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大阪高石市 小林美術館

 緊急事態宣言、全国解除になって良かったです。
 大阪もほんの少し前に解除になったので、私も先日美術館に行ってきました。

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 行ってきたのは、大阪高石市にある小林美術館です。
 こちらは2016年6月に開館した美術館で、私は今回初めて行きました。
 ちょっと遠かったのですが、頑張って自転車で

 こちらでは春季特別展「愛おしき日本画の人びと」展と季節展「四季の万華鏡‐花と生命を描く‐」(どちらも'20.3.13~6.14まで。観覧料1000円)が開催されています。
 4/8から5/15まで臨時休館されていましたが、解除に伴い5/16から再開され、会期終了は予定通り6/14だそうです。

 展示会場は2階と3階に分かれていて、3階は春期展の日本画展で計26点、2階は季節展の花展で計16点が展示されていました。

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 3階の作品は、展覧会のタイトル通り人物画が中心なのですが、どの作品もほっこりする優しい印象の絵が多かったです。

 小杉放菴の「三笑図」は3人の仙人が大笑いしており、観ているこちらも誘われにっこりしました。
 菊池契月の「紫式部」は、まだ幼さが残る顔立ちで、紫式部が幼少より才能があったことをヒントに、契月のイメージする式部像を描いたのかなと思いました。

 福田平八郎の「支那所見」はスケッチ風ですが、珍しく人物が描かれていましたし、鏑木清方の「大正美人」もスケッチ風でこれまた珍しく洋装の女性で、ピンクが美しかったです。

 藤田嗣治の作品は2枚あったのですが、「着物を着た女性」は藤田独特のタッチなのですが、いつもなら西洋風なのに着物を着た女性で、すごく違和感がある作品でした。
 もう1枚の「アラブの子供」は、いつものような目と目の間が広い子どもではなく、ちゃんとモデルを置いて描いたという感じの絵でした。

 2階の花の絵もどれも良かったのですが、堅山南風「薫風」が私のイチオシです。
 アヤメ(?)の花の色がすごく美しい上、鯉の目が生きています。
 さすが鯉の絵が得意なだけあると思いました。
 山口蓬春の「緑翠」も、初夏らしい爽やかな色遣いで目を惹きます。

 大きな作品はないのですが、全体的に観ていてほっこりする作品が多く、見終わった後、楽しい気分になれました  
 それに初めて観る作品ばかりだったので良かったです。

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 こちらの入館料は1000円なのですが、1200円で併設の喫茶室でドリンクも飲めるとのことで、そちらのチケットを購入。
 1階にある絵画喫茶・羽衣珈琲に寄りました。
 壁には販売もしている絵画が並んでおり楽しめます。
 ドリンクはコーヒー、紅茶、レモンスカッシュが選べるとのことでレモンスカッシュを注文。
 坪庭を見ながら美味しくいただいていたら、館長さんが挨拶に来てくださいました。

 館長さんは、塗料を扱う仕事に長年携わってきたことから、日本画の色に魅せられて蒐集を始められたそうです。
 そして文化勲章を受章した日本画家は39名しかいないことから、受章した日本画家全員の作品を収集して美術館を開館されたそうです。
 今回の展示では14名の受章者の作品が展示されていました。
 年4回展示替えされるそうで、毎回受章者の作品が観れるのでしょうね。

 次回は竹内栖鳳と四条派の展覧会みたいですよ。
 次も楽しみです。
 良い美術館が増えて嬉しい
 また行きたいと思います

小林美術館
 住所:大阪府高石市羽衣2-2-30 TEL:072-262-2600
 開館時間:10時~17時まで 休館日:月曜(祝休日の場合は開館し翌休館)、展示替え期間

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Author:Ms.れでぃ
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ゆるゆる感想を書いていきたいと思います。
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