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滋賀 比叡山延暦寺③ 東塔地域

 さて比叡山シリーズの最後は東塔(とうどう)地域です。
 今回私達は最後に行きましたが、本来バスで行くと一番最初に着く区域です。

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 宗祖伝教大師最澄が創建した一乗止観院を始まりとした延暦寺の総本堂である根本中堂は、H28年から10年かけての大改修中です。
 でも参拝はできます。
 御本尊は薬師如来像で、ご本尊の前には1200年間灯り続けている「不滅の法灯」も安置されています。
 概観は覆いがされているのでよく見えませんが、建物は国宝で、廻廊も重文に指定されているそうです。

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 御朱印もいただきました。
 御本尊の薬師如来さまは医師の役割をされているので、醫王殿と書かれています。
 美しい字です。
 
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 こちらは文殊楼です。
 延暦寺の山門にあたるそうです。
 上にも上れますが、階段が急でちょっと昇降には注意が必要です。

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 大講堂(重文)は昭和31年に焼失してしまった後、昭和39年に山麓坂本の讃仏堂を移築したものだそうです。
 御本尊は大日如来像で、その左右には比叡山で修行した各宗派の宗祖の木像が祀られていました。

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 こちらは戒壇院(重文)です。
 天台宗の僧侶が戒律を授かるお堂だそうで、中は拝観できませんが御本尊は釈迦牟尼如来さまがまつられているそうです。

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 阿弥陀堂と法華総持院東塔です。
 阿弥陀堂の御本尊は大きな阿弥陀如来です。
 塔もどっしりとしていて美しいです。

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 国宝殿(拝観料500円)にも行きました。
 名前の由来は、伝教大師さま筆の山家学生式の中にある「一隅を照らす、これ則ち国宝なり」という言葉から名づけられたそうです。

 中には仏像がいっぱいで、気持ちがわくわくしました。
 鎌倉時代のお不動さまは、こちらを見てくださっている感じがして、かっこよかったです。
 明王や天部の仏さまはかっこいいですね。

 比叡山はやっぱりすごいですね。
 昔はどこのお寺でもそうでしたが、火事が多くお堂の多くが一度は焼失していますが、さすがは日本の仏教の故郷ともいえる場所です。
 不屈の精神を見た気がしました。
 良かったです。

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 お山をバスで坂本の方に下りた後は、鶴喜さんでおそばを食べて帰りました。
 これで長くかかっていた比叡山シリーズはおしまいです。

 最近、なかなか時間を取ることが難しく、ブログをしばらくお休みしようかと思っています。
 よく遊びに行くので、書きたいネタが溜まっており、心残りがあるので迷ってはいるのですが、また書く時間ができれば再開したいとは思っています。
 長く放置するのか、案外気が向いてすぐに再開するのかはわかりませんが、再開した時はまたよろしくお願いします。

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 今日は大晦日。
 美味しい年越しそばを食べて、皆様良いお年をお迎えください。
 ありがとうございました
 
比叡山延暦寺 
 住所;滋賀県大津市坂本本町4220 TEL:077-578-0001(代表)
 東塔地域巡拝時間:3月~11月は8時半~16時半、12月は9時~16時、1月~2月は9時~16時半

国宝殿
 拝観時間;1月~2月は9時~16時半、3月~11月は8時半~16時半、12月は9時~16時(入館は各閉館時間の30分前まで) 年中無休

本家鶴喜そば
 住所:滋賀県大津市坂本4-11-40 TEL:077-578-0002
 営業時間:10時~18時(L.O.17時45分) 定休日第3金曜(8月11月は無休、1月6月は木・金連休)
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