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大阪歴史博物館「動物絵画はお家芸」展

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 久しぶりに展覧会の記事です。
 4月初旬に大阪歴史博物館に行ってきました。

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 こちらでは「動物絵画はお家芸」展('21.4.3~5.17まで。観覧料600円)が開催されていました。
 この展覧会は昨年も企画されたのですが、緊急事態宣言が出たためわずか数日開催で閉幕し、私は観に行きそびれたので今回は開催直後に観に行きました。
 そしたら今回もまた途中閉幕で、早めに行って良かったとつくづく思いました。

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 この展覧会は、江戸時代後期、大阪で活躍した森狙仙を中心とした森派の流れを紹介する内容でした。

 森狙仙は3人兄弟の末っ子で、兄2人とも画家です。
 展覧会では、森兄弟の師匠の作品から、長兄・森陽信、次兄・周峰、末弟・狙仙、弟子たち、上方絵師ののそれぞれのお家芸まで計51点が展示されていました。

 猿の絵で有名な森狙仙(もりそせん)は以前から知っていましたが、兄2人のことは知りませんでした。
 長兄の陽信(ようしん)の絵は、それほど大きくはありませんが、きりっと引き締まった端正な絵を描く印象です。
 次兄の周峰(しゅうほう)は、全体的に構図のバランスが良いですし、なんか温かみがある絵でした。
 弟の得意な猿の絵も描いてましたよ。
 上手いなぁと思いました。

 兄2人とも良かったのですが、狙仙の猿の絵を見たら、ちょっと次元が違うなと思いました。
 毛の描き込みの細かさや質感など圧巻です。
 自然の猿を描くため、山で猿を観察したという伝説が残っているみたいですが、ただ写しただけでなく狙仙の猿を描けているのはそういうことなのだなと納得しました。

 弟子たちも動物画が多く、これが今回のタイトルにつながったのだと思いました。
 この展覧会、良かったです。

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 この大阪歴史博物館は、大阪城の南西に位置し、大阪城公園のすぐ近くに建っています。
 窓から大阪城が見えます。
 この時はまだ桜が咲いていました。

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 また、この辺りは7世紀中頃、飛鳥から移された難波宮があったところです。
 今は礎石が少し残っているだけですけどね。

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 博物館の常設展示の10階には難波宮の大極殿を原寸大で復元再現されています。

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 階が下がるにつれ時代が新しくなっていきます。
 ここは中・近世の大阪の様子です。
 この博物館の展示は大きめの復元再現やミニチュア模型など視覚的な展示が多いので、見映えがしますし楽しいです。

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 朝ドラ「おちょやん」に出ていた、芝居が賑やかだったころの道頓堀の雰囲気って、こんな感じだったのでしょうね。
 
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 外に出ると、高床式倉庫の復元再現もあります。

 展覧会はもちろん良いのですが、常設展も楽しい博物館です。
 大阪城に近いので、大阪城観光のついでに寄ってみるのもオススメですよ。
 
大阪歴史博物館
 住所:大阪市中央区大手前4丁目1-32 TEL:06-6946-5728
 開館時間:9時30分~17時(入館は閉館30分前まで)
 休館日:火曜日(祝日の場合は翌日)、展示替え期間、年末年始(12/28~1/4)
 緊急事態宣言のため'21.4.25~5.31まで臨時休館中
 
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