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奈良 東大寺二月堂の夕日

 東大寺ミュージアムで二月堂の夕日がきれいだと紹介されていたので、時間も丁度良かったので見に行くことにしました。
 (注:12月に入ってからの記事は、12月以前に行ったものです。)

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 鏡池の横を通って二月堂に向かいます。

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 左の写真は、四月堂(三昧堂)、右の写真は三月堂(法華堂)です。
 東大寺ミュージアムで、日光・月光菩薩さまの真ん中にいらっしゃった千手観音さまは四月堂、日光・月光菩薩さまは三月堂からいらっしゃいました。

 この辺りを「上院」といいますが、二月堂・三月堂・四月堂が揃っています。
 ちなみに各お堂の通称の由来はいろいろ説があるみたいですが、二月堂は旧暦二月に修二会・お水取りが行われることから、三月堂(法華堂)は旧暦三月にこのお堂で法華会が行われていたから、四月堂(三昧堂)は旧暦四月に法華三昧会が行われていたからだそうです。

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 二月堂は、お堂の中には入れませんが舞台にはあがれます。
 お水取りのお松明は、この舞台を駆け走ります(2020年のお水取りのブログ記事はこちら)。

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 舞台からは大仏殿や奈良の市街地が見えます。
 景色が良い~

 大河ドラマの「麒麟がくる」で、松永久秀と筒井順慶が大和の地で争っているとありましたが、この争いで東大寺の大仏殿が焼失してるのですよね。
 上院の方は大丈夫だったみたいですが、こんなところで戦だなんて罰当たりなことです

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 ちょっと感慨にふけっていたら、夕日を見るためのツアーのような団体さんが来たので、日没まで少し時間があったので、手水舎の横の階段を上って、飯道神社の前を通って奥に行ってみました。

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 小さな観音堂があり更に進むと、夕日に照らされた紅葉が!
 あまりのきれいさに感動しました。
 この先はお寺関係の人が住まわれているような家があったので、横に電線が写っているのはご愛敬(笑)。

 今年は結局この日しか紅葉を見に行けなかったので、偶然にもこの夕日に染まった紅葉を見れたのは幸せでした
 多分いつ行っても見れるというものではなく、一期一会だったのだろうなと思います。

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 二月堂の舞台に戻って、夕日を見ます。
 良弁杉の横を日が暮れてゆきます。

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 日が沈むのが速くて、あっというまに見えなくなりました。
 1日の終わりにふさわしい穏やかな夕日でした。

 東大寺はやはり見所いっぱいで良いですね
 奈良は落ち着きます。
 東大寺には何回も行ってますが、まだ四月堂の中は拝観してませんし、現在、戒壇堂が耐震化工事のため、かわりに普段非公開の戒壇院千手堂が公開されているみたいなので、また行きたいなと思いました。
 それには早く新型コロナを収束させないとね。

東大寺

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