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京都 承天閣美術館 「伊藤若冲の名宝展」

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相国寺境内にある承天閣美術館では「相国寺 金閣寺 銀閣寺所蔵 伊藤若冲の名宝展」('14.6.15~9.23まで。拝観料800円)が開催されています。

 相国寺と伊藤若冲の関係は、若冲が相国寺の住持であった梅荘顕常(大典)和尚と深い師弟関係・交友関係をもったことからはじまります。
 そのことにより、若冲は相国寺や金閣寺、銀閣寺の寺宝と接する機会に恵まれ、それらの寺宝に触発され、作品を多数製作し、鹿苑寺(金閣寺)大書院障壁画50面を手がけました。
 若冲の末弟が亡くなった時に相国寺に寄進したのが、有名な「動植綵絵」30幅と「釈迦三尊図」3幅です。
 こういった関係から、相国寺には若冲の生前墓もあるそうです(私はまだ若冲の生前墓に行ったことがありません)。
 実際のお墓は、前回紹介した伏見の石峰寺ですけどね。
(それも土葬みたいです)

 今回の展覧会では、鹿苑寺(金閣寺)大書院障壁画が展示されていました
 数えていないのではっきりわかりませんが、50面全部展示されていたような。
 その中で、私は「秋海棠図襖絵」がお気に入り。
 襖のほぼ下側のみに絵が描かれているのですが、その余白がなんともいえない秋らしさを感じさせてくれます

 「動植綵絵」は現在、宮内庁所蔵になっていますが、一緒に相国寺に寄進された「釈迦三尊図」は今回3幅揃って掛けられていました。
 色が鮮やかできれいです。

 師と仰いだ梅荘和尚に賛を書いてもらった作品もありました。

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 「群鶏蔬菜図押絵貼」に描かれている鶏は、サッと軽快に描いているけれど筆の運び、墨の濃淡が達筆です。
 先日、石峰寺で観た鶏の兄弟か親類です(笑)。
 今回の作品は、軽快な鶏に野菜が描かれていて、この野菜も味わいがありました

 まるで字のような「山水図」も私は惹かれました

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 若冲の手慣れた筆致が堪能できるこの展覧会は9/23(火)までです。
 会期中は無休なので、月曜日も開いています。
 若冲ファンは見逃せませんよ

承天閣美術館
 住所:京都市上京区今出川通烏丸東入上ル相国寺門前町701 TEL:075-241-0423
 開館時間:10時~17時(入館16時半まで) 休館日:展示替え期間、年末年始
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主に関西で開催されている展覧会を観に行っています。
ゆるゆる感想を書いていきたいと思います。
ローカルネタになりますが、訪問していただけるとうれしいです。

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