阪急うめだギャラリー「世界のかわいい衣装」展

ちょっとギリギリになってしまいましたが、阪急うめだギャラリーで開催されている「国立民族学博物館コレクション 世界のかわいい衣装」展('19.11.13~11.25まで。入場料600円)を観てきました。
この展覧会は、国立民族学博物館のコレクションの中から、「かわいい」をキーワードに1920年代から現在までの世界の衣装120点を紹介した展覧会です。
会場内は写真撮影可だったので、いくつかを載せておきたいと思います。

こちらは中国のミャオ族の女性の衣装です。
右が普段の服で、左が盛装の衣装だそうです。
普段は男性の服装でもいけそうですが、盛装はきらびやかですごいですね。
きれいですが、ちょっと重そうです。

ポーランドのワンピースもかわいいですよね。
バラの刺繍のスカートなので、同じくバラの刺繍のブラウスを着るのだそうです。

このメキシコのスカートも鮮やかな花柄です。
レース部分が華やかです。

こちらはフランスのブルターニュ地方で着られている上着だそうですが、金の刺繍がゴージャスです。

ですが数多い衣装の中で一番すごかったのはインドです。
インドの衣装は数点出ていたのですが、染めも織りも刺繍もすごく繊細で美しい~。

こちらはアップですが、細かい刺繍がびっしり。
作ることを考えると、気が遠くなりそうです。

この展覧会は、さすが国立民族学博物館が関係しているだけあり、実は単なる衣装の展示だけでなく、解説パネルもしっかり書かれていましたし、ところどころにテレビモニターが設置され、衣装がどのように作られているかとかどのように着ているかなど、文化人類学的なことも学べるようになっていました。
パネルや映像をじっくり見れば、いろんなことを学べたと思うのですが、ちょっとそんな展示だと知らなかったので展覧会をゆっくり観る時間を取っておらず、残念ながらほとんど衣装しか見れませんでした。
ウンチク大好き人間の私としては、なぜもっと時間に余裕を持たせなかったのだろうと悔しく感じた次第です。
衣装を見るだけでも楽しかったのですけどね。
世界の民族衣装を学問的に見たい人も、かわいい衣装を見たい人も楽しめる展覧会でした。
阪急うめだギャラリー
住所:大阪市北区角田町8-7 阪急梅田本店9階 TEL:06-6361-1381
入場時間:日~木10時~20時、金・土10時~21時、最終日18時閉場(入場は閉場の30分前まで)

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