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京都市美術館&京都文化博物館 「ダリ」展

 1ヶ月って早い!
 気がつくと不要な広告が・・・。
 あまり詳しく書く余裕がないので、簡単な感想のみ記しておきます。

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 京都で開催されている2つのダリ展を観てきました。
 1つ目は京都市美術館で開催されている「ダリ展」('16.7.1~9.4まで。観覧料1600円)です。

 ダリの初期の作品から晩年までの作品が、年代順に展示されています。
 私は結構ダリの作品を観ているつもりですが、初めて観る作品も多く楽しめました。
 ですが、逆に日本でよく知られているダリの代表作の展示は少なかったように思います。
 溶ける時計やダブルイメージなどは、ここから広がっていったのだなという、ダリの創造の過程がうかがえる展覧会という意味で面白かったです。

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 それに、ダリの画力がしっかりしていたことも再確認できました。
 写真左の「素早く動いている静物」は、1つ1つすごくリアルに描かれていて、物が飛んでいるという構図よりも物体そのものに目が向きました。
 晩年は故郷に帰って風景画なども描いていた(だけではないですが)というのも意外でした。

 図録は欲しかったのですが、2900円とかなり高かったので即断念。
 マイブレインメモリーに記録しておくことにしましょう(笑)。

 ダリの「普通」の作品がたくさん観れた展覧会でした。

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 2つ目は京都文化博物館で開催されている「ダリ版画展-もうひとつの顔-」展('16.7.9~9.4まで。入場料1200円)です。

 こちらは版画200点以上と量が多く、ダリの世界観の断片を観ることができました。
 でも、ちょっと私は目が流れてしまいました。
 友人は面白かった!と言っていましたけどね。

 こちらの図録は2600円。

 この頃どの展覧会も、観覧料も図録も高すぎます。
 値段が上ると、その値段に見合った中身なのか?という評価のハードルも高くなりますよね。

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 ダリ展はこの2つだったのですが、京都市立美術館のコレクション展「きらめきを伝える京都・美の系譜」展('16.7.5~8.24まで。観覧料500円※ダリ展の半券で割り引きあり)も観てきました。

 この展覧会、良かった~!
 涼やかな京都画壇の美しい作品がたくさん観れて、良い目の保養になりました。
 この美術館や向いの近代美術館のコレクションは、良い作品が揃っているのでコレクション展でも十分楽しめるんですよね。
 人も少なかったし、実は今回の3つの展覧会で私の一番のお気に入りはこのコレクション展でした。

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 京都文化博物館からの帰りしなに三条名店街を歩いていて、修学旅行生が食べていたのを見て買ってしまったのが、抹茶ソフトに小豆餡の鯛焼きが添えられている福八さんの鯛焼きソフトです。
 おいしかったです。
 ごちそうさまでした~。

京都市美術館
 住所:京都市左京区岡崎円勝寺町124(岡崎公園内) TEL:075-771-4107
 開館時間:9時~17時(入館は16時半まで) 休館日:月曜(祝日の場合は開館)、年末年始(12月28日〜1月2日)

京都文化博物館
 住所:京都市中京区三条高倉  TEL:075-222-0888
 開館時間:10時~18時(金曜19時半まで。入場は各30分前まで) 休館日:月曜(祝日の場合は翌日休館)
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Author:Ms.れでぃ
主に関西で開催されている展覧会を観に行っています。
ゆるゆる感想を書いていきたいと思います。
ローカルネタになりますが、訪問していただけるとうれしいです。

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