大阪 鶴見緑地 9月の咲くやこの花館

9月はまだ緊急事態宣言中だったのですが、あまりに自粛ばかりだったので、9月の中旬頃に近くにある鶴見緑地公園に自転車に乗って散歩に行ってきました。
この公園は広いので、密になることはないのです。
ですが、せっかく行ったのに、丁度花の入れ替え作業中で花が少なかったので、公園内にある植物園・咲くやこの花館(入館料500円)に寄りましたので、その時の植物を少し紹介しますね。

入ると熱帯雨林植物室になっていて、ランなどがきれいに咲いています。

このランは「ぺリステリア・エラタ」という長い名前がついていますが、花びらの中に小さなハトがいるように見えるため日本では「ハトラン」という愛称があるようです。
面白いですね。
この他にもたくさんの花が咲いていて、どれを選ぼうか迷ったのですが、今回は「赤い花」をチョイスです。

こちらは「カエンボク」で、漢字では「火炎木」と書くそうです。
花が炎のように見えるからですかね。
英名では「アフリカン・チューリップ」というそうで、実際にはチューリップとは科が違いますが、いわれてみれば少しチューリップの花にも似てますね。

次は「シクンシ」です。
漢字では「使君子」といい、「神に授かった妙薬」の意味を持つそうです。
かわいい花のわりにはすごい名前がついてますね。
その名にふさわしく、根・葉・果実・種子は薬効があるのですって。
花は咲き始めが白で、ピンク、赤へと変化して、香りも良いとのことですが、マスクをしているので香りはわかりませんでした ^^;)

こちらは「ハエマンサス・ダシフィルス」です。
これは花だけ見ればきれいなのですが、全体で見たら茎の先からいきなり花が咲いていて、花火みたいでもあり、ネギ坊主みたいでもあり面白かったです。
花も良い顔を見て欲しいと思いますので、全体像は載せないでおきますね(笑)

赤い花シリーズの最後を飾るのは、「メロカクツス属の一種」だそうです。
サボテン科メロカクツス属の植物であることまではわかってるんだけどね~といったところでしょうか。
首に巻いている赤いマフラーのようでかわいかったです。

植物園の特集展示では、この時は「虫を食べる植物展」('21.7.26~9.26まで)が開催されていました。
これは「ネベンテス・アンブラリア・ヴィッタタ」と舌を噛みそうな長い名前ですが、ウツボカズラ系の食虫植物です。
このつぼ状の袋に虫などが入ると、虫は外に出れなくて消化されてしまいます。
袋の中の消化液は、結構たっぷり入ってますよね。

こちらも食虫植物として有名なハエトリグサです。
この葉の間に虫が入ると、葉が閉じて消化してしまいます。
あまり触ると植物が弱るので実演はありませんでしたが、このギザギザが歯のようで、指でも噛みつかれそうな気がします(笑)

これは「トコカ・ギアネンシス」といい、食虫植物ではなく、アリと共生するアリ植物です。
葉っぱの付け根のとこがプックリと膨らんでいるのがわかりますかね?
ここがアリの住み家になるのですって。
アリ植物はこの他にもアリノスダマがあったのですが、ちょっと見た目が気色悪かったのでパスです(笑)
咲くやこの花館の植物は約5500種もあるそうですが、今回の紹介はここまでです。
ここは変わった植物がたくさんあり、いつ行っても楽しめます。
次回のイベントは「刺激スパイス展」('21.10.16~11.7まで)で、有名スパイスカレー店が出店予定ということで、植物もですがスパイスカレーも楽しみです。
花より団子ではなく、花も団子もですよね(笑)
行った時はまだ記事にしたいと思います。
咲くやこの花館
住所:大阪市鶴見区緑地公園2-163 TEL:06-6912-0055
開館時間:10時~17時(入館は16時30分まで) 休館日:月曜日(休日の場合はその翌平日)、年末年始(12/28日~1/4)

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