H25.6.9で終了の関西の展覧会
今年の春は大きな展覧会が目白押しでしたね。
自身の忙しさもあり、詳しいブログが書けなくて残念なのですが、せっかくの展覧会なのでごくごく簡単になると思いますが紹介しておきますね。
今回紹介する展覧会は全て今日(6/9)までです。
興味のある展覧会はお見逃しなく。

まず最初は、京都市美術館で開催されている「リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝」展('13.3.19~6.9まで。観覧料1500円)です。

名門ですがオーストリアの一貴族だったリヒテンシュタイン家が、蒐集した美術品で侯国を成立させます。
その美術品の一端が見れるのですからワクワクです。
観てみると、1つ1つの作品も素晴らしいのですが、展示方法が貴族の宮殿をイメージさせ、まるでリヒテンシュタインの宮殿を見学しているような気分になりました。
とくに「バロック・サロン」というコーナーは、絵画だけでなく彫刻や工芸品、家具なども展示され豪華で華麗でしたよ。
絵画では、ルーベンスの愛娘の「クララ・セレーナ・ルーベンスの肖像」やヴァン・ダイクの「マリア・デ・タシスの肖像」もよかったのですが、私のイチオシはクリストファーノ・アッローリの「ホロフェルネスの首を持つユディット」です。
こわいですけど、ユディットの表情が印象的ですので、行かれる方は是非チェックしてみてくださいね。
図録は2500円です。
侯爵家の審美眼がわかる展覧会でした。
楽しかったです。

次に紹介するの展覧会は、大阪歴史博物館で開催されている「美と恐怖とユーモア 幽霊・妖怪画大全集」展('13.4.20~6.9まで。観覧料1200円)です。
この展覧会は、文字通り幽霊や妖怪の絵のオンパレードですが、応挙や芦雪や若冲の江戸時代から昭和の肉筆画まで揃っていました。

若冲の「野晒図」が私のイチオシです。
浮世絵は私の好きな芳年の作品が多く出品されており、心の中でキャーキャー騒いでいました。
解説がちょっと軽すぎて私の好みではありませんでしたが、内容はすごく充実しており良かったです。
結構、混んでおり、私もですが、日本人は幽霊とか好きなんだなぁと改めて思いました。
図録は2000円です。
人気の展覧会だけのことはあります。
見応えがありました。

ミホミュージアムで開催されているのは「古代ガラス-色彩の饗宴-」展('13.3.9~6.9まで。入場料1000円)です。
ガラスって、いつの時代のでもきれいですね。
きれいな作品が多くて、うっとり見れました。
この展覧会の良かったところは、作り方の説明が多かったことです。
複雑なガラスの模様がどのようにして作られているのかよくわかりました。

古代のガラスの作り方を研究し、現代で再現した松島巌さんのミニコーナーがあったのですが、めちゃ美しくずっと眺めていたかったです。
図録は2800円でした。
ちょっと高くて買えませんでしたが、松島さんのミニパンフは500円でしたので購入。
本当に美しく、ちょっときれいなものが見たいなと思ったときにページをめくって楽しんでいます。
特別展だけでなく常設展示も良いですので、行かれる方は特別展・常設展ともに観てくださいね。

最後に紹介するのは、信楽にある滋賀県立陶芸の森陶芸館で開催されている「フランス印象派の陶磁器1866~1886 ジャポニズムの成熟」展('13.3.9~6.9まで。観覧料700円)です。

この展覧会は、印象派やジャポニズムのエッセンスを陶磁器で表現した作品を展示したものです。
ジャポニズムは、北斎漫画の動植物のモチーフを取り入れたものなどがありました。
なかなか面白い試みだとは思いますが、成功しているものとそうでないものがあるような(笑)。
やはり動物より植物の方が陶磁器の柄としては合うように私は思います。
図録は2200円でした。

紹介が遅くなってしまいましたが、どの展覧会も特徴があり楽しかったです。
京都市美術館
住所:京都市左京区岡崎円勝寺町124(岡崎公園内) TEL:075-771-4107
開館時間:9時~17時(入館は16時半まで) 休館日:月曜(祝日の場合は開館)、年末年始(12月28日〜1月2日)
大阪歴史博物館
住所:大阪市中央区大手前4-1-32 TEL:06-6946-5728
開館時間:9時半~17時(金曜は20時まで) 休館日:火曜、年末年始(12月28日~1月4日)
ミホミュージアム
住所:滋賀県甲賀市信楽町桃谷300 TEL:0748-82-3411
開館時間:10時~17時 展覧会開催期間のみ開館
滋賀県立陶芸の森陶芸館
住所:滋賀県甲賀市信楽町勅旨2188-7 TEL:0748-83-0909
開館時間:9時半~17時(入館は16時半まで) 休館日:月曜
自身の忙しさもあり、詳しいブログが書けなくて残念なのですが、せっかくの展覧会なのでごくごく簡単になると思いますが紹介しておきますね。
今回紹介する展覧会は全て今日(6/9)までです。
興味のある展覧会はお見逃しなく。

まず最初は、京都市美術館で開催されている「リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝」展('13.3.19~6.9まで。観覧料1500円)です。

名門ですがオーストリアの一貴族だったリヒテンシュタイン家が、蒐集した美術品で侯国を成立させます。
その美術品の一端が見れるのですからワクワクです。
観てみると、1つ1つの作品も素晴らしいのですが、展示方法が貴族の宮殿をイメージさせ、まるでリヒテンシュタインの宮殿を見学しているような気分になりました。
とくに「バロック・サロン」というコーナーは、絵画だけでなく彫刻や工芸品、家具なども展示され豪華で華麗でしたよ。
絵画では、ルーベンスの愛娘の「クララ・セレーナ・ルーベンスの肖像」やヴァン・ダイクの「マリア・デ・タシスの肖像」もよかったのですが、私のイチオシはクリストファーノ・アッローリの「ホロフェルネスの首を持つユディット」です。
こわいですけど、ユディットの表情が印象的ですので、行かれる方は是非チェックしてみてくださいね。
図録は2500円です。
侯爵家の審美眼がわかる展覧会でした。
楽しかったです。

次に紹介するの展覧会は、大阪歴史博物館で開催されている「美と恐怖とユーモア 幽霊・妖怪画大全集」展('13.4.20~6.9まで。観覧料1200円)です。
この展覧会は、文字通り幽霊や妖怪の絵のオンパレードですが、応挙や芦雪や若冲の江戸時代から昭和の肉筆画まで揃っていました。


若冲の「野晒図」が私のイチオシです。
浮世絵は私の好きな芳年の作品が多く出品されており、心の中でキャーキャー騒いでいました。
解説がちょっと軽すぎて私の好みではありませんでしたが、内容はすごく充実しており良かったです。
結構、混んでおり、私もですが、日本人は幽霊とか好きなんだなぁと改めて思いました。
図録は2000円です。
人気の展覧会だけのことはあります。
見応えがありました。

ミホミュージアムで開催されているのは「古代ガラス-色彩の饗宴-」展('13.3.9~6.9まで。入場料1000円)です。
ガラスって、いつの時代のでもきれいですね。
きれいな作品が多くて、うっとり見れました。
この展覧会の良かったところは、作り方の説明が多かったことです。
複雑なガラスの模様がどのようにして作られているのかよくわかりました。

古代のガラスの作り方を研究し、現代で再現した松島巌さんのミニコーナーがあったのですが、めちゃ美しくずっと眺めていたかったです。
図録は2800円でした。
ちょっと高くて買えませんでしたが、松島さんのミニパンフは500円でしたので購入。
本当に美しく、ちょっときれいなものが見たいなと思ったときにページをめくって楽しんでいます。
特別展だけでなく常設展示も良いですので、行かれる方は特別展・常設展ともに観てくださいね。

最後に紹介するのは、信楽にある滋賀県立陶芸の森陶芸館で開催されている「フランス印象派の陶磁器1866~1886 ジャポニズムの成熟」展('13.3.9~6.9まで。観覧料700円)です。

この展覧会は、印象派やジャポニズムのエッセンスを陶磁器で表現した作品を展示したものです。
ジャポニズムは、北斎漫画の動植物のモチーフを取り入れたものなどがありました。
なかなか面白い試みだとは思いますが、成功しているものとそうでないものがあるような(笑)。
やはり動物より植物の方が陶磁器の柄としては合うように私は思います。
図録は2200円でした。

紹介が遅くなってしまいましたが、どの展覧会も特徴があり楽しかったです。
京都市美術館
住所:京都市左京区岡崎円勝寺町124(岡崎公園内) TEL:075-771-4107
開館時間:9時~17時(入館は16時半まで) 休館日:月曜(祝日の場合は開館)、年末年始(12月28日〜1月2日)
大阪歴史博物館
住所:大阪市中央区大手前4-1-32 TEL:06-6946-5728
開館時間:9時半~17時(金曜は20時まで) 休館日:火曜、年末年始(12月28日~1月4日)
ミホミュージアム
住所:滋賀県甲賀市信楽町桃谷300 TEL:0748-82-3411
開館時間:10時~17時 展覧会開催期間のみ開館
滋賀県立陶芸の森陶芸館
住所:滋賀県甲賀市信楽町勅旨2188-7 TEL:0748-83-0909
開館時間:9時半~17時(入館は16時半まで) 休館日:月曜
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