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京都国立近代美術館「2019年度 第6回コレクション展」

 「ニーノ・カルーソ」展を見た後「第6回コレクション展」('20.1.4~3.1まで。観覧料430円)も観てきました。
 
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 企画展と連動して「イタリアの現代陶芸」コーナーがありました。

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 こちらはアルフォンソ・レオーニの「陶彫」です。
 これらが何かはわかりませんがオシャレでした。

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 この作品は、ニーノ・カルーソとカルロ・ザウリに師事し、イタリアで学ばれた日本人陶芸家・平井智さんの「広場から'90」です。
 明るくカラフルで楽しくなるような作品ですね。

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 日本の陶芸も負けていません。
 河井寛次郎の「打薬扁壺」です。
 河井寛次郎の作品は、「川勝コレクション」コーナーにまとめて展示されていたのですが、こちらは「エデュケーショナル・スタディズ 感覚をひらく」コーナーに展示されていたものです。
 形も色も面白いです。

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 「エデュケーショナル・スタディズ 感覚をひらく」コーナーは、美術館では「見る」ことが中心になっていますが、視覚障がい者の方も一般人も楽しめる美術鑑賞プログラムの開発を目指すプロジェクトだそうです。
 こういう取り組みは良いですよね。
 今回は、作品の外郭線を点穴で表した紙を触るというような内容でした。
 川端龍子の「曲水図」も、岩の部分を点で穴を開けた紙に触ることができました。
 ただ、作品の実物大というわけにはいかず、目が見えることの有難さを再認識しました。
 もっともっと皆が知恵を出し合い、誰もが美術を楽しめるようになればいいなと思います。

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 「建造物を描く」コーナーでは、岡鹿之助の「山麓」が良かったです。
 岡鹿之助の作品は、いつも端正で落ち着いておりきれいですよね。
 ものすごく丁寧で、1枚描くのにどれぐらいかかるのだろうなと思ってしまいます。

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 梅原龍三郎の「雲中天壇」は、近くで見ると少し濁りのある空の色なのですが、少し離れるときれいな青空に見えます。
 やっぱりこの人は色の配色が上手いのでしょうね。

 写真は載せていませんが、須田国太郎の作品は3枚展示されており、須田独特の重厚な作風は存在感がありました。

 そしていつも楽しみにしているのが日本画のコーナーです。
 今回のテーマは「冬の日本画」です。
 
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 竹内栖鳳の「蕭条」は、右隻は長谷川等伯の「松林図」を思い出されました。
 葉が落ちて、幹と枝だけになっている木に鳥が寄り添って、あるいは孤高にとまっている。
 冬の景色だなぁと思いました。

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 今回、私が良いなと思ったのが谷角日沙春(たにかどひさはる)の作品です。
 右が「魁童子」、左が「吉祥福女」です。
 いずれも目が小さくてかわいい。

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 この画家の作品は計5枚展示されていたのですが、どれも愛らしかったです。
 冬でありながら、春を予感させる作品でした。

 今回のコレクション展も良かったです。 

京都国立近代美術館
 住所:京都市左京区岡崎円勝寺町 TEL:075-761-4111
 開館時間:9時30分~17時(金・土は20時まで。入館は各閉館30分前まで)休館日:月曜(月曜日が休日にあたる場合は、翌日が休館)、年末・年始、展示替え期間 

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