたが、かき氷献氷参拝をしました。
社務所でかき氷を作ってもらい、それを拝殿にお供えし、300円以上のお賽銭をしてお参りしてからいただきます。
氷を削っているところを見ると、濁りのないきれいな透明の純氷です。
できたかき氷は大きい!
お供えの後、白蜜シロップをかけていただきます。
素朴なみぞれ氷ですが、美味しいです。
暑い時はやっぱりかき氷ですよね。
溶けないように急いで食べたのに、全然キーンとならなかったのが不思議です。
やっぱり氷の神さまからの下げ渡しだからですかね ^^)
かき氷献氷は6月15日から9月15日頃までだそうです。

鹿の図柄が描かれた石灯篭の近くに鹿が来ていました。
鹿も氷室神社の氷の神さまの傍に涼みに来たのですかね ^^)
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