大阪 茨木市 伏見屋のおとうふ

前回紹介した川端康成記念館は、伏見屋さんというお豆腐屋に行く途中で見つけました。
近所のスーパーの催事で買ったお豆腐がめちゃめちゃ濃厚で美味しかったので、全ての商品が揃うという本店に行ってみることにしたのです。
本店は茨木市にあり、うちからだと結構遠いですし、支店ならもう少し近くにもあるのですが、この頃運動不足で太ってきたので、自転車で行ってきました。

購入したのは、柚子とうふ(280円)、黒ごまなめらか豆腐(330円)、生姜とうふ(330円)です。
パッケージだけではどんな感じかわかりませんよね?
食べたい気が逸ってしまったのか、お皿にのせた状態の写真を撮り忘れています。
実はもう何回も行ってるのに、お豆腐の写真が全然ない!
・・・写真を撮るより先に食べたくなる美味しさなんだということにしといてください(笑)。
ですが、味の解説ぐらいはしておかないとね。
ここのお豆腐の特徴は豆の味が濃い。
たとえば柚子のように、掛け合わせている素材の味や香りはしっかりしているのに、豆の味もわかります。
本来の豆腐の味が負けていないのです。
なのに素材同士がケンカせずに、バランスがとれています。
今回紹介するのは、いろんな素材と掛け合わせたお豆腐ですが、オーソドックスな絹ごしや木綿豆腐である生とうふも美味しいんですよ。
ただ、せっかく遠くまで行くのだからと、いつもちょっと変わったおとうふを選んでしまうのですけどね。
個別的には、柚子とうふは香りがめちゃくちゃ良くて、1口食べると柚子の香りが口の中に広がります。
お塩がオススメとのことでしたが、岩塩で食べたら香りが少し飛んでしまったので、私はそのまま食べるのが美味しかったです。
黒ごまなめらか豆腐は、ねっとり感ではなくプリンのような滑らかさのごま豆腐という感じです。
甘さはないけど、デザートとしてもいけそうです。
生姜とうふは、中にすりおろした生姜が練り込んであり、薬味が要りません。
お皿にあければすぐ冷奴というスグレモノです(笑)。
夏にはピッタリです。
どれもすごく美味しいです。
ですが、お値段もそれなりにします。
お豆腐3丁で1000円弱ですからね。
と思っていたら、お店の裏側に工場があり、アウトレット店がありました。
アウトレットなので、お目当ての商品があるとは限りませんが、表の本店より2~3割お安く買えます。
同じお値段で美味しいおとうふがもう1丁買えるのでお得です。

この裏のお店は、場所も良いのです。
「田中の丸また」と呼ばれている、明治9年に東海道本線開通とともに造られたとされるレンガ造りの高架の先にあります。
造りがしっかりしているこのトンネルは今も現役で、上の線路にはJR東海道線の電車が走っています。
日本でも最古クラスみたいですよ。
トンネルを抜けるとそこは伏見屋さんだった・・・みたいな風情があります。
伏見屋さんの創業も明治24年だそうで、どちらも昔の職人気質のようなどっしりとした趣きを感じますね。
これから暑くなると、自転車でここまで買いに行くのはちょっと大変ですが、美味しいおとうふは是非食べたいのでまた行きたいと思います。
(もう少し近い支店の方に行けば?とか、お取り寄せもあるよ~という、ダイエットを邪魔するアクマの誘惑の声が・・・笑)
ごちそうさまでした~。
伏見屋
住所:大阪府茨木市田中町2-21 TEL:072-631-7422
営業時間:10時~18時30分 定休日:なし
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