静岡市・清水旅行① 駿府城(’16.10.15~10.16)

先月になりますが、静岡市に遊びに行ってきました。
静岡県って大昔に行ったきりで、最近は行った記憶がなかったので、今回は趣味の展覧会巡りも兼ねて旅行に行ってきたのですが、予想以上に楽しかったです!
少しずつですが、何回かに分けて紹介しようと思います。
最初に行ったところは美味しいマグロ丼のお店だったのですがそれはまた後日にして、駿府城から始めます。
徳川家康は、今川義元の人質時代に12年間、豊臣秀吉から関東に移封されるまでの4年間、将軍を引退してから亡くなるまでの9年間の約25年間駿府に住んでいたそうです。
その後、駿府城は火事や地震で何回も壊れたり修復されたりしますが、天守閣は寛永12年(1635年)の火事で焼失して以来再建はされていません。
現在は発掘調査中です。

こちらは平成26年(2014)に復元された坤櫓(ひつじさるやぐら)です(入場料100円)。
城の南西に位置する櫓です。
外見は2階建てに見えますが、内側は3階建てです。
内部は木組みだけですが、まだ新しくて木の匂いがしてました。
駿府城についての映像も見せてくれますので、駿府城の基本的なことがわかりますし、係りの人も親切に説明してくださいます。
櫓の入口のところから振り返ると、富士山がきれいに見えますよ。

鷹狩りが好きだった家康像です。
大御所時代の家康の姿を表しているそうです。
恰幅いいですね。

こちらは紅葉山庭園の入口です(入園料150円)。

このお庭、池泉回遊式庭園できれいでしたよ~。

鴨も気持ち良さそうに日向ぼっこしてました。

ここは富士山を模しているみたいです。
この日はお天気も良く、本当に落ち着く気持ちの良いお庭でした。

東御門(ひがしごもん)と巽櫓(たつみやぐら)の入口です(入場料200円)。
L字型の櫓で、駿府城の中で要の櫓だったみたいです。

中は資料館になっています。

これが駿府城の模型です。
3重の堀に囲まれた堅牢なお城だったのですね。

戦乱時は武器庫であったり城を守るため武士が常駐する櫓や門でしたが、平和になった江戸時代ではあまり用をなさなくなり、城主を置かず城代が城を守っていました。
江戸幕府終焉後、徳川慶喜の養嗣子の徳川家達(いえさと)が静岡藩主として駿府城に移ります。
その後、家達が東京に移り、時代が進み戦争により軍基地に改造するため破壊されましたが、現在、櫓や東御門が復元されました。
静岡県民にとって、駿府城は家康への敬慕を形に表したシンボルなのだと思いました。
駿府城公園
住所:静岡市葵区駿府城公園1-1
各施設開館時間:9時~16時半(入園は16時まで)
駿府城公園全施設(東御門・巽櫓、坤櫓、紅葉山庭園)共通券:360円
休館日:月曜日(祝日、休日にあたる場合は休館振替無しで営業)、年末年始(12月29日~1月3日)
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