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美術館「えき」KYOTO 「世界の巨匠たちが子どもだったころ」展

 暑い暑いと言っていたのに、気がつくともう9月。
 朝晩は過ごしやすくなってきました。
 今日は私の誕生日

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 国立国際美術館の友の会に入っているのですが、バースデイプレゼントとして招待券が届きました。
 全く予期していなかったので、うれしかったですね

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 父からは、ムッシュマキノのモンブラン(マロンスペシャル)とガトーショコラ
 ちょっと移動で形が崩れてしまっているのはご愛嬌
 父は、いつもムッシュマキノのケーキを用意してくれるのですが、ここのケーキは期待を裏切らずいつも美味しい。
 ガトーショコラなんて、すごくなめらかなチョコでほっぺが落ちそうでした

 もう年をとるのはうれしくないのですが、プレゼントは何歳になってもうれしいですね

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 さて、京都の美術館「えき」で開催されている「世界の巨匠たちが子どもだったころ」展('16.8.11~9.11まで。入館料800円)を観てきました。
 タイトルどおり、有名美術家73人が10代の頃に描いた作品ばかりを展示した展覧会ですが、着目点が面白いですよね。
 そして、中身もすごかった!

 もうあまりにどれも完成度が高すぎて、「すごい!」を通り越して「こわっ(怖い)」と思ってしまいました
 10代といっても18や19歳ぐらいなら、まぁ納得できる部分もあるのですが、10代半ばぐらいでこんなに描けるのかと思うと才能というのは本当にすごいなぁと思いました。

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 伊東深水(チラシ上部真ん中)なんて、15歳の作品ですよ。
 どんな目でモデルを観察していたのかと思うと、早熟だなぁと感じますね。

 高村光太郎の姉の咲子さんは、私はアーティストとしては知らないのですが、9歳でこの表現!?とびっくりしましたよ
 単なる写生ではなく、自分なりの表現になっているんですよね。

 坂本繁二郎も15歳で、こんなに手馴れたものを描いていたのかと驚嘆しました

 その他の美術家の作品もどれもすごかったのですが、ごくわずかですが中には年齢なりの作品もあり、それを観ると逆に「練習すれば大人になってすごい画家になることもできるんだ」とホッと安心したりもしました。
 天才ばかりでなく努力型の秀才も画家になれますものね

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 図録は15cm×15cmぐらいのミニサイズで1620円でした。
 画家についてのわかりやすい解説も豊富で面白かったです

 面白い企画の展覧会で、オススメです

美術館「えき」KYOTO 住所:京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町 JR京都伊勢丹7階隣接 TEL:075-352-1111(大代表)
 開館時間:10時~20時(最終日17時まで。入館各30分前まで)
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Author:Ms.れでぃ
主に関西で開催されている展覧会を観に行っています。
ゆるゆる感想を書いていきたいと思います。
ローカルネタになりますが、訪問していただけるとうれしいです。

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