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京都伏見区 石峰寺

 京都の深草にある石峰寺は、伊藤若冲が下絵を描いたという石仏五百羅漢が有名で、一度行かなければと思いながらも今まで行けてなかったのですが、たまたま見た京阪電車の広報誌に期間限定で若冲の掛軸が公開されると書いてあったので行ってきました

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 石峰寺(せきほうじ)は、山号が百丈山(ひゃくじょうざん)、御本尊が釈迦如来仏の黄檗宗のお寺です。
 18世紀初め頃、黄檗宗第6世賜紫・千呆(せんがい)禅師により建立された禅道場だそうです。
 伊藤若冲は、晩年、石峰寺の古庵に住んで生涯を終えているため、若冲のお墓もあります。

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 階段を上ると山門が見えます。
 黄檗宗らしい門構えですね

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 こちらで受付します。
 普通の拝観料は300円ですが、若冲の掛軸特別展示会も見させていただくと1000円(拝観料含む)になります。
 この掛軸特別展示会は、毎年伊藤若冲の命日である9月10日(私の誕生日!)に法要があり、その後に行われるようです(最近は春も展示会があるようですが)。
 はっきりとはわからないのですが、今年は少し期間を延長して9/6、9/7も展示していると京阪の広報誌に書いてあったので先週末に行ってきました。

 和室のお部屋1室に、鶏の掛軸3幅、シュモクザメ、カワハギ、藤娘、寒山拾得、金棒、鷹の計9幅の掛軸が掛けられていました

 その中で私が一番気に入ったのは、カワハギです。
 カワハギの顔の大きさがすごく上手く表現されていました。
 
 夫はシュモクザメに驚いていました。
 この時代、泳いでいるシュモクザメを若冲は見ていない筈なので、想像で描いたことにびっくりしたみたいです。
 
 寒山拾得はデロリ系ではなく、かわいい系でした(笑)。
 鶏は、若冲お得意の鶏です。
 金棒は斬新ですし、藤娘は若冲は女性も描いたのだなという感じです。
 
 こちらの掛軸は、オファーはたくさんあるそうですが、展覧会でもほとんど貸し出ししていないそうです。
 来年は若冲の生誕300周年記念の展覧会が各地で企画されているみたいで、珍しくこちらのお寺も掛軸を少しお貸しするそうです。

 ここで展示する掛軸も、会ごとに少しお軸を替えられるそうです。
 何幅所蔵されているのかは内緒だそうですが(笑)。

 なかなかこんなに近くでじっくり観ることはできないので、大変良い機会でした

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 こちらは本堂です。
 もともとは薬師如来さまが御本尊だったみたいですが、2度の本堂焼失で現在の釈迦如来さまが御本尊になられたようです。
 白檀製?と思うような木の色がきれいな仏さまでした。
 桟も卍形になっていますし、凝っていますよね

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 ここが五百羅漢の入口です。
 五百羅漢は撮影禁止なので写真はありませんが、落ち着いて良い感じでしたよ~
 外にあるので風雨に削られて丸みがでていますが、山の草木になじんでいて、羅漢さまたちが山の中に住んでいらっしゃるという雰囲気です。
 表情などはしっかりしており、さすがは若冲!という感じですね。
 なんか癒されました

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 御朱印もいただきました。
 「高着眼」、こちらは道場でもあるので、修行される方が高い着眼をもてるようにというような意だそうです。

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 今日(9/10)は若冲忌です。
 10時半から法要があり、その後、年に1~2回の若冲の掛軸の展示会が開かれます。
 宣伝はほとんどされず、HPぐらいしか展示会のお知らせも普段はされないみたいですので、行ける方は寄ってみられたらいかがでしょうか。
 今日はちょっと人が多いかもしれませんが、落ち着くお寺ですよ

石峰寺
 住所:京都市伏見区深草石峰寺山町26 TEL:075-641-0792
 拝観時間:3月~9月は9時~17時、10月~12月は9時~16時
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主に関西で開催されている展覧会を観に行っています。
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