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光秀紀行 坂本・大津編② 西教寺

 今回は、びわ湖大津光秀大博覧会の会場の1つである西教寺の紹介です。

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 前回の禅明坊を出て奥に進むと勅使門に突き当たり、右に曲がって道なりに進むと大本坊があります。
 大本坊が入口になります。

 西教寺(兼法勝西教寺・けんほっしょうさいきょうじ)は天台真盛宗の総本山で、山号は戒光山(かいこうざん)、御本尊は阿弥陀如来坐像です。
 聖徳太子が恩師である高句麗の僧のために創建されたと伝えられているそうです。
 その後、荒廃してしまいましたが、室町時代に中興の祖である真盛(しんせい)上人が不断念仏の道場とされたそうです。
 真盛上人より以前には、慈恵大師良源や恵心僧都がこちらで修行されてたようですよ。

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 大本坊から本殿、客殿、書院と渡り廊下でつながっています。
 渡り廊下の構造自体が美しかったです。

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 本殿です。
 渡り廊下からだと全体像が見えないので、外から見た写真を載せてます。

 本殿の中は御本尊の阿弥陀如来さまがいらっしゃいますが、大きな丈六仏で、どっしりと安心感があり優しそうなお顔でした。
 ホッとした心持ちになりますね。
 
 不断念仏のお寺ということで、ずっと鉦の音が聞こえてきます。
 結構、大きな音ですよ。

 真盛上人の代わりに鉦をならしたという「身代わりの手白猿」もありました。
 日吉大社が近いからか、猿の飾りなども多かったです。

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 客殿の中は入れず廊下からのぞくだけですが、狩野派の絵師による障壁画があります。
 当時は豪華絢爛だったと思われますが、色褪せしていて劣化していてました。
 残念。

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 客殿庭園は、小堀遠州作です。
 この人は近江の国出身の家康に仕えた大名で、関西中心に多くの作庭を残しています。
 こちらは石や緑を多く配置していて、明るい感じがするお庭でした。

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 渡り廊下の一角に「阿弥陀如来二十五菩薩石像」もありました。
 お迎えの時、阿弥陀如来さまが菩薩さまを連れて極楽に導いて下さるみたいですよ。
 優しいお顔でいろんな楽器を持ってられ楽しそうです。

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 明智光秀公資料室もありました。
 光秀直筆の寄進状などの資料が展示されていました。

 西教寺は信長の比叡山焼き討ちで被災したのですが、直後に光秀が坂本城の城主になり、光秀は西教寺の檀徒になったそうです。
 そして、西教寺の復興に力を貸したそうです。
 その関係で、光秀関係の資料が多く残されています。
 また、明智一族の菩提寺として、明智一族の墓所があります。

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 実際のお墓の写真を撮るのはちょっと抵抗を感じてしまいますので、展示されていた写真を載せています。
 光秀の妻の煕子のお墓もありました。
 素朴なお墓でした。
 お墓の傍にも阿弥陀如来二十五菩薩石像がありましたよ。

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 宗祖大師堂の唐門は、光秀大博覧会のチラシになっている門です。

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 麒麟の彫刻がありました。
 光秀が呼びたかった麒麟を光秀自身は呼ぶことができませんでしたが、明智の菩提寺に麒麟が寄り添っていたのですね。

 西教寺は、お寺自体が厳かで見応えありました。
 良かったです。
 
びわ湖大津 光秀大博覧会('20.3.8~'21.3.31)
 西教寺 住所:大津市坂本5-13-1 
 開館時間:9時~17時(受付は16時30分まで)
 拝観料:500円 セット券:禅明坊・西教寺・滋賀院門跡の3施設のセット料金1200円

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