京都 冬の展覧会めぐり①('17.2.4)
昨日、京都に行って計5つの展覧会と映画「バイオハザード ザ・ファイナル」を観てきました。
バイオハザード、もうそろそろ上映終了(既に終わっているところもあり)なので、ちょっと記事が間に合いませんが、ミラ・ジョヴォヴィッチのタフネスさがかっこよくて面白かったです。
詳しくはまた記事に書くかもしれません。
で、本題の展覧会ですが、2回に分けて簡単に紹介したいと思います。

まず最初は、京都国立近代美術館で開催されている「茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術」展('16.12.17~'17.2.12まで。観覧料1400円)です。
私は茶道をたしなんでいないせいか茶碗の良さがわからず、この展覧会はそんなに混んでいないだろうと勝手に思っていたのですが、なんのなんの結構盛況でした。
一子相伝で継承されてきた楽焼の作品を、初代から現在の15代吉左衛門、更には次期16代の作品まで揃えてある上、交流のあった本阿弥光悦の作品まで展示されていました。

楽焼ってしぶいですね。
装飾が少なく、見て楽しむというよりは手で楽しむもの、実際に手に取ってこそ良さがわかるのではないかという気がしました。
見る分に関しては、歴代の楽焼の中では、私は12代目以降が見やすかったのですが、吉左衛門さんの作品はちょっと重すぎてしんどかったです。
吉左衛門さんの作品は佐川美術館でも何回か見ているのですが、力強いのです。
その力強さが私には重く感じられるのです。
でも、見る人が見たらすばらしいのでしょうね。
茶碗に関してはずぶの素人の私は本阿弥光悦の茶碗が好みでした。
数ある楽焼の中で、ちょっとホッと一息つけるような軽ろやかさがありました。
図録は2300円です。
皆さん熱心に見てらっしゃったので、茶道をされている方には楽焼が一堂に見れる絶好の展覧会なんだと思います。

細見美術館では「鈴木其一 江戸琳派の旗手」展('17.1.3~2.19まで。入館料1300円)が開催されています。
この展覧会は良かったです。
実はこの展覧会、姫路市立美術館でも開催されていて、昨年観に行った展覧会なのですが、その時も展示替えがあって前半が観れなかったので今回も観に行ったというわけです。
こちらの会場でも展示替えがあり、前期・中期は終了して2月7日からは後期の展示になります。
やっぱり絵画って、色鮮やかで華やかでいいですね~。
観ていて楽しい。
右のチラシの右下の「夏宵月に水鶏図」は、描表装といって表装部分まで絵画として描いています。
凝っていて美しいですよね。
図録は2800円です。
どの作品も美しいので、オススメです。

前半最後に紹介するのは、承天閣美術館で開催されている「生誕300年記念 伊藤若冲展(後期)」展('16.12.15~'17.5.21まで。拝観料800円)です。
昨日(2/4)はお天気も良く、暖かかったです。
この展覧会も結構人が集まっていました。
相国寺は若冲と縁の深いお寺なので、若冲の作品をたくさん所蔵されています。
今回は酉年ということもあり、初公開の「鸚鵡牡丹図」をはじめ鳥を主題にした作品が多数展示されていました。

今回の作品は墨絵が多かったですが、若冲の鳥たちはポーズも面白い。
見飽きませんね。
こちらの美術館では何回も若冲展を開催されていますが、いまだに初公開の作品を持っているとはいったいどれぐらい若冲の作品を所蔵されているのでしょうね。
この展覧会は5/21までとまだまだ時間がありますので、若冲ファンの方は必見ですよ。
京都国立近代美術館
住所:京都市左京区岡崎円勝寺町 TEL:075-761-4111
開館時間:9時30分~17時(入館は16時30分まで)休館日:月曜(月曜日が休日にあたる場合は、翌日が休館)、年末・年始、展示替え期間
細見美術館
住所:京都市左京区岡崎最勝寺町6-3 TEL:075-752-5555
開館時間:10時~18時(入館は17時半まで) 休館日:月曜(祝日の場合、翌火曜日)
承天閣美術館
住所:京都市上京区今出川通烏丸東入上ル相国寺門前町701 TEL:075-241-0423
開館時間:10時~17時(入館16時半まで) 休館日:展示替え期間、年末年始
バイオハザード、もうそろそろ上映終了(既に終わっているところもあり)なので、ちょっと記事が間に合いませんが、ミラ・ジョヴォヴィッチのタフネスさがかっこよくて面白かったです。
詳しくはまた記事に書くかもしれません。
で、本題の展覧会ですが、2回に分けて簡単に紹介したいと思います。

まず最初は、京都国立近代美術館で開催されている「茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術」展('16.12.17~'17.2.12まで。観覧料1400円)です。
私は茶道をたしなんでいないせいか茶碗の良さがわからず、この展覧会はそんなに混んでいないだろうと勝手に思っていたのですが、なんのなんの結構盛況でした。
一子相伝で継承されてきた楽焼の作品を、初代から現在の15代吉左衛門、更には次期16代の作品まで揃えてある上、交流のあった本阿弥光悦の作品まで展示されていました。


楽焼ってしぶいですね。
装飾が少なく、見て楽しむというよりは手で楽しむもの、実際に手に取ってこそ良さがわかるのではないかという気がしました。
見る分に関しては、歴代の楽焼の中では、私は12代目以降が見やすかったのですが、吉左衛門さんの作品はちょっと重すぎてしんどかったです。
吉左衛門さんの作品は佐川美術館でも何回か見ているのですが、力強いのです。
その力強さが私には重く感じられるのです。
でも、見る人が見たらすばらしいのでしょうね。
茶碗に関してはずぶの素人の私は本阿弥光悦の茶碗が好みでした。
数ある楽焼の中で、ちょっとホッと一息つけるような軽ろやかさがありました。
図録は2300円です。
皆さん熱心に見てらっしゃったので、茶道をされている方には楽焼が一堂に見れる絶好の展覧会なんだと思います。


細見美術館では「鈴木其一 江戸琳派の旗手」展('17.1.3~2.19まで。入館料1300円)が開催されています。
この展覧会は良かったです。
実はこの展覧会、姫路市立美術館でも開催されていて、昨年観に行った展覧会なのですが、その時も展示替えがあって前半が観れなかったので今回も観に行ったというわけです。
こちらの会場でも展示替えがあり、前期・中期は終了して2月7日からは後期の展示になります。
やっぱり絵画って、色鮮やかで華やかでいいですね~。
観ていて楽しい。
右のチラシの右下の「夏宵月に水鶏図」は、描表装といって表装部分まで絵画として描いています。
凝っていて美しいですよね。
図録は2800円です。
どの作品も美しいので、オススメです。

前半最後に紹介するのは、承天閣美術館で開催されている「生誕300年記念 伊藤若冲展(後期)」展('16.12.15~'17.5.21まで。拝観料800円)です。
昨日(2/4)はお天気も良く、暖かかったです。
この展覧会も結構人が集まっていました。
相国寺は若冲と縁の深いお寺なので、若冲の作品をたくさん所蔵されています。
今回は酉年ということもあり、初公開の「鸚鵡牡丹図」をはじめ鳥を主題にした作品が多数展示されていました。


今回の作品は墨絵が多かったですが、若冲の鳥たちはポーズも面白い。
見飽きませんね。
こちらの美術館では何回も若冲展を開催されていますが、いまだに初公開の作品を持っているとはいったいどれぐらい若冲の作品を所蔵されているのでしょうね。
この展覧会は5/21までとまだまだ時間がありますので、若冲ファンの方は必見ですよ。
京都国立近代美術館
住所:京都市左京区岡崎円勝寺町 TEL:075-761-4111
開館時間:9時30分~17時(入館は16時30分まで)休館日:月曜(月曜日が休日にあたる場合は、翌日が休館)、年末・年始、展示替え期間
細見美術館
住所:京都市左京区岡崎最勝寺町6-3 TEL:075-752-5555
開館時間:10時~18時(入館は17時半まで) 休館日:月曜(祝日の場合、翌火曜日)
承天閣美術館
住所:京都市上京区今出川通烏丸東入上ル相国寺門前町701 TEL:075-241-0423
開館時間:10時~17時(入館16時半まで) 休館日:展示替え期間、年末年始
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