京都国立近代美術館 「MONDO 映画ポスターアートの最前線」展

京都国立近代美術館では、コレクション・ギャラリー内で「MONDO 映画ポスターアートの最前線」展('22.5.19~7.18まで。観覧料430円)が開催されています。
この展覧会、面白い!
MONDOとは、デザイナーやイラストレーターに委嘱して、過去の映画のオリジナル・ポスターを生み出しているアメリカの企業だそうです。
普通、映画のポスターって、映画の一部分を切り取ってクローズアップしたようなのが多いのですが、MONDOのポスターは映画から受けた独自解釈のイメージをポスターにしたという感じです。

チラシの上部の茶色のポスターは、「タクシードライバー」です。
ポスターというより、もうアート作品ですよね。
シブーい。

今回の展示では、全体的に古い映画が多かったのですが、描かれたポスターは2000年以降の作品なので、本体の映画ほどには古くありません。
本体の映画からどんな連想でこんなポスターになるの?という作品も少なくありませんが、どれもスタイリッシュでオシャレです。

こちらは1990年に公開された映画「ホームアローン」のポスター(2013年)です。
コミカルな内容を盛り込みながら、建物はエッシャー風で面白いですよね。

面白い作品はたくさんありましたが、ラストを飾るのはやはりこれでしょう。
日本が誇る(?)我らがゴジラ!
ゴジラ映画は数多くありますが、記念すべき第1作目(1954年公開)の「ゴジラ」です。
ポスターは2020年に製作されたものです。
このポスターには、「ゴジラ」のオリジナルポスターに書かれていたのではないかと思われる宣伝文が載っていました。
初代ゴジラに対するリスペクトが感じられて、日本人としてはちょっとうれしいですよね^^
映画の内容を知っていれば益々楽しめるので、映画好きにはたまらない展覧会ですが、映画を知らなくてもポスターがオシャレなので楽しめます。
洋画好きの私としては、ポスターから映画へ興味が湧いてくれるとうれしいなと思いました^^
京都国立近代美術館
住所:京都市左京区岡崎円勝寺町 TEL:075-761-4111
開館時間:10時~18時(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜(月曜日が休日にあたる場合は開館し、翌日休館)、年末・年始、展示替え期間
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