滋賀 山元春挙関連の大津観光① 滋賀県立美術館「山本春挙展」
一昨日ブログを作ろうと思って画像を処理をしようと思ったら、なぜか急にソフトの仕様が変わっていて、「いつもと違う!」とすったもんだの挙句に一昨日・昨日は時間切れで寝てしまいました。
どうにか画像を加工できたのですが、ちゃんと画像が貼れるか心配です・・・。
ところで、いくつかシリーズで記事にする予定だったものが、会期が押し迫っているものばかりになってきたのでシリーズにはしますが、時期はバラバラにアップする予定です。
シリーズ名は変えますが、内容予定は
○滋賀 山元春挙関連大津観光(県立美術館・歴史博物館の展覧会、蘆花浅水荘、膳所焼美術館、びわ湖大津館バラ園)
○浜松・袋井・掛川1泊旅行(秋野不矩美術館、掛川逆川のユリ、可睡斎のユリ園、油山寺)
○津日帰り旅行(宇田荻邨展、かざはやの里のあじさい)
まとまった記事ではなくちょっとあちこちになると思いますが、どこも良かったので少しずつでも書いていきたいと思いますので、お付き合いいただければうれしいです。

今回は滋賀県立美術館の記事です。
ここは緑の多い公園の中にあり、お散歩するのも気持ち良く、多くの方が歩いてられました。

建物も去年(2021年)6月にリニュアルオープンされています。

現在開催されているのは「生誕150年 山本春挙展」('22.4.23~6.19まで。観覧料1200円)です。

山本春挙(1872-1933)は明治から昭和初期にかけて活躍した日本画家です。
11歳で野村文挙に師事しましたが、師弟ともども森寛斎に師事し、その後野村文挙が東京に行くことになり、春挙は残って森寛斎のもとで見聞を広め、14歳時にはもう賞を取り、若くして画家として認められます。
森寛斎が亡くなると独立しますが、45歳の時には帝室技芸員にも選ばれています。
春挙は社交的で大らかな性格だったらしく、多くの人が春挙の元に集まったそうです。
山が好きだったらしく、春挙が開いた「早苗会」という画塾の仲間とよく写生旅行にも行ったようです。
当時、高価だったカメラを購入して写真のアングルなどを参考にして絵の構図を考えたりする一方、写生は鉛筆ではなく筆で描くなど、日々工夫と鍛錬を怠らない人だったのだなと思います。
展覧会に、森寛斎の元に残した春挙に、師である野村文挙が東京から送った絵の教本が展示されてました。
大画家である森寛斎のところにいるのに、わざわざお手本を送るなんて・・・と思いましたが、残してきた春挙のことが心配だったのでしょうね。
明るく、絵に対して真面目に取り組む春挙だからこそ、寛斎や文挙にかわいがられていたのだと思いました。

春挙が描く風景は山の絵が多く、景色は雄大です。
観ていて気持ちが晴れます。
大きな山に立ち向かうかのように小さく人や鳥が描かれていることも多く、自然だけを描きたいのではないのだなということがわかります。
また色もきれいなんですよね。
展覧会を観ていて、良いなと思う作品がたくさんあり、見終わった後「あ~、良かった!」と深呼吸したくなる展覧会でした^^

美術館のロビーにはミュージアムショップがあり、軽食やドリンクが買えるようになっていて、ロビーで食べることができるようになってました。
展覧会を観て少しお腹が空いたので、トルティーヤのラップサンドを食べて休憩です。
野菜たっぷりでヘルシーでしたよ。

ショップには滋賀県のおみやげ品も売っていて、鮎茶漬けというのがあり、焼いた鮎が入っていてしかも2食分というので、この小さな袋の中に?と興味津々で購入。

中身はこんな感じ。

鮎は薄いですが、ちゃんと鮎の味がして想像以上に美味しい。
ちょっとびっくりでした。
確か600円ぐらいだったと思いますが、上品なお味でなかなか美味しかったです。
そうそう、ついフードやおみやげに気が行ってしまいましたが、この美術館は小倉遊亀のコレクションが充実していますのでお見逃しなく。
緑が美しい公園(山?)の中にあり、ホッとしたひと時が過ごせる美術館で観る格別な展覧会でした^^
(大津の記事の続きは、だいぶん先になりそうですが、書くつもりにしています)
滋賀県立美術館
住所:滋賀県大津市瀬田南大萱町1740-1
TEL:077-543-2111(電話受付時間は8時30分~17時15分まで)
開館時間:9時30分~17時(入館は16時30分まで) 休館日:月曜日
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どうにか画像を加工できたのですが、ちゃんと画像が貼れるか心配です・・・。
ところで、いくつかシリーズで記事にする予定だったものが、会期が押し迫っているものばかりになってきたのでシリーズにはしますが、時期はバラバラにアップする予定です。
シリーズ名は変えますが、内容予定は
○滋賀 山元春挙関連大津観光(県立美術館・歴史博物館の展覧会、蘆花浅水荘、膳所焼美術館、びわ湖大津館バラ園)
○浜松・袋井・掛川1泊旅行(秋野不矩美術館、掛川逆川のユリ、可睡斎のユリ園、油山寺)
○津日帰り旅行(宇田荻邨展、かざはやの里のあじさい)
まとまった記事ではなくちょっとあちこちになると思いますが、どこも良かったので少しずつでも書いていきたいと思いますので、お付き合いいただければうれしいです。

今回は滋賀県立美術館の記事です。
ここは緑の多い公園の中にあり、お散歩するのも気持ち良く、多くの方が歩いてられました。

建物も去年(2021年)6月にリニュアルオープンされています。

現在開催されているのは「生誕150年 山本春挙展」('22.4.23~6.19まで。観覧料1200円)です。

山本春挙(1872-1933)は明治から昭和初期にかけて活躍した日本画家です。
11歳で野村文挙に師事しましたが、師弟ともども森寛斎に師事し、その後野村文挙が東京に行くことになり、春挙は残って森寛斎のもとで見聞を広め、14歳時にはもう賞を取り、若くして画家として認められます。
森寛斎が亡くなると独立しますが、45歳の時には帝室技芸員にも選ばれています。
春挙は社交的で大らかな性格だったらしく、多くの人が春挙の元に集まったそうです。
山が好きだったらしく、春挙が開いた「早苗会」という画塾の仲間とよく写生旅行にも行ったようです。
当時、高価だったカメラを購入して写真のアングルなどを参考にして絵の構図を考えたりする一方、写生は鉛筆ではなく筆で描くなど、日々工夫と鍛錬を怠らない人だったのだなと思います。
展覧会に、森寛斎の元に残した春挙に、師である野村文挙が東京から送った絵の教本が展示されてました。
大画家である森寛斎のところにいるのに、わざわざお手本を送るなんて・・・と思いましたが、残してきた春挙のことが心配だったのでしょうね。
明るく、絵に対して真面目に取り組む春挙だからこそ、寛斎や文挙にかわいがられていたのだと思いました。

春挙が描く風景は山の絵が多く、景色は雄大です。
観ていて気持ちが晴れます。
大きな山に立ち向かうかのように小さく人や鳥が描かれていることも多く、自然だけを描きたいのではないのだなということがわかります。
また色もきれいなんですよね。
展覧会を観ていて、良いなと思う作品がたくさんあり、見終わった後「あ~、良かった!」と深呼吸したくなる展覧会でした^^

美術館のロビーにはミュージアムショップがあり、軽食やドリンクが買えるようになっていて、ロビーで食べることができるようになってました。
展覧会を観て少しお腹が空いたので、トルティーヤのラップサンドを食べて休憩です。
野菜たっぷりでヘルシーでしたよ。

ショップには滋賀県のおみやげ品も売っていて、鮎茶漬けというのがあり、焼いた鮎が入っていてしかも2食分というので、この小さな袋の中に?と興味津々で購入。

中身はこんな感じ。

鮎は薄いですが、ちゃんと鮎の味がして想像以上に美味しい。
ちょっとびっくりでした。
確か600円ぐらいだったと思いますが、上品なお味でなかなか美味しかったです。
そうそう、ついフードやおみやげに気が行ってしまいましたが、この美術館は小倉遊亀のコレクションが充実していますのでお見逃しなく。
緑が美しい公園(山?)の中にあり、ホッとしたひと時が過ごせる美術館で観る格別な展覧会でした^^
(大津の記事の続きは、だいぶん先になりそうですが、書くつもりにしています)
滋賀県立美術館
住所:滋賀県大津市瀬田南大萱町1740-1
TEL:077-543-2111(電話受付時間は8時30分~17時15分まで)
開館時間:9時30分~17時(入館は16時30分まで) 休館日:月曜日
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