京都 大丸「日本の切り絵 7人のミューズ展」
今日(9/26)の大阪は、お天気の悪さもあったのですが、すごく寒かったです。
かっぱ寿司の半額デーに行って発券に1時間半ほど並んで待ったのですが、もう寒くて、寒くて。
前日まではまだ暑かったのにこんなに急に気温が下がるとは思いませんでした。
昨日は久しぶりに京都に展覧会めぐりに行ってきました。
コロナの感染者数もやっと減少傾向に転じてきましたし、緊急事態宣言も近々解除されそうなので、展覧会の会期終了間近の展覧会を中心にいくつか観てきました。

今回紹介するのは、大丸京都で開催されている「日本の切り絵 7人のミューズ展」('21.9.8~9.28まで。入場料900円)です。
この展覧会は、女性切り絵作家7人による作品が100点以上展示されていました。
最近の切り絵ってすごいのですね。
どれも繊細でうっとりするほど素敵でした。
チラシの裏面に各作家さんのお顔と作品が載っていたので、そちらを転載させていただいて、簡単にですが感想を記しますね。

最初は柳沢京子さんの作品です。
昔ながらの手法の切り絵ですが、だんだんと作品の色が明るくなり、暖かい印象の作品でした。

筑紫ゆうなさんの作品は、紙でパーツを作り、色を付け、貼り合わせており、コラージュのようでした。
動物や植物がモチーフになっているのですが、その動物の顔がクールなので、甘すぎず大人っぽいかわいさです。

SouMaさんの作品は、デザインカッターで切っているそうですが、紙が糸みたいに見えました。
その糸みたいな紙を使って立体作品やレース編みのような作品を作り上げているのですよ。
切り絵とは思えない造形美でした。
使っている紙がパラフィン紙みたいに薄かったです。

福田理代さんのお名前には「切り剣 Masayo」とも書いてありました。
この作家さんもすごい!
ものすごく細かいです。
まるで絵画のようですが、絵でもこれほど細かく描くのは難しいので、やっぱり切り絵ですね。
紙は白、台紙は黒と決められているみたいで、モチーフは海の生物が多かったように思います。
黒に白の生物は、深海で動いているみたいです。

松原真紀さんはイラストみたいな作品です。
版画っぽさもあり、オシャレです。
切り絵を使ってランプシェードも作ってられましたが、飛び出す絵本の仕掛けみたいに蝶が飛んでいました。

福井利佐さんは、切った紙をアクリル板などに貼り、光を当てて切り絵だけでなく影も見せてました。、
本体の切り絵より影の方がリアルな顔だったりします。
写真とのコラボなどもありましたし、作品を光らせることでおこる変化をみせたりと、アーティスティックな作品が多かったです。
この作家さんは芸術系の大学出身だけあり、切り絵という枠に捉われない発想が面白かったです。

蒼山日菜さんの作品は、びっくりするほど細かく繊細です。
切り絵で装飾文字の手紙を書かれる(作る?)のですよ。
ちょっと触れば切れてしまいそうな細い細い紙の字です。
美しいですね~。
それに絵もガーリーですが、躍動感がありオシャレでした。

どれも私のイメージしていた切り絵とは違っていて、切り絵の世界ってこんなに進化していたのかと驚きました。
超絶技巧といっても良いぐらいの細かさで、制作にかかる時間や根気、集中力など、見ているだけで気が遠くなりそうでした。

とくに女性が作られているということもあるのか、オシャレでキュートな作品が多く、観ていてワクワクして楽しかったです。
会期終了間近ですが、オススメの展覧会でした。
大丸ミュージアム京都
住所:京都市下京区四条通高倉西入立売西町79番地 TEL:075-211-8111
開館時間:10時~20時(最終日は17時まで。入場は各閉場の30分前まで)
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最近の切り絵ってすごいのですね。
どれも繊細でうっとりするほど素敵でした。
チラシの裏面に各作家さんのお顔と作品が載っていたので、そちらを転載させていただいて、簡単にですが感想を記しますね。

最初は柳沢京子さんの作品です。
昔ながらの手法の切り絵ですが、だんだんと作品の色が明るくなり、暖かい印象の作品でした。

筑紫ゆうなさんの作品は、紙でパーツを作り、色を付け、貼り合わせており、コラージュのようでした。
動物や植物がモチーフになっているのですが、その動物の顔がクールなので、甘すぎず大人っぽいかわいさです。

SouMaさんの作品は、デザインカッターで切っているそうですが、紙が糸みたいに見えました。
その糸みたいな紙を使って立体作品やレース編みのような作品を作り上げているのですよ。
切り絵とは思えない造形美でした。
使っている紙がパラフィン紙みたいに薄かったです。

福田理代さんのお名前には「切り剣 Masayo」とも書いてありました。
この作家さんもすごい!
ものすごく細かいです。
まるで絵画のようですが、絵でもこれほど細かく描くのは難しいので、やっぱり切り絵ですね。
紙は白、台紙は黒と決められているみたいで、モチーフは海の生物が多かったように思います。
黒に白の生物は、深海で動いているみたいです。

松原真紀さんはイラストみたいな作品です。
版画っぽさもあり、オシャレです。
切り絵を使ってランプシェードも作ってられましたが、飛び出す絵本の仕掛けみたいに蝶が飛んでいました。

福井利佐さんは、切った紙をアクリル板などに貼り、光を当てて切り絵だけでなく影も見せてました。、
本体の切り絵より影の方がリアルな顔だったりします。
写真とのコラボなどもありましたし、作品を光らせることでおこる変化をみせたりと、アーティスティックな作品が多かったです。
この作家さんは芸術系の大学出身だけあり、切り絵という枠に捉われない発想が面白かったです。

蒼山日菜さんの作品は、びっくりするほど細かく繊細です。
切り絵で装飾文字の手紙を書かれる(作る?)のですよ。
ちょっと触れば切れてしまいそうな細い細い紙の字です。
美しいですね~。
それに絵もガーリーですが、躍動感がありオシャレでした。

どれも私のイメージしていた切り絵とは違っていて、切り絵の世界ってこんなに進化していたのかと驚きました。
超絶技巧といっても良いぐらいの細かさで、制作にかかる時間や根気、集中力など、見ているだけで気が遠くなりそうでした。

とくに女性が作られているということもあるのか、オシャレでキュートな作品が多く、観ていてワクワクして楽しかったです。
会期終了間近ですが、オススメの展覧会でした。
大丸ミュージアム京都
住所:京都市下京区四条通高倉西入立売西町79番地 TEL:075-211-8111
開館時間:10時~20時(最終日は17時まで。入場は各閉場の30分前まで)
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