美術館「えき」KYOTO 「日本画にみる『さくら』展」

 造幣局の本物の桜の紹介の次は、日本画の桜の展覧会の紹介です

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 京都伊勢丹の美術館「えき」KYOTO では「日本画にみる『さくら』展-横山大観から中島千波まで-」展('14.4.3~4.22まで。入館料900円)が開催されています。

 この展覧会も様々な桜の競演で、気持ちが華やぎました

 まず最初は加山又造の「春」という作品から始まりますが、これが深い青に桜と、シブくも煌びやかで、現代の人らしい色彩でした

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 東山魁夷も青地に桜だったのですが、こちらは魁夷らしく穏やかで心が落ち着くような夜桜で惹かれました

 加山又造は屏風も展示されていたのですが、この人の作品はなんか豪華に見えるんですよね。
 絵画なら社長室に飾るのが似合いそうなイメージ(笑)。

 屏風は中島千波や平松礼二も展示されていましたが、どちらも美しかったです。

 今尾景年の掛軸もしっかりした桜の枝ぶりに朧月の対比が良いですね。

 冨田渓仙の「御室の桜図」は、見てきたばっかりの八重桜が描かれており、なんかうれしくなりました

 下村観山の「春秋」は葉の色が美しい
 春秋という題材で、秋の葉っぱを目立たせるなんて、やっぱりこの人、巧いわと思いました。
 技量でいえば大観より観山の方が巧いですよね。
 
 下村観山の作品を観ていると、なんかいつも榊原紫峰を思い出します。
 どちらも技巧派。
 東の大観、西の栖鳳とよく言われていますが、東の観山、西の紫峰という比較も有りだと思いません?
 
 観山の「春秋」は、長野市の水野美術館所蔵です。
 この美術館は私も昨年行ってきたのですが、ここの日本画コレクションすごいですよ。
 長野に行かれたら是非寄ってみてください。
 ちなみにこの「さくら」展は、次、水野美術館に巡回するみたいです('14.4.26~6.1まで)。
 
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 話は逸れましたが、チラシの表紙になったのは上村松園の「桜可里」です。
 満開の桜に着物の柄も桜で、春らしいですよね。

 人物で言えば、伊藤小波の「花の頃」もかわいかったですよ。

 展覧会の最後を締めるのは、松園の孫の淳之さんの「月汀」。
 鳥からも春を感じました。

 図録は2484円です(消費税8%込み)。

 桜をこのような様々な感性で描けるなんて、またそれを愛でることができるなんて、日本人で良かったと思える展覧会でした。
 春にふさわしく、オススメですよ

美術館「えき」KYOTO
 住所:京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町 JR京都伊勢丹7階隣接 TEL:075-352-1111(大代表)
 開館時間:10時~20時(最終日17時まで。入館各30分前まで)
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