京都 冬の展覧会めぐり②('17.2.4)
毎日寒いですね
寒いと何をするのも億劫で、温かくしていると眠くなり、ちょっと休憩のつもりが寝てしまっていたという状態が続いていました。
2/4に行った展覧会の続きももっと早くに書くつもりだったのですが、週末になってしまったので急いで紹介させていただきますね。

龍谷ミュージアムで開催されている「追慕抄 九條武子」展('17.1.9~2.19まで。入館料500円)です。
九條武子さんは、西本願寺の第21世宗主大谷光尊の次女で、大谷探検隊で有名な大谷光瑞の妹です。
関東大震災の折、自身も被災しながらも救援、慈善活動を積極的に行い、42歳という若さで亡くなりました。
今年(2017年)は九條武子さんの没後90年にあたるということで、写真を中心に足跡がたどれる展覧会になっていました。

九條武子さんといえば大正三美人の1人で有名ですが、才色兼備だったみたいで、日本画を上村松園から学び、和歌は佐佐木信綱の教えを受けたそうです。
今回の展覧会でも松園に絵を習っている写真とともに、九條武子さんが描いた絵も展示されていましたが、その絵が暖かくてかわいいのです
「童女図」の女の子の足元に小さく描かれた草は、武子さんの感性だろうなと思いました。
優しい印象がします
和歌は私は良し悪しがわからないのですが、字が流麗で美しい~
達筆すぎて読めなかったのですけどね(笑)。
NHKの朝ドラ「花子とアン」で主人公の親友・葉山蓮子のモデルとなった、同じく大正三美人の1人柳原白蓮とのツーショット写真もありましたよ。
静かでたおやかなイメージを持っていたのですが、ボランティアや慈善事業に自分の考えで積極的に行動する活動的一面もあり、容姿だけでなくこころも健康で美しい人だったのだなと思える展覧会でした
同時開催されている「仏教の思想と文化 インドから日本へ」展も、ガンダーラ仏をはじめ美しい遺物がたくさんありましたし良かったです。

そしてこの日、最後に行った展覧会は、美術館「えき」KYOTOで開催されている「清川あさみ展」('17.1.21~2.14まで。入館料800円)です。
清川あさみさんは、現在NHKの朝ドラ「べっぴんさん」のタイトル映像を担当されている方で、刺繍を中心にした作品を作られているみたいです。
べっぴんさんのオープニング映像の色使いがきれいだなと思っていたので、興味を持って観に行ってきました

展覧会はいくつかのコーナーに分かれており、本のページに刺繍というのはちょっと落書きに見えて、本好きの私としてはいただけず、若者の写真に刺繍を加えた「TOKYOモンスター」シリーズも多くが顔のパーツが隠されているため仮面をかぶっているように見え、私はあまり好みではなかったのですが、次のコーナーの「美女採集」はハマリました。
「美女採集」は、女優やミュージシャンなどの女性の写真に、その人から受けた動植物のイメージを刺繍などで装飾した作品シリーズなのですが、どれもキュートでかわいい
「杏×キリン」が私の一番のお気に入りです。
でも「黒木華×雪柳」も良かったなぁ。
「柴咲コウ×シャムネコ」もオシャレでした。
いや~どれも甲乙つけがたい美女ばかりでした

本や若者の写真に施した作品はちょっとやりすぎ感があるのですが、このシリーズは「美女」と名付けてあるだけに、どれも美女のままで表現されていて、ワクワクしながら楽しく観れました
写真には細かく豪華な装飾がかなり付け加えられているのですが、背景に見劣りするどころか輝きを増しているモデル達を見ると、芸能人には「華」というオーラがあるということをまざまざと実感させられますね。
清川あさみさんは、そのオーラを具現化させるマイスターなんだなと思いました
初めの予想通り、色使いがとてもカラフルできれいでした。
清川さんの作品は、まさに「べっぴん」でした。
楽しかったです
龍谷ミュージアム
住所:京都市下京区西中筋通正面下る丸屋町117 TEL;075-351-2500
開館時間:10時~17時(入館は16時半まで) 休館日:月曜(月曜が祝日の場合は翌日閉館)、展示替え期間('12.7.17~8.23は休館)、ミュージアムの定める日
美術館「えき」KYOTO
住所:京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町 JR京都伊勢丹7階隣接
TEL:075-352-1111(大代表)
開館時間:10時~20時(最終日17時まで。入館各30分前まで)

寒いと何をするのも億劫で、温かくしていると眠くなり、ちょっと休憩のつもりが寝てしまっていたという状態が続いていました。
2/4に行った展覧会の続きももっと早くに書くつもりだったのですが、週末になってしまったので急いで紹介させていただきますね。

龍谷ミュージアムで開催されている「追慕抄 九條武子」展('17.1.9~2.19まで。入館料500円)です。
九條武子さんは、西本願寺の第21世宗主大谷光尊の次女で、大谷探検隊で有名な大谷光瑞の妹です。
関東大震災の折、自身も被災しながらも救援、慈善活動を積極的に行い、42歳という若さで亡くなりました。
今年(2017年)は九條武子さんの没後90年にあたるということで、写真を中心に足跡がたどれる展覧会になっていました。


九條武子さんといえば大正三美人の1人で有名ですが、才色兼備だったみたいで、日本画を上村松園から学び、和歌は佐佐木信綱の教えを受けたそうです。
今回の展覧会でも松園に絵を習っている写真とともに、九條武子さんが描いた絵も展示されていましたが、その絵が暖かくてかわいいのです

「童女図」の女の子の足元に小さく描かれた草は、武子さんの感性だろうなと思いました。
優しい印象がします

和歌は私は良し悪しがわからないのですが、字が流麗で美しい~

達筆すぎて読めなかったのですけどね(笑)。
NHKの朝ドラ「花子とアン」で主人公の親友・葉山蓮子のモデルとなった、同じく大正三美人の1人柳原白蓮とのツーショット写真もありましたよ。
静かでたおやかなイメージを持っていたのですが、ボランティアや慈善事業に自分の考えで積極的に行動する活動的一面もあり、容姿だけでなくこころも健康で美しい人だったのだなと思える展覧会でした

同時開催されている「仏教の思想と文化 インドから日本へ」展も、ガンダーラ仏をはじめ美しい遺物がたくさんありましたし良かったです。

そしてこの日、最後に行った展覧会は、美術館「えき」KYOTOで開催されている「清川あさみ展」('17.1.21~2.14まで。入館料800円)です。
清川あさみさんは、現在NHKの朝ドラ「べっぴんさん」のタイトル映像を担当されている方で、刺繍を中心にした作品を作られているみたいです。
べっぴんさんのオープニング映像の色使いがきれいだなと思っていたので、興味を持って観に行ってきました



展覧会はいくつかのコーナーに分かれており、本のページに刺繍というのはちょっと落書きに見えて、本好きの私としてはいただけず、若者の写真に刺繍を加えた「TOKYOモンスター」シリーズも多くが顔のパーツが隠されているため仮面をかぶっているように見え、私はあまり好みではなかったのですが、次のコーナーの「美女採集」はハマリました。
「美女採集」は、女優やミュージシャンなどの女性の写真に、その人から受けた動植物のイメージを刺繍などで装飾した作品シリーズなのですが、どれもキュートでかわいい

「杏×キリン」が私の一番のお気に入りです。
でも「黒木華×雪柳」も良かったなぁ。
「柴咲コウ×シャムネコ」もオシャレでした。
いや~どれも甲乙つけがたい美女ばかりでした


本や若者の写真に施した作品はちょっとやりすぎ感があるのですが、このシリーズは「美女」と名付けてあるだけに、どれも美女のままで表現されていて、ワクワクしながら楽しく観れました

写真には細かく豪華な装飾がかなり付け加えられているのですが、背景に見劣りするどころか輝きを増しているモデル達を見ると、芸能人には「華」というオーラがあるということをまざまざと実感させられますね。
清川あさみさんは、そのオーラを具現化させるマイスターなんだなと思いました

初めの予想通り、色使いがとてもカラフルできれいでした。
清川さんの作品は、まさに「べっぴん」でした。
楽しかったです

龍谷ミュージアム
住所:京都市下京区西中筋通正面下る丸屋町117 TEL;075-351-2500
開館時間:10時~17時(入館は16時半まで) 休館日:月曜(月曜が祝日の場合は翌日閉館)、展示替え期間('12.7.17~8.23は休館)、ミュージアムの定める日
美術館「えき」KYOTO
住所:京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町 JR京都伊勢丹7階隣接
TEL:075-352-1111(大代表)
開館時間:10時~20時(最終日17時まで。入館各30分前まで)