京都 中信美術館「川村悦子展」
雨続きの日々がやっと終わったと思ったら、真夏の暑さが戻ってきました。
私はもうバテバテですが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。

さて、今回は中信美術館で開催されている「川村悦子展 絵画の森へ」展('21.7.20~9.26まで。入場無料)の紹介です。
私は川村悦子さんという画家のことを知らなかったのですが、京都市立芸大のご出身で、京都府文化功労賞を受賞され現在京都芸大の特任教授をされている方だそうです。
展覧会は1990年代から現在までの作品22点が展示されていました。
一部イタリア絵画の模写と風景画を合わせたような作品が展示されていましたが、全体的には写実画の作品が多かったです。
写真は流れて行く時間の一瞬を切り取ったような感じですが、写実画は時を止めたような閉塞感を感じることが多く、あまり好みではないのですが、この画家の絵は写したいものにピントを合わす写真に近い印象を受け、それほど閉塞感を感じることなく素直にきれいだなと思えました。

パンフの絵は「仙境」(部分)という作品ですが、どちらかというと花ではなく葉にピントが合っていて、それ以外はピントがほんの少し甘めで、それがかえって見やすかったです。
それでも花などはすごく細かいところまで描かれているのですけどね。
意図してみる「視る」と、自然に目に入る「見る」の違いを認識させてくれた展覧会でした。
面白かったです。
(緊急事態宣言前に観に行ってます)
中信美術館
住所:京都市上京区下立売通油小路東入西大路町136-3 TEL:075-417-2323
開館時間:10時~17時(入場は16時45分まで) 休館日:月曜、展示替期間
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一部イタリア絵画の模写と風景画を合わせたような作品が展示されていましたが、全体的には写実画の作品が多かったです。
写真は流れて行く時間の一瞬を切り取ったような感じですが、写実画は時を止めたような閉塞感を感じることが多く、あまり好みではないのですが、この画家の絵は写したいものにピントを合わす写真に近い印象を受け、それほど閉塞感を感じることなく素直にきれいだなと思えました。

パンフの絵は「仙境」(部分)という作品ですが、どちらかというと花ではなく葉にピントが合っていて、それ以外はピントがほんの少し甘めで、それがかえって見やすかったです。
それでも花などはすごく細かいところまで描かれているのですけどね。
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住所:京都市上京区下立売通油小路東入西大路町136-3 TEL:075-417-2323
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