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京都 大谷大学博物館 「東本願寺と京都画壇」展

 近所の図書館が蔵書点検のため1週間程度休館になり、休館前に本を借りると返却機関が延びるとのことで10冊借りました。
 そうしたら休館開けに、予約していた本が4冊も順番がまわってきてしまいました。
 借りていた本のうち2冊は読み終わっていたので、それを返して4冊借りたら12冊もの本が手元に。
 計12冊の返却期限はいずれも12/28。
 1日1冊読まないと間に合わない(-_ー;)
 ほとんどが気楽に読める小説ばかりとはいえ、読むのにある程度まとまった時間が必要です。
 ブログネタもだいぶん溜まってしまっていて、ちゃっちゃと書いていかなければならないのですが、なかなか時間が・・・。
 展覧会の会期の関係で、京都や神戸とあちこち行きつ戻りつになったり、内容が簡単であったり、間隔が開いたり、もう終わった展覧会を記事にすることもあるかもしれませんが、「焦ってるんやなぁ」と思って、笑ってゆるしてくださいね。

 ehonotani1.jpg
 さて、今回紹介するのは大谷大学博物館で開催されている「東本願寺と京都画壇」展('21.11.2~12.18まで。事前予約制。観覧料無料)です。
 
 東本願寺の堂舎は、過去に4度の火災で損傷を受けたそうです。
 その度に再建され、障壁画も描き直されているため、東本願寺の障壁画により、京都における近世・近代の絵画の流れをたどることができます。
 具体的には、狩野山楽、山雪、永納など京狩野派から円山応挙などの円山四条派へ、更には幸野楳麗、竹内栖鳳などの近代京都画壇につながります。
 ということで、こういった流れの画家たちの絵画が展示されていました。

 ehonotani2.jpg
 この展覧会は前・後期に分かれていて、私が行ったのは前期です。
 京狩野といっても、狩野山楽や山雪の作品がなかったのが残念ですが(記録に残ってるということなので、多分火災によって焼失したのでしょう)、円山応挙の襖絵などは見応えがありました。

 ehonotani3.jpg
 写真ではわかりにくいですが、右図の幸野楳麗の「酔羅漢図」も表情が楽しそうで良かったですよ。

 展示数は少ないですが、普段東本願寺の堂内は拝観できないので、障壁画などが観れるのは貴重な機会だと思います。
 観覧希望前日の12時までの事前予約制ですが、今ならまだ予約枠もありそうなので、興味のある方は行ってみてくださいね。
 
大谷大学博物館
 住所:京都市北区小山上総町 響流館1階 TEL:075-411-8483
 開館時間:10時~17時(入館は閉館の30分前まで)休館日:日・月曜

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