京都 嵐山 鹿王院
あっという間に今年も残りわずか。
展覧会をはじめ、いろいろ出かけたのですが、記事にしようと思いながら月日が過ぎ去ってしまい、ほとんどが期間が過ぎてしまいました。
う~ん、今年最後の記事をどうしようと考えていたら、今年は急に寒くなったせいか、うちの近所の公園の紅葉は縮こまったままですがまだ残っていました。
紅葉の季節はもう終わってしまいましたが、JR東海の「そうだ、京都行こう」ではないですが、「そうだ、京都にしよう」ということで、京都の嵐山にある鹿王院の紅葉狩りを記事にします。

こちらが鹿王院(ろくおういん)の山門です。
室町幕府3代将軍・足利義満が24歳の時に建てたお寺で、この山門は創建当時のものだそうです。
写真ではわかりにくいかもしれませんが、「覚雄山」と書かれた扁額は足利義満の直筆だそうですよ。
この山門から拝観料400円を納めて中に入ります。

参道を通って本堂の方に向かいます。

鹿王院は紅葉の名所でもあります。
行った日は11/26。
真っ赤にはもう一息というところですが、私は朱色ぐらいの紅葉も若々しい感じがして好きです^^

庫裏が見えてきました。
こちらから入って、客殿・本殿に向かいます。

建物の中は写真撮影が可なのかわからなかったのでお庭だけを写しましたが、絵のように美しかったです。

全体は撮れなかったのですが、客殿の前のお庭は枯山水になっていて白砂がきれいでした。

客殿の掲げられている「鹿王院」の扁額も足利義満の直筆です。
ここで、鹿王院について少し記しておきます。
先程も少し書きましたが、鹿王院は足利義満が24歳の時(1380年)、夢のお告げを受けて、寿命を延ばすことを祈って建てた禅寺で、山号を覚雄山、開基は足利義満、開山は普明国師、御本尊を釈迦如来像とする臨済宗系の単立寺院です。
正式名は大福田宝幢禅寺 鹿王院です。
昔はいくつもの塔頭があるかなり大きな寺院だったそうですが、応仁の乱に巻き込まれて炎上。
開山堂があった鹿王院のみが残ったそうです。
その後も地震などの被害に遭い、山門とこの扁額以外は江戸時代に再建されたものだそうです。
このお寺には、もう1つ重要な建物である舎利殿(駄都殿)がありますが、こちらは現在修復工事中でした。
舎利殿には、源実朝が宋の国から招来した仏牙舎利を安置した多宝塔があるそうです。
ここで源実朝の名前が出てくるとは思いもしませんでした。
通常非公開で、毎年10月15日のみ御開帳されるみたいです。
本堂の方には、釈迦及び十大弟子像がまつられていました。
目を開けておられ、どっしりした安心感があるお釈迦さまでした。
応仁の乱の時、これらの仏像を等持院に避難させたそうですが、十大弟子のうち1体が行方不明になったそうです。
ですが、数年後に無事見つかっておかえりになったそうですよ。
良かったですよね^^
その他にも、眉間にしわを寄せていましたが若々しい義満公の像や、武人像姿のかっこいい韋駄天像など、いろいろな宝物を拝めてテンションが上がりました^^

紅葉の木立が美しく、こじんまりとした落ち着いたお寺ですが、見所いっぱいの鹿王院でした^^
さて、今年のブログはこれでおしまいです。
文章多めで、更新も滞りがちなのに、いつも見に来て下さる皆さま、縁があって訪れてくださった方々、本当にありがとうございました。
どうぞまた来年もよろしくお願い致します。
それでは、皆さま良いお年を!
鹿王院
住所:京都市右京区嵯峨北堀町24 TEL:075-861-1645
拝観時間:9時~17時
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展覧会をはじめ、いろいろ出かけたのですが、記事にしようと思いながら月日が過ぎ去ってしまい、ほとんどが期間が過ぎてしまいました。
う~ん、今年最後の記事をどうしようと考えていたら、今年は急に寒くなったせいか、うちの近所の公園の紅葉は縮こまったままですがまだ残っていました。
紅葉の季節はもう終わってしまいましたが、JR東海の「そうだ、京都行こう」ではないですが、「そうだ、京都にしよう」ということで、京都の嵐山にある鹿王院の紅葉狩りを記事にします。

こちらが鹿王院(ろくおういん)の山門です。
室町幕府3代将軍・足利義満が24歳の時に建てたお寺で、この山門は創建当時のものだそうです。
写真ではわかりにくいかもしれませんが、「覚雄山」と書かれた扁額は足利義満の直筆だそうですよ。
この山門から拝観料400円を納めて中に入ります。

参道を通って本堂の方に向かいます。

鹿王院は紅葉の名所でもあります。
行った日は11/26。
真っ赤にはもう一息というところですが、私は朱色ぐらいの紅葉も若々しい感じがして好きです^^

庫裏が見えてきました。
こちらから入って、客殿・本殿に向かいます。

建物の中は写真撮影が可なのかわからなかったのでお庭だけを写しましたが、絵のように美しかったです。

全体は撮れなかったのですが、客殿の前のお庭は枯山水になっていて白砂がきれいでした。

客殿の掲げられている「鹿王院」の扁額も足利義満の直筆です。
ここで、鹿王院について少し記しておきます。
先程も少し書きましたが、鹿王院は足利義満が24歳の時(1380年)、夢のお告げを受けて、寿命を延ばすことを祈って建てた禅寺で、山号を覚雄山、開基は足利義満、開山は普明国師、御本尊を釈迦如来像とする臨済宗系の単立寺院です。
正式名は大福田宝幢禅寺 鹿王院です。
昔はいくつもの塔頭があるかなり大きな寺院だったそうですが、応仁の乱に巻き込まれて炎上。
開山堂があった鹿王院のみが残ったそうです。
その後も地震などの被害に遭い、山門とこの扁額以外は江戸時代に再建されたものだそうです。
このお寺には、もう1つ重要な建物である舎利殿(駄都殿)がありますが、こちらは現在修復工事中でした。
舎利殿には、源実朝が宋の国から招来した仏牙舎利を安置した多宝塔があるそうです。
ここで源実朝の名前が出てくるとは思いもしませんでした。
通常非公開で、毎年10月15日のみ御開帳されるみたいです。
本堂の方には、釈迦及び十大弟子像がまつられていました。
目を開けておられ、どっしりした安心感があるお釈迦さまでした。
応仁の乱の時、これらの仏像を等持院に避難させたそうですが、十大弟子のうち1体が行方不明になったそうです。
ですが、数年後に無事見つかっておかえりになったそうですよ。
良かったですよね^^
その他にも、眉間にしわを寄せていましたが若々しい義満公の像や、武人像姿のかっこいい韋駄天像など、いろいろな宝物を拝めてテンションが上がりました^^

紅葉の木立が美しく、こじんまりとした落ち着いたお寺ですが、見所いっぱいの鹿王院でした^^
さて、今年のブログはこれでおしまいです。
文章多めで、更新も滞りがちなのに、いつも見に来て下さる皆さま、縁があって訪れてくださった方々、本当にありがとうございました。
どうぞまた来年もよろしくお願い致します。
それでは、皆さま良いお年を!
鹿王院
住所:京都市右京区嵯峨北堀町24 TEL:075-861-1645
拝観時間:9時~17時
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