和歌山 紀三井寺の桜

和歌山城の桜を少し見た後、せっかくレンタサイクルを借りたので、紀三井寺(きみいでら)の桜も見に行こうということになりました。
和歌山城から紀三井寺まで約5.4㎞。
坂もなさそうだし、このぐらいの距離なら行けると判断したのですが、着いて目の前の長い階段を見てアッと思い出しました。
そうでした、このお寺は長い階段を上らないといけないのでした。
それによく考えたら、この日は青春18きっぷで和歌山に行ったので、電車で行っても良かったのです。
自転車置き場もお寺の近くにはなかったので、JR紀三井寺駅の駐輪場に停めて、駅から歩いて行きましたし。
一瞬、お寺に入るのを止めようかと思いましたが、目の前のきれいな桜に惹かれて階段を上ることを決断です(笑)。

拝観料200円を納め、階段を上ります。
階段は合計231段あり、女厄除坂、男厄除坂、還暦厄除坂に段区切りされていて、各段のところにはお堂や名水などがあり、一息つけるようになっています。

こちらは女厄除坂33段を上ったところから振り返った写真です。
33段でも結構高いです。

こちらは男厄除坂42段を上った所です。

この辺は椿も咲いていて、桜と椿のコラボが楽しめました。
最期の還暦坂は61段で、本堂や仏殿などがある場所に到着です。
だんだんと階段数が増えるのがキツイ。
還暦坂では上を見て上れず、足元のみを見て階段が終わるまでひたすら足を動かし続けました。

こちらは本堂です。
紀三井寺は、正式名は紀三井山金剛宝寺護国院(きみいさんこんごうほうじごこくいん)といい、救世観音宗(ぐぜかんのんしゅう)の総本山です。
御本尊は十一面観音像です。

こちらは仏殿です。
内部には、高さ12メートルの木造の大千手十一面観世音菩薩像が安置されています。
木造の千手観音さまとしては日本最大だそうです。
建物ともに2002年に竣工されまだ新しく、仏さまもぴかぴかです。

仏殿から見た景色です。
この日は曇っていましたが、海が見えます。

本堂の方を見ると、桜の波です。
写真には撮れませんでしたが、桜の波がうねっているようでした。
風で桜吹雪になっている様子も美しかったです。
紀三井寺のHPに桜の開花情報が載っており、4/2現在散り初め状態みたいです。
あれだけの桜なら、地面も桜色のじゅうたんになりきれいなのではないかと思います。
ただ、明日(4/4)は花散らしの雨みたいなので、関西のお花見はどこも今日(4/3)ぐらいまでかな。
今年は桜の終わりが早いですね。
青空でなかったのが残念でしたが、見晴らしの良いところから見る桜の波は絶景でした。
階段を上った甲斐がありました。
紀三井寺
住所:和歌山市紀三井寺1201 TEL:073-444-1002
拝観時間:本堂・納経所 8時~17時、仏殿大観音 8時30分~16時30分
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