とある婦人の忘備目録

展覧会、映画、お寺などを観ること、食べることを中心に感想を綴っていきます。

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京都 清水三年坂美術館 「芝山と杣田」展

 この前、八坂の塔の紹介をしましたが、それはこの三年坂美術館に行く途中だったのです。
 まだ、期限があると思っているといつものように終了ぎりぎりになってしまうので、忘れないうちに紹介しますね

      somasiba1.jpg
 清水三年坂美術館では「欧米が愛した輸出蒔絵の華-芝山と杣田」展('13.5.24~8.18まで。入館料500円)が開催されています。

 芝山や杣田といってもどんなものか全然知らなかったのですが、もう見たら細かくて美しい細工に圧倒されました

 言葉の上でもどんなものなのかと知りたいと思い調べてみると、芝山細工は主にに象牙や紫檀の素地に,牙角,螺鈿,珊瑚などを薄肉に彫り,花や鳥獣、人物などを表して嵌入したものだそうです。(コトバンクより)
 
 芝山細工は、小刀を含めてチラシの右半分の作品がそうです。
 すごくきれいですよね

 芝山細工はそれはもう豪華で見映えがしますので、いかにも外国人好みという印象です。
 それでも今回の展示品は、ゴテゴテしすぎるとは感じないような抑制もきいており、やっぱり明治の日本人の美意識ってステキだなと思いました。
 これがあともう少しやりすぎると、成金趣味でかえって下品に思えそうなんですけどね。

 チラシにあるナイフなんて、もう美しすぎて使えない(笑)。
 
 小刀も実用品ではなく装飾品のようですが、見るたびに美しいとつぶやきそうです(笑)。

 一方、杣田細工は漆工の青貝細工(螺鈿)の一手法で、菱形や方形に切った青貝と金・銀切金の細片を組み合わせて精細な文様を表すものだそうです。(コトバンクより)

 こちらは派手さではくシブイ美しさで勝負です。
 チラシの左半分の作品が杣田細工なのですが、文様の細かさがわかりますかね?
 この細かい金や銀の文様と螺鈿の地の色があいまって、しみじみきれいだなと思います

 こちらは飾って楽しむのではなく、いつも身近に置いておいて使って楽しみたいような美しさですね。
 印籠や小箱など小さいものが多いので、余計に手元に置いといて使う喜びを感じたいです。
 持った質感もつるつるそうですので、使ってもひっかかって細工が取れるという心配もなさそうですしね(笑)。

 芝山と杣田、全く正反対の美しさですが、どちらも間違いなく心惹かれる芸術品です。
 工芸品がお好きな方もそうでない方も、見られると「すごい!」と感心されると思いますよ
 オススメの展覧会です

清水三年坂美術館
 住所:京都市東山区清水3-337-1 TEL:075-532-4270
 開館時間:10時~17時(入館16時半まで) 休館日:月・火(祝日開館)、展示替期間、臨時休館あり
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