京都 宇多野 福王子神社
少し日にちを戻して、芋けんぴが美味しい京甘藷さん(その時の記事はこちら)に行った日の話をします。

嵐山方面から京甘藷さんに行くため、バス停の山越から京都市バス59番に乗って福王子バス停で降りたのですが、その福王子バス停のすぐ近くにあるのが福王子神社です。
せっかくなのでお参りしてきました。

階段すぐのところにいらっしゃる狛犬さんです。
いつ頃の狛犬さんかは字が摩耗していて読めませんでした。
残念。

拝殿です。
こちらに由緒書きが置いてあります。

由緒書きによると、こちらの神社の御祭神は、宇多(うだ)天皇の母である班子(はんし、なかこ)皇后です。
宇多天皇といえば、菅原道真を大抜擢した天皇です。
その反面、途中で出家したため道真の後ろ盾の役割を果たせなくなり、結果、道真の躍進に反感を持つ貴族たちにより道真は太宰府に左遷させられます。
菅原道真の浮き沈みに大きく関与した天皇といえますよね。
この神社からおよそ東に1㎞弱ぐらいのところに、宇多天皇が創った仁和寺(にんなじ)があることから、福王子神社は仁和寺の鎮守神とされているそうです。
今でも秋の大祭では、仁和寺の僧侶も参加して神事が行われているそうですよ。

こちらは本殿です。
元は平安時代からあった深川神社だそうですが、応仁の乱で焼失し、江戸時代に徳川家光と仁和寺法王・覚深親王が仁和寺の大伽藍と共に新たに造営された社殿なんだそうです。
本殿、拝殿、鳥居は重要文化財に指定されています。

本殿の向かって左続きに、末社の夫荒(ふこう)神社があります。
由緒書きによると、平安時代、夏に洛北の氷室より御所宮中へ 氷を献上する習わしがあり、氷を運ぶ役夫がこの辺で疲労の為力つきたそうです。
その霊を祀り、人々の安全を祈願するため設けたとありました。

この地は班子皇后の陵墓がこの辺りにあったという言い伝えも残っているそうです。
神社自体は小さいですが、朱塗りがきれいですし、地元から大切にされているのだなと思った福王子神社でした。
福王子神社
住所:京都市右京区宇多野福王子町58 TEL:075-463-0937
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由緒書きによると、こちらの神社の御祭神は、宇多(うだ)天皇の母である班子(はんし、なかこ)皇后です。
宇多天皇といえば、菅原道真を大抜擢した天皇です。
その反面、途中で出家したため道真の後ろ盾の役割を果たせなくなり、結果、道真の躍進に反感を持つ貴族たちにより道真は太宰府に左遷させられます。
菅原道真の浮き沈みに大きく関与した天皇といえますよね。
この神社からおよそ東に1㎞弱ぐらいのところに、宇多天皇が創った仁和寺(にんなじ)があることから、福王子神社は仁和寺の鎮守神とされているそうです。
今でも秋の大祭では、仁和寺の僧侶も参加して神事が行われているそうですよ。

こちらは本殿です。
元は平安時代からあった深川神社だそうですが、応仁の乱で焼失し、江戸時代に徳川家光と仁和寺法王・覚深親王が仁和寺の大伽藍と共に新たに造営された社殿なんだそうです。
本殿、拝殿、鳥居は重要文化財に指定されています。

本殿の向かって左続きに、末社の夫荒(ふこう)神社があります。
由緒書きによると、平安時代、夏に洛北の氷室より御所宮中へ 氷を献上する習わしがあり、氷を運ぶ役夫がこの辺で疲労の為力つきたそうです。
その霊を祀り、人々の安全を祈願するため設けたとありました。

この地は班子皇后の陵墓がこの辺りにあったという言い伝えも残っているそうです。
神社自体は小さいですが、朱塗りがきれいですし、地元から大切にされているのだなと思った福王子神社でした。
福王子神社
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