京都 城南宮③ 椿餅とおせきもち

お庭を堪能した後、離宮茶屋さんで「椿餅」(2個入り税込み550円)というのを売っているのを見ました。
期間限定というのに反応して1箱購入(笑)。
しだれ梅と椿まつりがR3..2.18~3.22まで開催されていて、この期間限定で販売されているそうです。

城南宮の西口を出て歩いていると、ものすごく小豆のを炊く良い匂いが・・・。
その匂いに誘われて「おせきもち」さんに入り、4個入りのおせきもち(430円)を購入。
「できるだけ早めに食べてくださいね、明日になると固くなりますから」と言われたので、せっかくなんで近くの公園で食べちゃおうということになりました(笑)。

こちらは城南宮で買った「椿餅」です。
つばきもちではなく「つばきもちい」なんですね。

白い椿に見立てたようなかわいらしさです。

道明寺みたいな少し粒々感のあるお餅の中にこしあんが入っています。
ふんわり柔らかいお餅に上品な甘さの餡の相性が良く美味しいですね。
私は基本粒あんしか食べないのですが、この椿餅は美味しかったです。

こちらは「おせきもち」です。
1口大のお餅の上に粒あんがのっています。
白いお餅が3つに、草餅が1つです。

このあんこ、めちゃめちゃ美味しい!!
お餅はしっかりしているように見えますが柔らかく、あんことよく合う!
あまりに美味しすぎて、何個でも食べれそうです。
買ってすぐに食べたのは正解でした。
多分、時間が経つにつれ、お餅の食感が変わっていくタイプだと思います。
お店で食べるのが一番なんでしょうが、この時は新型コロナの影響でイートインできるかわからなかったのです。
今度行った時はお店で食べて、更にお持ち帰りもするかもしれません(笑)。
リピ決定の美味しさでした。
2種類とも大変美味しかったです。
ごちそうさまでした~。

このお餅を食べた公園は、城南宮を西に行ったところにあるのですが「鳥羽離宮跡公園」といいます。
鳥羽離宮(城南離宮)は、前回少し触れたように、白河上皇や鳥羽上皇などが東西1.5㎞南北1㎞の広大な離宮を造営し、この地で150年ほど院政を行いましたが、院政の終焉とともに離宮の建物がなくなっていき、現在は城南宮、安楽寿院、白河・鳥羽・近衛各天皇陵、秋の山(築山)のみが残っています。
この辺りは発掘調査で鳥羽離宮南殿跡とわかり、史跡公園と整備されました。


この公園の一角には「秋の山(築山)」があり、上には貴族院議員だった薩摩出身の小牧昌業による「鳥羽伏見戦跡碑」が建っています。
鳥羽伏見の戦いは、鳥羽と伏見の2か所で行われた戦いです。
鳥羽と伏見は近いのですけどね。
鳥羽の戦いが行われたのがこの近くでした。
この碑文には、この地が鳥羽離宮であったことと、鳥羽伏見の戦いの内容やこの碑文を建てることになった経緯などが記されています。
美味しいお餅を食べた公園が、こんなに歴史的な場所だったなんて面白い体験でした。
城南宮
住所:京都市伏見区中島鳥羽離宮町7番 TEL:075-623-0846
神苑の拝観時間:9時~16時30分(受付16時まで)
神苑の拝観料:1/1~7/21・9/1~12/31までは600円 7/22~8/31までは200円(北側のみ。南側は閉鎖)
鳥羽離宮跡公園
住所:京都市伏見区中島御所ノ内町
おせきもち
住所:京都市伏見区中島御所ノ内町16 TEL:075-611-3078
営業時間:8時30分~18時 定休日:月曜・火曜
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