亀岡 麒麟がくる 京都亀岡大河ドラマ館

明智光秀ゆかりの地をまわる坂本編はまだもう少し続くのですが、京都の亀岡で開催されている「麒麟がくる 京都亀岡大河ドラマ館」('20.1.11~'21.2.14まで。←期間が延長されました。入場料600円)の会期が迫っているので、先に紹介しますね。

JR亀岡駅の北口を出ると案内表示がでていますが、サッカーの京都サンガF.C.のスタジアム内が会場になっています。
駅からすぐとチラシには書いてありましたが、場所はすぐなのですが会場の入口までは思ったより遠くて5~6分かかりました。


会場に入ると、出演者たちのパネルがお出迎えしてくれます。
「麒麟がくる」関係のドラマ館は、岐阜・坂本・亀岡の3か所行きましたが、亀岡のドラマ館が一番TVドラマに詳しい内容になっていたと思います。
キャストについてや衣装などの展示はもちろん、映像なども多く面白かったです。
とくにオープニングのメイキング映像は良かったです。
セット、CG、ドローン撮影などを駆使して作成されており、これはどれかが少しでも失敗したら大変だなと思いました。
すごく手の込んだ作りだったことを知り、それまでオープニングはおざなりにしか見ていなかったのですが、ドラマ館に行った後では真剣に見てしまいました。

こちらは右の水色の鎧が光秀用ですが、左は足利義輝の鎧でした。
本能寺をバックになぜ義輝?と思ったら、最終展示替えで信長の鎧に変更になるのだそうです。
行ったのが少し早かったみたいです(笑)。
蘭奢待の展示も1/15からされているみたいで、それも見たかったな~。

ドラマについてだけでなく、光秀についてもあまり堅苦しくなりすぎず、わかりやすい展示でした。
亀岡ですので、もちろん光秀と亀岡の関係についても解説されていました。
簡単に書きますと、亀岡は江戸時代まで亀山と呼ばれ、光秀は丹波攻略の拠点として亀岡の地に亀山城を築城します。
そして城の周辺に近隣の9村の人たちを移住させ、城下町として整備しました。
領主として善政を行っていたようで、丹波産の名産品の栽培を奨励したりしたようですよ。
小豆の丹波大納言もその一つなんだそうです。
10年ぐらい前に亀岡に遊びに行った時、「明智光秀を主人公にした大河ドラマを!」というような幟が立っていました。
本能寺の変の後、光秀は謀反人という立場になったわけですから、光秀を表立って慕うわけにもいかなかったでしょうに、現在に至るまで光秀への想いを持ち続けるなんて、光秀はものすごく亀岡の人から慕われていたんでしょうね。
本能寺の変の出陣は、ここ亀岡からです。
亀岡の人たちは光秀とこころを1つにして、麒麟がくる世の中を目指したのかもしれませんね。

会場をでると物産館がありましたので、黒豆ご飯の素(380円)と九条ネギのジャム(320円)を購入。
ジャムは定番の果物のジャムから、ちょっと変わった野菜のジャムまでいろんな種類がありましたが、こういうのって私は結構チャレンジャーなので九条ネギをチョイスです(笑)。


黒豆ごはんの素は、大きな黒豆がゴロンゴロンと入っていて、味付けもうっすら塩味で美味しい♪
これはリピしたいです。
九条ネギのジャムは、白いんげん豆で作った白あんみたいな味で、後味にネギの香りがするというような。
白あんの苦手な私としてはビミョーでしたが、珍しかったのは確かです。

亀岡市長が、亀岡は丹波攻略の重要拠点で、本能寺の変出陣の地なのに、ドラマではあまり出番がなかったので残念だというような発言のインタビューを見ました。
確かにドラマでの出番は少なかったかもしれませんが、光秀を大河ドラマの主人公にという長年の願いは叶えられて、世間一般の光秀へのこれまでのイメージも変わったと思います。
亀岡の宣伝もあった方が嬉しいでしょうが、それより光秀への人びとの印象を変えることが亀岡の人たちの願いなんじゃないかなと思います。
亀岡の人たちの約440年にもわたる光秀への純粋な想い、しっかり感じ取りました。
亀岡のドラマ館は、今フィナーレに向かって入館者に先着でプレゼントを配布したり、最終日の2/14はなんと無料公開の予定だそうです。
「麒麟がくる」は終わってしまいましたが、ドラマの情報満載なので最後にドラマ館で盛り上がるのも楽しいと思いますよ。
麒麟がくる 京都亀岡大河ドラマ館
住所:亀岡市追分町サンガスタジアム内特設会場 TEL:0771-55-9320
開館時間:9時~17時(入館は16時30分まで)
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