新型コロナワクチン、接種ミスを防ぐために
65歳以上の人を中心に新型コロナワクチンの接種が進んできました。
64歳以下のワクチン接種も予定より早く始まりそうです。
それ自体は良いことだと思うのですが、医療過誤にもつながるようなミスがちょっと多すぎませんか。
希釈ミスや原液の注射、ワクチン液が入っておらず空気を注射、同じ人に何度も接種。
使用済み注射器の針を他の人に打ったというのは何回も起こっており、昨日もあったとニュースにありました。
希釈ミスや原液の注射をしたというのは、準備段階での事前の確認ミス。
調べてみたら、ファイザー製は生理食塩水での希釈が必要ですが、モデルナ製では希釈不要なのですね。
それに1回のワクチン投与量もファイザー製は0.3㎖、モデルナ製は0.5㎖と違いがあります。
テレビやニュースでは、冷凍保存や解凍後のことが大きく取り上げられていたので、誰もが解凍の方に意識が行って、解凍後は早く早くと気が急いてしまうのかもしれません。
ですが、製薬会社によって用法・用量が違うのですから、準備者は知っていることだとしても、少なくとも最初の1本目の準備を始める前に、添付文章に目を通すことは絶対にしなければならないと思います。
今回原液を打たれた人は、幸いにも健康状態に問題はないとのことでしたが、こんな新しいワクチン、用量・用法を間違うと体にどんな影響が出るか誰にもわかりません。
本当にあってはならないミスだと思います。
空気だけの注射や同一注射器での2回打ちなどは、接種時の確認ミス。
普通は注射する前に、液が規定の分量か、注射器の中に空気が入ってないか等を確認してから打つのが常識なのに、中身が空の注射器を刺すまで気付かないなんて、全然注射器を見ていないということじゃないですか。
あまりのひどさに愕然としてしまいました。
準備と接種を分担することの利点の1つに、用量等のダブルチェックができることが挙げられると思いますが、準備をした人を完全に信用してしまって、接種する人がただ単に打つだけではせっかくのチェック機能が働きません。
たくさんの人に打たないといけないので大変だと思いますが、打つ前の注射器のチェックは最低限するべきことなので、それを怠ってミスを起こし、万が一健康被害がでれば訴訟問題になる可能性があります。
昔の予防接種でB型肝炎にかかった人は救済を受けられるというCMを今でもよく見ますもんね。
それに新型コロナによる健康被害を減らすためのワクチン接種で、自分のミスで健康被害を出してしまったら本末転倒で、医療従事者として自責の念で一生傷を抱えてしまうことになりませんか。
「注意一秒、怪我一生」は医療従事者にも通じる言葉だと思います。
政府はワクチン接種の迅速化を図るため、打ち手として医師や看護師だけでなく臨床検査技師や救命救急士なども考えているとニュースにありましたが、手技や手順に慣れている筈の医師や看護師でもこれだけのミスが出ているという事実をもう少し深刻に受け止めて欲しいです。
政府は、イギリスで素人ボランティアが打ち手になったということを参照にして、接種部位と注射針の角度のみに気をつけたら誰でも打てると簡単に考えているのかもしれませんが、注射などの医療行為はただ単に打つだけでなく、本来は受け手の健康状態や接種部位の皮膚状態などを含めて様々な観察や確認をしながら行うものです。
きちんと皮膚の観察や確認をしていれば、同日に2回打ったり、同じ人に3回もワクチンを打つというミスはありえないと思うのですけどね。
高齢者のワクチン接種が終わると、いよいよ一般成人へのワクチン接種が始まります。
政府には今後ミスが起こらないよう、新型コロナワクチンという以前に、予防接種の基本的な手順の再確認を徹底するように関係者に通達して欲しいです。
接種人数を増やすことが第1ではなく、安全が最優先ですからね。
ミスが多いと怖くて受ける人も減ると思いますよ。
また、これから受け手になる私たちも、打ち手が接種前に注射器を確認しているかなどを怖がらずに見ておいた方が良いと思います。
見ることで受け手もミスを防ぐチェック者の1人になれます。
目を背けている内に終わって欲しいと思って、ついつい見ずに済ませてしまいますが、打つ前なら見てても痛くありませんしね(笑)。
ついでに、終わった後の注射器をちゃんと捨てているかまで見れれば、他の人へのミスも防げます。
これから使用する注射器が入った容器と、使用済みの注射器を入れる容器が同じテーブルに並べてあったりしたら、ひときわ間違わないかガン見チェックです。
打ち手が使用済みの注射器にキャップをした時も、ちゃんと捨てているかをガン見です(笑)。
使用済みの注射器にわざわざキャップをする必要なんてないんです。
キャップをすれば、まるで新しい注射器のような気がしますもんね。
急いで進められているワクチン接種、この他にもいろんな確認をきっちりしないと起こりうるミスの種がたくさんあると思われます。
打ち手も受け手も協力しあって、安全に、安心してワクチン接種に臨めるようになりたいですね。

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64歳以下のワクチン接種も予定より早く始まりそうです。
それ自体は良いことだと思うのですが、医療過誤にもつながるようなミスがちょっと多すぎませんか。
希釈ミスや原液の注射、ワクチン液が入っておらず空気を注射、同じ人に何度も接種。
使用済み注射器の針を他の人に打ったというのは何回も起こっており、昨日もあったとニュースにありました。
希釈ミスや原液の注射をしたというのは、準備段階での事前の確認ミス。
調べてみたら、ファイザー製は生理食塩水での希釈が必要ですが、モデルナ製では希釈不要なのですね。
それに1回のワクチン投与量もファイザー製は0.3㎖、モデルナ製は0.5㎖と違いがあります。
テレビやニュースでは、冷凍保存や解凍後のことが大きく取り上げられていたので、誰もが解凍の方に意識が行って、解凍後は早く早くと気が急いてしまうのかもしれません。
ですが、製薬会社によって用法・用量が違うのですから、準備者は知っていることだとしても、少なくとも最初の1本目の準備を始める前に、添付文章に目を通すことは絶対にしなければならないと思います。
今回原液を打たれた人は、幸いにも健康状態に問題はないとのことでしたが、こんな新しいワクチン、用量・用法を間違うと体にどんな影響が出るか誰にもわかりません。
本当にあってはならないミスだと思います。
空気だけの注射や同一注射器での2回打ちなどは、接種時の確認ミス。
普通は注射する前に、液が規定の分量か、注射器の中に空気が入ってないか等を確認してから打つのが常識なのに、中身が空の注射器を刺すまで気付かないなんて、全然注射器を見ていないということじゃないですか。
あまりのひどさに愕然としてしまいました。
準備と接種を分担することの利点の1つに、用量等のダブルチェックができることが挙げられると思いますが、準備をした人を完全に信用してしまって、接種する人がただ単に打つだけではせっかくのチェック機能が働きません。
たくさんの人に打たないといけないので大変だと思いますが、打つ前の注射器のチェックは最低限するべきことなので、それを怠ってミスを起こし、万が一健康被害がでれば訴訟問題になる可能性があります。
昔の予防接種でB型肝炎にかかった人は救済を受けられるというCMを今でもよく見ますもんね。
それに新型コロナによる健康被害を減らすためのワクチン接種で、自分のミスで健康被害を出してしまったら本末転倒で、医療従事者として自責の念で一生傷を抱えてしまうことになりませんか。
「注意一秒、怪我一生」は医療従事者にも通じる言葉だと思います。
政府はワクチン接種の迅速化を図るため、打ち手として医師や看護師だけでなく臨床検査技師や救命救急士なども考えているとニュースにありましたが、手技や手順に慣れている筈の医師や看護師でもこれだけのミスが出ているという事実をもう少し深刻に受け止めて欲しいです。
政府は、イギリスで素人ボランティアが打ち手になったということを参照にして、接種部位と注射針の角度のみに気をつけたら誰でも打てると簡単に考えているのかもしれませんが、注射などの医療行為はただ単に打つだけでなく、本来は受け手の健康状態や接種部位の皮膚状態などを含めて様々な観察や確認をしながら行うものです。
きちんと皮膚の観察や確認をしていれば、同日に2回打ったり、同じ人に3回もワクチンを打つというミスはありえないと思うのですけどね。
高齢者のワクチン接種が終わると、いよいよ一般成人へのワクチン接種が始まります。
政府には今後ミスが起こらないよう、新型コロナワクチンという以前に、予防接種の基本的な手順の再確認を徹底するように関係者に通達して欲しいです。
接種人数を増やすことが第1ではなく、安全が最優先ですからね。
ミスが多いと怖くて受ける人も減ると思いますよ。
また、これから受け手になる私たちも、打ち手が接種前に注射器を確認しているかなどを怖がらずに見ておいた方が良いと思います。
見ることで受け手もミスを防ぐチェック者の1人になれます。
目を背けている内に終わって欲しいと思って、ついつい見ずに済ませてしまいますが、打つ前なら見てても痛くありませんしね(笑)。
ついでに、終わった後の注射器をちゃんと捨てているかまで見れれば、他の人へのミスも防げます。
これから使用する注射器が入った容器と、使用済みの注射器を入れる容器が同じテーブルに並べてあったりしたら、ひときわ間違わないかガン見チェックです。
打ち手が使用済みの注射器にキャップをした時も、ちゃんと捨てているかをガン見です(笑)。
使用済みの注射器にわざわざキャップをする必要なんてないんです。
キャップをすれば、まるで新しい注射器のような気がしますもんね。
急いで進められているワクチン接種、この他にもいろんな確認をきっちりしないと起こりうるミスの種がたくさんあると思われます。
打ち手も受け手も協力しあって、安全に、安心してワクチン接種に臨めるようになりたいですね。

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