静岡市 静岡県立美術館&芹沢銈介美術館
昨年の10月に静岡に遊びに行きましたが、その時に静岡が気に入って、12月にも行ってきましたので、今回はその時に観た展覧会の一部を紹介させていただきます。

静岡県立美術館で開催されていたのは「再発見!ニッポンの立体 生人形からフィギュアまで」展('16.11.15~'17.1.9まで。観覧料1000円)です。
この展覧会では、主に近代から現代までの彫刻や工芸を含めたあらゆる立体造形を集めて展示されていました。
近代からと書きましたが、立体造形ということで縄文時代の土偶や弥生時代の埴輪もありましたよ。
円空や木喰の仏像や神像もありましたし、招き猫や佐藤製薬のサトちゃんもあったりして本当にいろんな立体造形が揃っていて楽しい!
どれも良かったのですが、やっぱり平櫛田中の作品は良かったですね。
品格があります
円空の「地蔵菩薩立像」は優しげでしたし、木喰の「玉津島大明神」もニッコリされていて良かったです
宮本理三郎さんの「木彫蜥蜴」はすごくリアルでした
荒井良さんの「Emergence」は人形風の造形なのですが、すごく美しくてしばらくその場を離れられませんでした
桜文鳥さんや野口哲哉さんの作品もかわいいですし、面白かったです
これだけたくさんの立体造形を細かく分類しており、こちらの美術館の学芸員さんはすごいなと思いました
おかげで2次元から3次元、実体と表現技術などいろいろ思いを馳せることができました
本当に多彩な作品が揃っており、ワクワクした気分で観てまわれます。
この展覧会は(1/9)までですがオススメですので、お近くの方は是非行ってみてくださいね

もうひとつご紹介するのは、芹沢銈介美術館で開催されている「パリのセリザワ 「Serizawa」展から40年」展('16.12.10~'17.3.20まで。観覧料420円)です。
この美術館は、染色家芹沢銈介の作品と芹沢が収集したコレクションを年3回の企画展で公開している美術館です。

今回の展覧会は、画家バルテュスと美術評論家ジャン・レマリーの推薦のもと1976年にパリのグラン・パレで開かれた芹沢の個展で展示された作品と、パリでその展覧会のポスターが掲示されている様子を見せてくれるという内容でした
作品は多彩で、染色を手段とした芸術家だったのだなということがわかるような内容でした。
その作風は、民芸運動に参加していたということで、素朴ながら力強く、絵画と書と染色の融合という印象を受けました。
フランス人にとっては斬新だっただろうなと思いました。
芹沢の作品は、ちょこちょこと見たことはありますが、こんなにまとまって観たのは初めてでしたが、なかなか良かったです

この美術館は建物自体も良かったですよ。

なんか中世ヨーロッパの城砦というような雰囲気です。
外観を見ただけでも入ってみたくなるような建物でした
この美術館は登呂遺跡公園の一隅にありましたので、登呂遺跡も見てきました。

登呂遺跡といえば、子供の頃の社会の教科書に載っていた有名な遺跡です。
弥生時代の集落が再現されています。
全国にある弥生時代の建物の再現は、こちらをもとにして造られているのですって。

登呂遺跡の出土品が展示されている静岡市立登呂博物館です。
重要文化財指定が775点もあり、展示内容自体も考古学ファンには興味深いのですが、こちらの屋上から見える富士山がきれいなのです。

行かれたら是非屋上にも行ってみてくださいね
静岡県立美術館
住所:静岡市駿河区谷田53-2 TEL:054-273-1515(代表)
開館時間:10時~17時半(入館は17時まで)休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)、年末年始、展示替等のための休館日あり
静岡市立芹沢銈介美術館
住所:静岡市駿河区登呂5-10-5 TEL:054-282-5522
開館時間:9時~16時半 休館日:月曜日、休日の翌日、年末年始、展示替え期間中
静岡市立登呂博物館
住所:静岡市駿河区登呂5-10-5 TEL:054-285-0476
観覧料:300円(特別展開催期400円)、登呂博物館と芹沢銈介美術館の共通券:570円(特別展開催期650円)
開館時間:9時~16時半 休館日:月曜日、祝日・振替休日の翌日、年末年始


静岡県立美術館で開催されていたのは「再発見!ニッポンの立体 生人形からフィギュアまで」展('16.11.15~'17.1.9まで。観覧料1000円)です。
この展覧会では、主に近代から現代までの彫刻や工芸を含めたあらゆる立体造形を集めて展示されていました。
近代からと書きましたが、立体造形ということで縄文時代の土偶や弥生時代の埴輪もありましたよ。
円空や木喰の仏像や神像もありましたし、招き猫や佐藤製薬のサトちゃんもあったりして本当にいろんな立体造形が揃っていて楽しい!

どれも良かったのですが、やっぱり平櫛田中の作品は良かったですね。
品格があります

円空の「地蔵菩薩立像」は優しげでしたし、木喰の「玉津島大明神」もニッコリされていて良かったです

宮本理三郎さんの「木彫蜥蜴」はすごくリアルでした

荒井良さんの「Emergence」は人形風の造形なのですが、すごく美しくてしばらくその場を離れられませんでした

桜文鳥さんや野口哲哉さんの作品もかわいいですし、面白かったです

これだけたくさんの立体造形を細かく分類しており、こちらの美術館の学芸員さんはすごいなと思いました

おかげで2次元から3次元、実体と表現技術などいろいろ思いを馳せることができました

本当に多彩な作品が揃っており、ワクワクした気分で観てまわれます。
この展覧会は(1/9)までですがオススメですので、お近くの方は是非行ってみてくださいね


もうひとつご紹介するのは、芹沢銈介美術館で開催されている「パリのセリザワ 「Serizawa」展から40年」展('16.12.10~'17.3.20まで。観覧料420円)です。
この美術館は、染色家芹沢銈介の作品と芹沢が収集したコレクションを年3回の企画展で公開している美術館です。


今回の展覧会は、画家バルテュスと美術評論家ジャン・レマリーの推薦のもと1976年にパリのグラン・パレで開かれた芹沢の個展で展示された作品と、パリでその展覧会のポスターが掲示されている様子を見せてくれるという内容でした

作品は多彩で、染色を手段とした芸術家だったのだなということがわかるような内容でした。
その作風は、民芸運動に参加していたということで、素朴ながら力強く、絵画と書と染色の融合という印象を受けました。
フランス人にとっては斬新だっただろうなと思いました。
芹沢の作品は、ちょこちょこと見たことはありますが、こんなにまとまって観たのは初めてでしたが、なかなか良かったです


この美術館は建物自体も良かったですよ。

なんか中世ヨーロッパの城砦というような雰囲気です。
外観を見ただけでも入ってみたくなるような建物でした

この美術館は登呂遺跡公園の一隅にありましたので、登呂遺跡も見てきました。

登呂遺跡といえば、子供の頃の社会の教科書に載っていた有名な遺跡です。
弥生時代の集落が再現されています。
全国にある弥生時代の建物の再現は、こちらをもとにして造られているのですって。

登呂遺跡の出土品が展示されている静岡市立登呂博物館です。
重要文化財指定が775点もあり、展示内容自体も考古学ファンには興味深いのですが、こちらの屋上から見える富士山がきれいなのです。

行かれたら是非屋上にも行ってみてくださいね

静岡県立美術館
住所:静岡市駿河区谷田53-2 TEL:054-273-1515(代表)
開館時間:10時~17時半(入館は17時まで)休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)、年末年始、展示替等のための休館日あり
静岡市立芹沢銈介美術館
住所:静岡市駿河区登呂5-10-5 TEL:054-282-5522
開館時間:9時~16時半 休館日:月曜日、休日の翌日、年末年始、展示替え期間中
静岡市立登呂博物館
住所:静岡市駿河区登呂5-10-5 TEL:054-285-0476
観覧料:300円(特別展開催期400円)、登呂博物館と芹沢銈介美術館の共通券:570円(特別展開催期650円)
開館時間:9時~16時半 休館日:月曜日、祝日・振替休日の翌日、年末年始
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